今日は議案審議で、各常任委員会がありました。総務委員会以外は終了です。
私の市民・文教委員会では、とても嬉しいことが一つ。「岡山朝鮮初中級学校に対する補助金の増額を求める陳情書」が全会一致で採択です。岡山朝鮮初中級学校は倉敷市にありますが、倉敷市在住児童・生徒(35名)に倉敷市が1,665,000円/年の補助をしているのに比して、岡山市は在住児童・生徒(36名)に288,000円/年(一人あたり年額8000円)の補助しかなかったのです。全国的にみても低い数値で、以前から増額を求める声が強かったのです。学びは〈子ども〉の権利。当局も前向きに検討をと。多文化共生社会をめざす岡山市としては、民族のアイデンティティについても深めていく必要があります。
実は、他の常任委員会になるのですが、嬉しいことがもう一つありました。明日の日記に書こうと思います。
市民局では、区づくり推進事業審査会設置条例。本来はこの事業の本体にあたる補助金交付要綱(案)が出されて、事業を具体的に検討した上で、審査会設置条例について賛否を討議したかったわけですが、残念ながら要綱概要(案)しか出されませんでした。要綱については委員会にお示ししていただくことに。市民の自由な活動を保障するために事業について幅を持たせてほしい、審査会委員の公募枠を大きくしてほしいなど、討議をしました。
委員会の場でも「イベントより周辺の公共交通を考えてほしい」という声がありましたが、本来は、「どんな区、どんなまちづくりをするのか」に基づいて課題を討議し、解決していくための区民会議が必要です。「区づくり推進事業」については、これはこれで討議をしましたが、今後も、区民会議については、提案をしていきたいと思っています。
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家に帰ると、夫がイノシシの骨でダシというかスープをとっていました。夫は上手にアクをとっていて、とても上品な味に。ウドンでいただきました。また、燻製も。これはこれで美味しかったですが(もちろん、感謝)、味噌付けが肉が熟成してイノシシ料理には一番美味しいねと、夫と話しました
本議会質問で、佐賀県武雄市の「いのしし課」のことが取り上げられていました。イノシシを使った特産品開発、鳥獣保護に関する部署です。イノシシを捕獲しても販売先が限られていると聞きます。どうしたら、棲み分けていくことができるのか。里山づくりも含め、「いのしし課」の話を聞いてみたいと思います。
実はこの武雄市。特別委員会の視察で訪れたとき、樋渡啓祐市長が直々に挨拶・説明をされました。まさにトップセールス。とても興味深い市長でしたので、ときどき、ブログを読んでいます。