明日の部落史フィールドワークに備え、土曜日に東京入り。お久しぶりに明石書店の石井社長とお会いしました。人権問題を学ぶために、私は若い頃から、「明石書店」の書籍に親しんできました。私の石井さんの印象は、ご自身を語ることを原点に、ずばっずばっと差別問題の本質を心に投げてこられる方。
その石井さんが、昨年(2008年)、3000点を数える日本やアジア各地域の差別や貧困など人権問題に関する今日までの出版活動が評価され、「ラモン・マグサイサイ賞」 を受賞されました。ラモン・マグサイサイ賞は「アジアのノーベル賞」といわれ、フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団によってアジアで社会貢献に功績のあった個人、団体に贈られるもの。そういえば、フィリピン大好きな私は明石書店のフィリピン関係書籍も読ませていただきました。
出版活動だけでなく、子どものシェルターや里親活動などにも深く関わっておられます。写真をご一緒できなかったのが残念。