岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

12月8日 岡山市職員採用中期計画~官製ワーキングプアを作ってはいけません~ & イノシシ肉の味噌漬け

2010-12-08 | 議会


 個人質問5日目、5人の方からの質問です。
 私も取り上げましたが、多くの議員(会派でいうとすべての会派)から、岡山市職員採用中期計画にまつわる質問が行なわれました。この議会に先立って行なわれた総務委員会で突然に計画素案が提示され、本年度中には策定したいとのこと。この素案では、政令指定都市で最低という人件費比率(歳出総額に占める人件費比率)を17%台まで下げることを目標とし、民営化や民間委託の積極的な推進や、多様な雇用形態の活用などで、最少の人員で最大の市民福祉を実現するとしています。が、官製ワーキングプアを作り出すものであり、多くの問題を抱えていると思います。
 現場の窮状を具体的にとりあげる議員。入札など多くのミスに職員数不足を指摘する議員。人件費比率を17%台まで下げることを目標にしていること自体に疑問を呈する議員。これだけ全体で疑問の声があがっているので、当局は真摯に受けとめる必要があります。私も単純に人件費比率の数値のみを取り上げ、云々するのはおかしいと思っています。
 例えば…。私が暮らす地域にある津島小学校では、この春から学校給食の民営化が始まりました。食の安全を守るために全施設に栄養職員を配置するのが、民営化にあたっての市民への約束です。それを、退職者不補充で再任用・嘱託職員をあてるとしています。2008年に出された岡山市学校給食運営検討委員会の提言にも明記されていますが、これを総務局が勝手に反故にしていいのでしょうか。

 昨日行なった私の質問について、幾人かの市職員の方からアドバイスをいただきました。本当に嬉しいです。心して臨みたいと思います。

   *        *        *

 帰宅すると、夫が、嬉しそうにイノシシの味噌漬けを焼いていました。私たちは、イノシシ肉の一番美味しい食べ方は、味噌漬けではないかと思っています。ほどよく肉が熟成していて、美味しくいただきました。




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