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ペラっちいけど、4千年さ!


1912年 アジア初の共和国として“中華民国”が成立していたが、
政府は分裂状態にあり。
国内は不安定だった。
孫文は、中国国民党を結成し、新たに政府を樹立させる。
その孫文の死後、後継者となったのが、蒋介石だった。
蒋介石は、第二次世界大戦中に、
日本への停戦条約を求めたカイロ条約にも出席している。

1945年8月15日に、昭和天皇による玉音放送が流れた。
そのラジオ放送の1時間前、蒋介石(国民党)は重慶の放送局から、
「我々は、こう言い続けてきた。日本軍は、好戦的な敵だ」
「だが、日本の人民を敵としない。我々は敵に報復を与えてはならず、
敵国の罪なき人民に屈辱を与えてもならない(以下略)」
しかし、日本軍が去った中国は、
国民党(蒋介石)と共産党(毛沢東)との内戦状態になる。


国連の中国代表権を保有していたのは、台湾にも思えてくるけど。
国際社会において、台湾は主権国家として認められていないと聞く。
一方で、中華人民共和国は、主権国家として承認されている。
東西冷戦下において、東側諸国に属していた中華人民共和国だったが、
ソビエト連邦との友好関係が崩れ、
経済成長を望んでいた中国陣営への政治的な動きもあったのだろう。
西側諸国は、時代遅れの社会進化論から、
抜け出せなかったからと言う訳でもないけど。
経済成長すれば、民主化するという幻想があった。
この悪影響によるものなのか?
日本においても、親中派と呼ばれる存在を生んでいる。
正直、この辺の経緯は、教科書には書いていなかったように思える。
歴史の資料や教科書を読み直すことで、部分的なことは分かるけど。
全体像として、説明できるかと言えば、ウソになる。
もうちょっと勉強するかな?



追記:
現代の中国(中華人民共和国)は、一党体制。
中国の憲法には「中華人民共和国は、中国共産党の指導に従う」とある。
これは、政府すら、共産党の支配下にあるということ。
軍隊(人民解放軍)も警察も、政府のものでなく共産党の支配下。
(国家の軍ではない)
アメリカに匹敵するほどの大国になったと言っても、
中華人民共和国は、かつてのソビエト連邦のような存在ではない。
ソビエト連邦が解体する(1991年)までの冷戦時代において、
アメリカ合衆国を中心としていた西側諸国と、
ソビエト連邦を中心としていた東側諸国とで分かれていた。
西側諸国は、”資本主義陣営”に属し、
東側諸国は、“共産・社会主義陣営”に属していたという背景があったけど。

現在の中国には、“それ”(社会的なバックグラウンド)はなく、
“深み”が感じられない。
悠久の歴史をもつ大国は、どこか不気味だけど。
ハッキリ言えば、“ペラっちい”(薄っぺらい)のだ。
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