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ホワイト(まっ白、純白)デーには、ほど遠く。:そして、50年前のバレンタインデー


今月の国会において、福島みずほ氏は、
「甘利氏(自民党)が、衆議院選挙で、3億8千万使ったことを、
石坂議員が「選挙のバラまきではないのか?」と質問し、
岸田総理は「確認する」と、2月14日に答弁しています」
「結果を教えてください」と発言している。

この発言に対して、岸田文雄総理大臣は、
「甘利氏からは「法律に則り、適切に使用した」と回答を受けている」
というだけだった。
これは、ドロボウに「ドロボウしましたか?」と聞いて、
「していませ〜ん♪」と言われたものを、
「ドロボウしていないのを確認した!」と答えただけのこと。
…と、ツイッター上(現、えっくす)に、怒りの声がアップされていた。

社会には「話せば分かる」という言葉を使いながらも、
他人との話し合いなど拒絶し、裏金を還付と言い張っている政党がある。
ある意味「(話し合うこともないから…)話せば分かる」は、
ウソでもないけど。
還付とは、納めた税金を返金するもの。
ツイッター上(現、えっくす)でも・・・、
「納税は、憲法で、国民の義務とあるが、
今回の裏金問題の議員たちの、“裏金”のような収支に記せないものなど、
納税されているハズもなく。」
「納税を怠った、彼らは、日本国民であると言えるのか!」
というコメントもあった。
大臣が、還付の意味も分からないほどのバカなのか?
それとも、国の仕組みも分からないバカのふりをした悪人なのか?
もっともらしい肩書きで、
自身を着飾っただけに過ぎないタチの悪い人物から、
内容のある発言など聞けるハズもないのは、いつものこととは言え。
この裏金事件での処分は、まだ誰にも下されてなく。
ネット上には、“自由”“民主”盗、自民盗とも記されたものもあった。
この気分の悪くなるようなバレンタインデーから、一カ月が経ったもの、
政界の様相は、ホワイト(純白、まっ白・・・)デーとも、
ほど遠い、まっ黒のまま。



蛇足:…でもなく
1871年、日本の通貨としての単位に“円”が用いられることになる。
「新貨条例」
当時は、1ドル=1円であり。
1円硬貨も、アルミニウムなどではなく、立派な銀貨だった。
1897年、貨幣法制定(金為替本位制)により、
1ドル=2円となり、
その後、戦争…、そして、敗戦となり。
1949年4月25日、1ドル=360円
敗戦により、1/180まで見下されるハメとなる。
1973年2月14日、円、変動相場制へ
1985年9月22日、プラザ合意、1ドル=200円水準
2011年、1ドル=75.32円…とまでなった。

しかし、今、また円の価値は下がっている。
正直、経済や金融に対する知識や教養は乏しいけど。
昨年のニュースでは、日経平均株価、バブル崩壊後最高値とあった気がする。
それは景気が良くなっているというわけでもなく。
どうやら、円の貨幣価値が下がっていることから、買い叩かれていたらしい。
経済崩壊する直前のアルゼンチンやベネズエラでも、株価が上がる状況になり。
多くの人たちが喜んでいた。
円は、この国の通貨の価値であり、円の価値が下がっていくということは…。
この国が、安く、貧しくなっているということ。
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