一内閣の解釈変更で集団的自衛権容認が行なわれました。戦後日本の平和主義を担保してきた憲法解釈が、国民に是非を問うことなく、国会での議論がほとんどないままの閣議決定。立憲主義の否定、民主主義の否定です。
同じ7月1日の今日、沖縄防衛局は辺野古工事にとうとう着手しました。私は、その辺野古に。米軍普天間飛行場移設に向けた工事です。沖縄の美しい海と、10年以上もテント村で座り込みを続ける皆さん。ご一緒の写真は、この10年テント村を支えていらっしゃる事務局の篠原さんです。
緊張感高まる慌ただしいテント村でした。けたたましい音とともにオスプレイが飛んでくるのも見ました。暮らしのなかにオスプレイがあるのです。
沖縄タイムスには、「集団的自衛権の行使容認、ガイドライン見直し、辺野古移設の3点セットによって沖縄の軍事要塞化が進むのは間違いない。沖縄が標的になり、再び戦争に巻き込まれることがないか、県民の不安は高まるばかりである」と。
沖縄県議会は6月30日、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強引に推し進める安倍内閣に強く抗議し、慎重審議を求める意見書を、与党の公明党を含む賛成多数で可決しています。岡山市議会は残念ながら、継続審議です。
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今回のすばらしいスケジュールを組んでくださった前原さんと沖縄在住の息子さん。食事のあと、息子さんの三線が。私も三板(さんば)に初挑戦。沖縄への深い思い入れに敬意いっぱいです。今までも、これからも、沖縄との皆さんと連携なしに「平和」への道は歩めません。