市民の方から、岡山市のHPに「みんなのおかやま Vol2 特集『行財政改革』」が載っていると連絡がありました。そのなかの座談会「市民恊働の事業仕分け」で、市民評価者が事業仕分けを振り返っています。
私は、全国に先駆けて公募による市民参加で事業仕分けを行なったこと、最近では若者枠を設けたこと、無作為抽出で委員を決めたことなどは評価していいと思っていますし、私自身が議会の場で提案してきたことも反映されています。
私は、どの事業を市民事業仕分けにかけるかを行政内部でのみ決めているところが問題であると議会の場で提起していますが、この座談会のなかでも指摘をされています。
この冊子の大きなテーマは「行財政改革」。現在出されている「岡山市職員採用中期計画」で、私は、安易/安直な民間化や非正規職員化はワーキングプアを作ることに結びつくのではと問題視しています。
なお、市民の方から質問があったのですが、行革で生み出された財源を福祉や医療に積極的に役立てているという項。妊婦一般健康診査事業で約7億円とあります。5回までだったのが、今、14回にまで公費負担回数を拡大していますが、それには、国の交付税措置があるのでは、県からの基金があるのではと。それを丸ごと掲載するのはいかようかとのこと。
多くの家庭に配布されます。皆さんからのご意見をお待ちしています。