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ロングドライブ:駐車編

(画像は昼間(帰り)のもの。案外、(高速?)走行する車輛が多いのです。)

(前回の続き)
この海沿いの道路は、ぐねぐねとカーブした細い道路だった。
こんな大雨の日に、遠出するバカなど、さすがに少なかったと思われるが…。
視界の効かない大雨の夜だというのに時速50Km(80Km?)以上で
走行している車輛が、ずいぶんと多かった。
軽車両のVit’s(ビッツ)は、操作感は悪くなかったが、
トルクでは頼りない。
それに不満はなかったが、背後で走行しているドライバー達にしてみれば、
前方に足回りの弱い(強くない)車輛がいるのは、イライラするのだろうか?
やけにプレッシャーをかけてくる車輛が多い。
落ち着かない気分にもなるが、慣れない道路での無理は、きわめて危険だった。

途中、2~3台ほどの車輛が、まとめてボンネットを変形させて、
湯気を吹き上げていたものもあった。
片側の車線を封じてしまっている状況から、事故のようだった。
水に濡れたタイヤと路面が、発煙筒とヘッドライトの光で、
テラテラと生き物の生身のような反射をしていた。
まだ警察が到着しているような雰囲気はなく。
速度は落としたものの、手伝うために降りようという気分にはなれなかった。
むしろ、下手に停車させたりすれば、追突されかねない危うさがあった。



なんとか、海沿いの道路から離れ。
駐車場のある街道沿いの公園に入ることにした。
うるさいことを言うオジさんでも出てくるかと思ったが、そんな心配はなかった。
雨が激しくなってきてから、スイッチを切っていたラジオのボリュームを上げた。
しばらく、雨をやり過ごすことにした。




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