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はんぐおーば

二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094

シャトー・メイヌ・ヴァレ2004:ワインを空けても・・・

2010年04月28日 10時16分50秒 | 酔学記録(葡萄訓編)

リーデルのグラスが手に入ったこともあり、
ワインを一本、開けることにしました。
「シャトー・メイヌ・ヴァレ2004」と言っても、
分かるのは、ボルドーの赤だということぐらい。
グラスに注ぐと、豊かな香りがひろがってくる。
・・・そう、やわらかくても豊かな香り。



誰かの受け売りではなく、思いつける言葉は、これぐらい。
いつも、これ以上の言葉が出てこない。
果実のような?
花のような?
味覚が、何を感じているのか?
それを伝える言葉を出せないまま、何年も経ってしまった。
望んでいる「境地」には、いまだに及ばず。
焦りだけが、募っていく。

追記:
フランスは、世界で、1,2を争うワイン生産国。
有名産地のそれぞれの個性がある。
そのために高級ワイン指向化している。
反面、フランスでは、気軽に飲めるワインが少ない。
(このレポートは、95年前後の記録をベースにしてます。)
ボルドー・ブルゴーニュなどのワインが世界の30%になっている。
ちなみにボルドーとは、土地の名称(地名)。

ボルドー地方<Bordeaux>は、コニャック地方より、南下する。
西は、大西洋に面している。
ボルドーのビンテージは、世界の基準。
ボルドーのワインは、“女王”とも“女性”とも、よく言われる。
理由の1つに、英国(女王陛下)の領土だったことも含まれる(?)。
英国に運ばれ、ボルドーワインの名は、世界に広がったのだ。
2000年のTV番組によると、ボルドーには、ワインバーは1件もない。
通常、ワインと料理と楽しむのが、ボルドー流だからだそうだ。

アルベ:スペインの赤

2010年03月06日 00時51分14秒 | 酔学記録(葡萄訓編)

年末に購入したスペインの赤ワイン。
グラスに注ぐと、香りが漂ってくる。
抜染後に赤ワインから、インクのような香りを感じたら、
ワインが空気を欲しがっているとき・・・。
そう教えてもらったことがある。
ボトルに残ったワインは、デキャンタに半分ほど、注いでおく。
そのまま、ツマミになりそうなものを探しながら、
しばらく空気に触れさせてから、いただくことにした。
スペインのワインの特徴なのか?
スパイシーな味。
欧州は、日本とは政治的なシステムが異なった歴史がある。
特にスペインは、地理的な特徴もあって、
他の欧州圏とも、異なった雰囲気がある。
それは、生産品にもあらわれている。
・・・でも、その特徴を、とらえきれていないのです。

蛇足:
「空になったグラスに、次の一杯を注ぐか?
それとも、ここで余韻を楽しむか?」
「それは自由だ!」
・・・などと言った芸人のネタがあったかな?
(多分。ないです!?)

スペインワインに酔ったせいかな?
子供の頃、読んだハズなのに、
ほとんど覚えていない物語があったことを思い出した。
その1つが「ドン・キホーテ」。
ドン・キホーテと言っても、同名のディスカウント・ストアではなく、
スペインの作家セルバンテスが書いた小説のこと。
ドン・キホーテの旅が始まるまでに、長い”くだり”があって、
子供には思ったより”読みにくい本”だった思い出がある。

ドン・キホーテの物語では、
ちょっと頭の足りない男、サンチョが、従者となるのだけど。
このサンチョパンサが、どのような経緯で、
ドン・キホーテの従者となったのかを思い出せないでいる。

…とは言え、風車を巨人と思い込んで、突進していく話は覚えている。
これも、ドン・キホーテとサンチョによる妙に長いくだりがある。
そう言えば、物語の結末も覚えていない。
また近いうちに、読み直してみようかなと思っています。
<2022年5月:誤字脱字訂正>

TOKYO STATION:白ワイン

2010年01月13日 12時51分44秒 | 酔学記録(葡萄訓編)

ワインを飲むようになったころ、単純に”白”ワインを選ぶことが多かった。
赤ワインは、果皮ごと醸造するので、渋みがあり、
味も香りも、比較的に複雑で濃厚なものになる。
味や香りをどうとらえるか?を、かなり悩んでいたときでもあったので、
わかりやすいものに手が伸びてしまった。
(逃げていた?)
それに抜栓して、ボトルに残ったワインを料理に使うときに、
白ワインのほうが、多少、クセがあっても扱いやすいですし、ね。

さて、画像は、昨年末「エノテカ375」で、まとめて購入したものの中の1つ。
(関連する記事)
白ワインと赤ワインを、それぞれ1本ずつあったので、
今回は、”白”を空けてみました。
中味は、少し辛目のイタリアワイン。

”赤”は、また別の日に楽しみます。





ホットワイン

2010年01月07日 21時36分56秒 | 酔学記録(葡萄訓編)

冷蔵庫に抜染したワインのボトルが残っていた。
スペインの赤ワインだった。
年末に、一杯だけ、楽しんで、そのままにしていた。
スペインやチリのワインは、クセが強い。
人によって、好みが分かれるかも知れない。
ちなみに、以前、記したシェリー酒も、スペインのワイン。
(そのときの記事⇒)
少し迷ったが、ホットワイン(ヴァンショー)にしてみることにした。
以前、ある雑誌に記載されたレシピでは、
ワインをミルクパンなどで煮立たせないように温める。
そして、耐熱性のあるグラスに赤ザラメを入れてから、温めたワインを注ぐ。
スライスしたレモンを入れ、シナモンスティックをマドラーのように添える。
・・・しかし、NAの家には、ミルクパン(ミルク鍋)など、
気のきいた物はなく。
アルミ製のラーメン鍋を使うことにした。
さらに、ザラメもなく、少しレシピを変えないといけないようだった。
小ぶりのビアジョッキに、オレンジキュラソー(アマデウス)を入れ、
それから、温めたスペインの赤ワインを注ぎ、
シナモンスティックで軽くステアした。
少し甘い程度の悪くない感じに仕上がった。
ホットワイン(ヴァンショー)のレシピは、
カクテルブックや書籍によって、いくつものバリエーションがある。
おそらく、卵酒のように、もともと家庭の味なのかも知れない。

クリスマスは遠い思い出

2009年12月24日 09時52分07秒 | 酔学記録(葡萄訓編)

赤いオーバーコートを着た白ヒゲの老人がプレゼントを
届けてくれるといった幻想(ファンタジー)を夢見るなど、
随分、遠い記憶に感じてしまう。
昨今の情勢を考えれば、当たり前かも知れない。
そうでなくても、カレンダーに記された数字が
日付以上の意味をもたなくなって、何年も経ってしまった気がする。
それなのに、なんの皮肉か?
クリスマスイブである24日が休日となった。
当然、ロウソクを立てたケーキを買ってくる気にもなれず、
やることが思いつかない状況になった。
この間、東京駅のエノテカ375で、まとめて購入したワインの中に
スパークリングワインがあったのを思い出した。
(関連する記事⇒)
一人で飲むには多いがサンタクロースが来たときには、
歓待できるかも知れないので、空けておくことにした。
(そんな予定は、10年後のカレンダーにもないけど、ね・・・)

クリスマスとなると、シャンパンをあけての
豪華なディナーとケーキーというイメージもあるが、
商業的な意図が感じられ、あまり好きになれない。
もちろん、色々なシャンパンやスパークリングワインが、
酒販店に並ぶときでもあり、ちょっと浮足立つところもある。
スパークリングワインは、甘みと発泡性のあるアルコール分が、
心地よいノドごしを感じさせる。
シャンパンに代表されるスパークリングワインだが、
有名なものは、他にもある。
スペインのCAVA、イタリアのアスティスプマンテ、
ドイツのゼクトなどあり、それぞれの地域的な特性や背景も興味深い。
<2022年5月:誤字脱字訂正>