6月4日には、ネグロス・キャンペーン(JCNC)をついだAPLAの総会のあと、JCNC誕生30周年記念交流会がありました。岡山からは事務局長が参加をしました。「鬼木さんからも何か一言」といわれ、次のメッセージを書きました。
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お集まりの皆さまとともに
皆さん、クムスタカナ? JCNCが誕生して、30年。お集まりの皆さまとともに岡山からお祝いをいたします。本当は久しぶりに皆さんのお顔をみたかったのですが、申し訳ありません。
JCNC岡山では、昨年度、フェアトレードを楽しもうと、ハリーナ(APLA機関誌)でしか存じ上げなかったAPLAの若いスタッフ大久保ふみさんと野川未央さんを岡山にお招きして話を聞きました。思いがけず、廣瀬康代さんにもお会いすることができて嬉しかったです。大久保さんは「何で私が招かれたの?」と思われたようですが、皆さんとお会いして、JCNCがいい形で若い皆さんにバトンタッチをされ、APLAとして花開いていることを実感しました。これ以上にない喜びに感慨ひとしおで、東京の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
JCNCの活動をはじめてから、ちょうど10周年のときに、まるで神様からのプレゼントのように、2つの家族と友達になりました。チータ家族(写真はチータの子どもさん、お孫さん)とサンフリアンのジュペル家族です。それから20年の時を経て、昨年にはジュペルの子どもたちから、FBでの友達申請が突然届きました。思いがけず、ジュペル夫妻の姿を写真で見ることができ、びっくり。そろそろ、会いにいきたくなっています。
私自身は市議会議員となり10年目となりました。JCNCの活動をしていなかったら、おそらく市議会議員という道を歩んでいなかったと思います。JCNC岡山の活動はゆっくりとなりましたが、地球全体を意識しながら、安心と未来ある地域づくりを行っていることには変わりありません。
当時の前島代表が、日本とフィリピンの不平等な関係は100年かけて作られたから、対等な関係づくりは同じ時間が必要だろうというようなことを言われていました。いろんなことが思い出されますが、まだ30年。でも、日本でもネグロスでも若い皆さんにバトンタッチが行われていることは、私の希望です。
寺田くん(APLAの最年少スタッフ)、ぜひ、岡山に^^。
鬼木のぞみ