ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ジャポライス@月の砂漠(石引)

2018年12月24日 14時28分06秒 | B級グルメ
三連休の間,テレビをボーッとつけていた.
報道系の番組では,やたらと平成最後を連呼していた気がする.

平成最後の天皇誕生日.
平成最後のクリスマス.
平成最後の年の暮れ.
などなど.

昭和生まれの人間にとって,平成生まれの若者が大学に入学したとき,彼らがまるで別の惑星の人間のように感じられた.
平成元年生まれの若者も,もう三十路かい.
平成は,あっという間に過ぎて行ったなぁ~.

石引の「月の砂漠」へ行ってきました.



大学病院前のオムライスやドリア,パスタが得意なカジュアルな洋食屋さんです.



数量限定の「ジャポライス」にトライ.
チキンライスに玉子とじ野菜炒め,ウインナー,フライドポテトがのっているようです.
「ジャポライス」とは不思議なネーミングだなぁ~?



マヨネーズやケチャップ,デミグラスソースがかかったジャポライス.
お皿までアツアツ.
わざわざマスターが「お皿が熱いので注意して下さい」と言ってくれるほど.
ジャポライスは意味不明なネーミングだけれども,めちゃ旨そう.



チキンライスは淡泊な味.
フライドポテトと一緒にチキンライスを食べます.
ポテトの塩味とチキンライスの甘いケチャップ味のミックス.



キャベツや玉葱などの野菜が玉子と一緒に痛められている.
その上のマヨやケチャップ,そして褐色のデミがいい味出しています.



スープもアツアツで舌がヤケドしそう.



気軽に入れるカジュアルな雰囲気.
デミカツオムなど魅力的なメニューがズラリ.
他のメニューにチャレンジしに行ってみたい洋食屋さんです.



郷土コース@長八(金沢駅前店)

2018年12月23日 23時57分30秒 | B級グルメ
2018年もあと1週間ほど.
毎日バタバタしているうちに,あっと言う間に1年が過ぎ去ってしまいました.

特に今年は9月から今日まで,のんびりできる間もなく一瞬だったような気が・・・.
その割には,痩せないのが不思議?
(↑ラーメンの食べ過ぎでしょう.)

久々に加賀料理のコース.
駅前の「長八」へ行ってきました.



【前 菜】金時草の酢の物・蛍烏賊の沖漬け・ごり佃煮

金時草は伝統的な加賀野菜のひとつ.
東南アジアが原産とされるキク科の多年草.
葉の色に特徴があり,表面が濃い緑色に対し,裏は鮮やかな紫色.
この葉の裏の色が金時(キントキ)芋の色によく似ていることから,加賀地方では金時草と呼ばれるようになったとか?

ゆでると独特のぬめりがでて,とろりととろけるような不思議な食感.
この食感は金沢ならでは.

蛍イカはfirefly squids.
生物発光するイカで,これが本当のOLES(organic light emitting squids).
醤油とみりんの沖漬けは,ビールとぴったり.

金沢の郷土料理には欠かせない小魚「ゴリ」.
ゴリの佃煮は金沢の名産品のひとつ.



【造 り】がんど・梶木・甘海老

がんどとは,ブリの子供.
北陸では「コゾクラ(ツバイソ)→フクラギ→ガンド→ブリ」と成長につれて名前が変わる出世魚.
ブリほど脂がのっていなく,あっさりした白身.



【煮 物】加賀治部煮

鴨肉,車麸,里芋,しいたけなどの加賀名物を甘い醤油味のとろみをつけた汁で煮込んだ椀料理.
甘く煮こまれた具材にわさびの辛さがアクセントとなり,とろみに包まれたやわらかな鴨肉や野菜が楽しめる一品料理.

治部煮の歴史は,江戸時代までさかのぼる.
当時は今のような高級料理という位置づけではなく,武家から庶民に至るまで幅広く親しまれる料理だったという.

金沢を訪れた際には,ぜひ食べてみるべき一品.



【揚 物】加賀野菜の天婦羅

天ぷらのネタは分からず.
何だったのだろう?



【蒸 物】加賀蓮根のはす蒸し

蓮蒸しとはれんこんをすりおろして固めてから蒸し,あんをかけた料理.
加賀れんこんは「餅れんこん」との異名を持つほど粘り気がとても強い.
そのため,つなぎとして卵や片栗粉を使わず,すりおろした加賀れんこんだけでまとめることができる.
蒸すことにより,デンプンが糊化し粘り気が増し,餅を思わせる食感.
旨いッス!




【焼 物】能登牛の炙り焼き

ラーメンのチャーシューなみのサイズ.
パクッと食べたら終わってしまう.
やわらかで美味しいので,ガッツリ食べたいところ.



【食 事】のど黒・がんど・甘海老・梅貝・かに身

北陸の海の幸のお寿司.




【食事】サラダ巻き寿し

追加でサラダ巻き.



【おまけ】春巻き

イクラがのった生春巻き.
和食風にアレンジしてあります.
一口でパクリ.




【麺】そうめん

和風のお出汁の旨味が体にしみます.



【甘 味】西瓜とシャインマスカットのコアントロージュレ掛け



地元料理の味を満喫.

まだ年賀状の準備も終わっていないし・・・.
2018年は,最後の最後までバタバタですなぁ~.





高井田ラーメン@らぁめんLalala(内灘)

2018年12月22日 14時41分32秒 | 北陸ラーメン大学
内灘の「らぁめんLalala」へ行ってきました.



お目当ては期間限定の「高井田ラーメン」.

東大阪市の”高井田”周辺に派生する”極太麺”,”濃口醤油”がキーワードの大阪を代表する地ラーメン.
”シンプルな造り”の中に”インパクトある塩味”は,好みこそ分かれますが,キラリと個性を放つ一杯です.


こういうマイナーな地ラーメンは面白そう.

ちなみに,高井田ラーメンをWIKIで検索すると,
麺は沖縄そばのような極太ストレートで,スープは鶏ガラと昆布を使用し,醤油味で供される.



高井田ラーメンとらーめん屋さんの親子丼の着丼.



スープは確かに濃口醤油系.
富山ブラックほどではないけれど,かなりの醤油色.

チャーシューがゴロゴロと無造作に投入されているのが目につきます.
メンマも角材のブロックみたい.



スープはラーメンや中華そばと言うより,関東のうどんの汁に近いイメージ.
出汁はトリガラ,昆布でシンプルな味わい.
脂分はほとんどない.

塩気は確かに強め.
醤油色は超ブラックだが塩気は見た目ほどではない富山ブラックとは,まったく方向性が違う.
研ぎ澄まされた刃物のように鋭い塩が,スープの切れ味を出している.
調子に乗ってスープを味わい続けると,切れ味鋭い刃物(塩)でやられてしまう.



魅力的なチャーシュー.



しっかりした肉質で,スープと同様に脂分は控え目.



麺はうどんのように極太.
この麺の個性とインパクトは絶大です.



マイナーな地ラーメンの「高井田ラーメン」.
こんなラーメンがあったなんて,初めて知りました.
地ラーメンの世界も奥が深いです.








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ワンタン煮干しそば@白鷺(安江町)

2018年12月21日 11時56分46秒 | 北陸ラーメン大学
12月になってず~っと天気がぐずついていた.
冬の北陸らしい鉛色の空の毎日.
でも,3連休を前に,ちょっと小春日和.

そこで,平日だけれども,久々にチャリンコでナイトラン.
運動不足の解消です.
年末の香林坊の街路樹は,LEDのイルミネーションで着飾っていました.



安江町の「白鷺」へ行ってきました.
愛車のチャリンコは店の前に横付け.



期間限定の「ワンタン煮干しそば」にトライ.



「ワンタン煮干しそば」のスープは,塩と醤油の2種類からどちらかを選択する.
塩をチョイスして,チャーシューごはんと一緒に着丼.



琥珀色で澄明なスープ.
とても端正な中華そばです.



POPによると,スープはアジと片口イワシの煮干しの魚介100%.
魚介の臭みや煮干しのエグミがなく,とてもマイルドな味.
煮干し系のラーメンによくあるガツンと一発くる衝撃的なパンチはない.
とても穏やかで,やさしい味.
刻みタマネギも刺激を押さえ,玉葱の甘みを生かしている.
ちょっぴり加えられた柚子の皮が,いいアクセントになっている.
魚介ベースなので,ご飯ともマッチしそう.



肉ワンタンの白,小松菜の緑,肩ロースのピンク,柚子の黄色などの彩りも.バランスがいい.



とろけるような衣に包まれたワンタン.
チュルッと滑るようにノドを通過します.



チャーシューはレア風.
厚みがあって,しっとりした肉感が嬉しい.
脂分を排し,和風の魚介にマッチする淡白な味.
丁寧なつくりで,食べるのがもったいないくらい上品な味わい.



麺はストレート細麺.



「白鷺」のチャーシュごはんは絶品.
香ばしいチャーシューと甘味のあるタレが食欲をそそります.
まるで,うな重の甘い醤油ダレみたい.
ワンタン煮干し中華そばの魚介スープをすすりながら,ガツガツご飯をかきこみます.



ワンタン煮干し中華そばのスープはご飯にもあうので完飲.
大満足の一杯でした.








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みそとんこつラーメン@ラーメン若(小松)

2018年12月19日 23時57分29秒 | 北陸ラーメン大学
小松の「ラーメン・若」へ行ってきました.



メニュー表には,みそとんこつラーメン,新とんこつラーメン,醤油ラーメン,塩ラーメン,辛みそラーメンなどが並び,バリエーション豊富.
メニューの一番最初に載っていた「みそとんこつラーメン」にトライ.



みそとんこつラーメンと半分炒飯の着丼です.
半チャーハンではなく,「半分炒飯」と言うネーミングが独特.



白味噌ベースの乳濁したスープ.
岩ノリや味玉がデフォで入っています.



スープは白味噌のリッチ香りが圧倒的.
ラードや背脂などの脂分は控えめで,乳濁した見た目に反して,味はあっさり.
ガーリックフレーバーはなく,ジンジャーのほのかな香りがアクセント.
とんこつの野性的な風味は,味噌とジンジャーの陰に隠れている.

岩ノリを溶かすと,スープのとろみが増す.
そして,潮の香りと味噌がミックスし,和風の鍋汁のような雰囲気.
スープのとろみが増すと,体が温まります.



デフォの味玉(↓).



チャーシューは醤油味の豚バラ肉.
甘味があります.
細かくカットされて,とてもやわらか.



麺はストレート細麺.
この細麺は,スープのパワーに押されている感じ.
このスープなら,もっちりタイプの太麺がいいかも?



パラパラに炒められた半分炒飯は,ペロリと完食.
半分ではなく,ふつう盛りでも一気に平らげることが出来そうな美味しさ.



みそとんこつラーメン以外のメニューもチャレンジしたいところです.








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