NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

塾の宿題

2012年10月29日 22時47分30秒 | 学習塾
当教室では宿題を毎回の授業で出しています。
次回の授業日と共に紙に書いて全員に渡しています。
(小中学生)
子どもたちはそれを見て次回の塾の日と宿題を確認して
自宅で学習してくれれば、との思いからそうしています。

しかし、僕自身はこのシステムに関しては
若干、心配する部分があるのです。

宿題を忘れないように、など連絡帳のような役割にも
なっているので廃止にするわけにはいきませんが
できれば宿題くらいは自己管理をしてもらいたいと
思うのです。だから高校生にはしていません。
(中にはしている人もいますが・・・)


宿題の内容は本日の授業内容を主にワークなどから
出題していますが、宿題ですから、解答は塾で預かっています。

しかし、僕個人的な理想を言いますと、子どもたちには
解答を見て自己採点してみて、理解不足だと感じたら
もう一度やってみる、くらいの熱意が欲しいのです。


テスト前なのに、学校のワークを学校に置いてきた、とか
提出物をやったのは良いのですが
やりっ放しで答合わせすらしていなかったり
本当に点数を取りたいの? と、思ってしまいます。


ただ、これはやり方がわからないのです。
普段から宿題をやりっ放しで塾に提出すれば
塾で丸付けをしてもらい、間違ったところを教えてもらえる。

その循環が勉強のサイクルだと勘違いしているから
自然とそういう学習スタイルになってしまうのかもしれません。

僕が心配している部分はこの部分です。
丁寧に管理しすぎる弊害が出てしまっては
本末転倒なので、少しやり方を考えなくてはいけないと思っています。

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