岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

2月3日 特別委員会視察・別府市/安心できる育児指導

2010-02-03 | おにき日記





 今日から、3日間、男女共同参画次世代育成調査特別委員会の視察です。今回のテーマは「子育て支援」。

 初日は別府市の“ペリネイタルビジット(育児等保健指導)事業”について。産婦人科医と小児科医が連携し、子どもが生まれる前から小児科医による育児指導の機会を提供することで、育児不安の解消と生まれた子どものかかりつけ医の確保を図るものです。医師会からの働きかけで別府市も連携し、保健師による妊産婦への指導・育児支援を行っています。産科・小児科へは別府市から委託料が支払われています。虐待防止にもつながっているとのことでした。
 月に1回のケース会議が専門部会でもたれ、必要なケースには継続したケアが行われています。合わせて「こんにちは赤ちゃん事業」で、生後4ヶ月までの赤ちゃんに保健師が全戸訪問をしています。
 岡山市では愛育委員の皆さんが大きなサポートをしてくださっていますが、別府市にはその制度がなく、すべてが保健師。保健師は大忙しのようです。また、産科医院の数について、岡山市がとても恵まれていることを改めて認識させられました。
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 別府市の人口は12万人余りですが、男性5.5万人、女性6.5万人と女性が1万人多いまちです。温泉による観光都市ということで、女性が働きやすい職場が多い。だからかどうか。出生率が全国平均よりかなり低いのです。
 また、外国人人口は約4500人、うち留学生は3500人(3大学)。外国人人口比率は日本一の別府市は、「国際交流都市宣言」をしています。写真は記念碑前で。ペリネイタルビジット事業においても要支援の理由に、「外国人」であることがあがってきます。言葉の問題とお国柄…。子どもの健診で必要なときには、通訳も一緒に赴くそうです。
 議場がとても明るくて、バリアフリー。代表質問なしで、一問一答式(1時間)。自席にマイクがついています。
 別府では名物をということで、“別府冷麺”を売り出し中。韓国冷麺風だけど、麺は太くてそば粉が入っていました。あっさりしたスープが並々と。美味しかったです。




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