NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

学力アップを目指す指導とは

2009年10月19日 22時41分46秒 | 指導方法
いくら親身になって教えてくれる先生がいたとしても
残念ながらその先生の力だけでは点数は上がりませんし
学力もつきません。

逆に、とても大ざっぱながらも要所を押さえて
鍛えてくれる先生に習えば点数は上がりますし
学力もどんどんついてきます。


その違いは以前からずっと言い続けていますが
「教わる」だけではダメだと言うことです。


運転免許証を取得された方ならお分かりだと思いますが
教官が運転するのを肝心の生徒が助手席から
ずっと見ながら説明を聞いていても
運転は出来るようになりませんし
免許取得後も実際の道路を走ってみなくちゃ
安全運転など出来るようにはなりません。

つまり「やってみる」ことなのです。
学習も全く一緒です。

我々講師は要領よくやれるようにアドバイスしたり
やる気にならないときにモチベーションを上げることが
重要だと思ってその任務を背負っています。

一生懸命に問題の解き方を指導することが
生徒たちの学力を上げるわけではありません。
これは我々大人社会で考えても容易にわかります。

種々のセミナーに出て感動したり、勉強になったと
感じていたとしてもそれを実行しない限り自分の成績は
絶対に上がりません。

「講師に上げてもらう」とか、「講師が上げてやる」
と、いうスタンスになっては絶対にいけません。
それだけは気をつけなくちゃいけません。