二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
害教にして、本当に害教!
先週、2月14日(月)のニュースによると、
昨年(2022年)7月、奈良市で、演説中だった、
安倍晋三、元首相を銃撃し、殺害された事件の捜査が終了となり。
奈良西警察署で留置されていた、
山上徹也(元、海上自衛官)容疑者は、大阪拘置所に移送となった。
安倍晋三、元首相の殺害事件の実行犯、山上徹也の行動に対して、
「“殺人”という手段は間違っていた!」と語る人は多かったもの。
それでは…、
「どうすればよかったのか?」について、
納得できる回答をした人は、一人もいない。
もっともらしい言葉を用いて、“殺人が許されない”ことだと語っても…。
“人殺し”がいけないことなど、たいていの人間は分かっており。
テレビを見ている人(視聴者)への言葉としては、どれも軽く。
説得力もないように思える。
例えば…の話。
10~20年後、自分の働く職場へと、
60代ほどの男性が、中途入社することとなり。
“彼”だったとき、どう思うのだろうか?
職場の同僚として、受け入れられるだろうか?
もちろん、彼が死刑とされることを望んでいるのではない。
補足:
共同通信社は、2022年11月、
全国の都道府県議、知事、政令指定都市市長を対象に、
統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係をたずねるアンケートを実施した。
教団や関連団体などと接点があったとした都道府県議は少なくとも334人、
うち、自由民主党(自民党)が8割を超えた。
知事は13人、市長は、9人だった。
自民党は、所属議員の半数近くに接点があったと発表したが、
地方議員は調査しておらず。
教団側が地方政治にも浸透している実態が明らかになった。
統一教会からは、
「政教分離の原則にのっとり、特定の政党や議員、
組織的な関りはもつことはない」とコメントされているが…。
国会議員との関係があるとするならば、
当然、地方の政治にも介入している、と考えられる。
いわゆる“持ちつ持たれつ”の関係であった、
自由民主党(自民党)と統一教会との“つながり”も、
有耶無耶(うやむや)のままであり。
安倍晋三、元首相を含め、半数以上もの自民党議員が、
統一教会との“つながり”をもったことから、
ある人間が、人殺しとなるまで追い詰められたことは、かなり罪深く。
彼だけが、罪人として裁かれるなどは、あってはならない話にも思える。
蛇足:
罪に応じた、罰が科されるのが社会というものだけど。
犯罪への刑罰として、もっとも重いものが、“死刑”となる。
死刑(生命をもって償わせる)とするのは、あまりにも重いとなれば、
それに次ぐ刑罰があてられることとなり。
その生涯を、刑務所(牢屋)の中で終える“終身刑”が思いつく。
しかし、この国(日本)では、終身刑というものはなく。
刑期の定められていない“無期懲役”が、死刑に次ぐ、刑罰となる。
刑期が定められていないのだから、終身刑と同じとも思われそうであり。
実際、(NAも)そう思っていたときもあるけど。
犯罪者の更生を望んだ司法の思惑もあってなのか?
実際には、十数年ほどの量刑でしかない…と聞いている。
さらに、模範囚となれば、より短い期間となり。
どれだけの悪事が行われても、死刑にさえならなければ、
十数年ほどで、自由の身となると知ったとき、
面白くもない気分になったものです。
死刑制度は、社会のシステムとしても、あまり望ましくはなく。
その1つとして、犯罪捜査における、
冤罪の発生を、完全に否定できないことにもある。
もちろん、犯罪捜査の技法は、日々、進歩しているけど。
罪人を、その生涯において、社会から隔離する“終身刑”は、
大きな負担(経費と労力)を、社会にかける。
簡単に、正しい“答え”が出せるものでもなく。
どれもウンザリする。
(続く⇒)
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