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焼酎(つくり1):令和2年2月2日のこと

(前回の続き)
本格焼酎(乙類焼酎)のつくりかたは…。

1次原料と言われる原料を蒸して、
糀(こうじ)と酵母を用いて、“もろみ”を作り出す。
この“もろみ”を、“1次もろみ”とも呼び、
これに、別の原料(2次原料)を加えて、
発酵させてから蒸留する。
面白いのは、後から加えた2次原料を主原料としていること。
例えば、1次原料では“米”を用いていても、
2次原料に“麦”を用いていれば、“麦焼酎“となる。
これだけでなく本格焼酎は、色々な味わいにさせる技術がある。
その1つが蒸留の方法となる。



追記:
(千年以上前から)
日本の国菌(?)とも言われている“麹菌(こうじ菌)”は、
みそや日本酒の原料。
麹の酵素により、でんぷんはブドウ糖に
たんぱく質はアミノ酸となる。
日本酒などでも用いられる米こうじは、
蒸した米に糀菌を加えて発酵させたもの。
糀菌は、カビの一種でもあり、
“米”に“花”が咲いたように見えることから、
「糀」と表すようになったと聞いたことがある。

手元の辞書を確認してみたところ。
“こうじ”菌を意味する漢字は「糀」や「麹」となっている。
ちょっとネット上でも検索してみることにした。
「糀」は和製漢字であり。
「麹」は、中国から伝わってきた漢字とある。
米糀を用いていれば、「糀」ということになるのだろうけど。
色々な商品を扱わなければならない関連業者の方には、
気付けないまま表記している可能性もあり。
それを誤表記だと言ってしまうのは、酷にも思える。
ちなみに手元のボトルのラベルを見たところ。
“米こうじ”と一部が、ひらがなになっていました。
(次回は、いよいよ焼酎ならではの蒸留について:続く)
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