岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

12月19日 田中さんによる「若者のためのESD」

2010-12-19 | おにき日記





 「鬼木さん、がんばっているね」って、お花束をいただきました。元気の出るオレンジ色です。こんなサプライズはとても嬉しいです。
 さて、今日は、田中治彦さん(上智大学教授、国連・持続可能な開発のための教育の10年円卓会議」委員)をお招きして、ワークショップ「若者のためのESD~『私』から広がる世界~」を行いました。
1.大切にしている「もの」を語りながらの自己紹介「ものローグ」。私の場合は、毎日1本食べる「ネグロス・バナナ」。
2.自分がどんなつながりのなかで生きているのかという「私ってなに?」。このWSは、今まで何度も私自身は体験していますが、その時々によって変わってきます。今回のWSでは、私のすべての活動が地域でそれぞれ暮らしている〈具体的な皆さん〉につながり、そんななかで自分自身が支えられているという実感がありました。
3.原風景マップ。10歳のときの自分の遊び場を描きます。10歳というのは、心と体が安定している時期なんだそうです。それから自分がどのように育まれたのか。我が家は教会でしたので、周りじゅうから私の4人きょうだいの友達が遊びにきて、我が家と家の前の広場的な道は、毎日、にぎやかでした。
4.「みよし町中華街構想」。多文化共生について学ぶロールプレイです。商店街に中華街を作ろうという構想をめぐっての意見・感情の対立をテーマとするものです。話し合いの仕方に個性がでて、「なるほど」と思わせる言葉が飛び出してくるので、田中さんのロールプレイはいつも刺激的です。
5.自分の近未来を構想するということで、「30歳の私」。10人の30歳の具体的な提示が行われ、自分の将来像をイメージするものです。
 そして、さいごに、自分にとって大切なものの「ダイアモンド・ランキング」。収入、仕事、友人、家族、社会・地域への貢献、健康、社会的評価etc、10個に順番をつけて、互いに意見交換をするというものです。
 どれも正解があるわけではありません。自分自身をみつめ、自分の生き方・人生と重なりあわせて、地域や地球的な課題に取り組んでいく。また、隣人との共感や話し合いの仕方を学んでいく。田中さんのワークショップは、肩肘張らずに素直に臨めるのが魅力です。


コメント
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