ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ドヤ盛らーめん@武蔵丸

2012年09月29日 15時57分41秒 | 北陸ラーメン大学
この週末,台風17号が日本列島に接近中.
天気予報では,金沢は午後から雨.
雨が降り出す前に,週末恒例のMTB散歩.

今日もお昼ごはんを兼ねて武蔵方面までチャリで走る.
武蔵丸で「ドヤ盛らーめん」.



麺が1.5玉で,肉と野菜が盛り盛り!
味玉も入っている.
二郎系のインスパイアです.



麺は普通の中華麺.
細~中くらいの太さのストレート角麺.
黄色でしっとりした食感.

スープも普通の中華そばスープ.
それに赤唐辛子がドンと添えられる.
スパイシーなスープに変身.

肉は,通常の肉そばの2倍.
丼の周りにズラリとチャーシューが並ぶのが,通常の肉そば.
それに加えて,このドヤ盛では,野菜の山が隠れるほど肉がサービスされている.
これはものすごい.



野菜はシャキシャキのモヤシとキャベツ.
野菜の山の高さも堂々とした貫禄あり.

メンマも相当量ガバッと入っている.
味玉もデフォで惜しげもなく入っている.
これで背脂とニンニクがあれば文句なし?

二郎系とは関係のない普通のラーメン屋の武蔵丸が,二郎系っぽいラーメンを頑張って作ってみた,という印象.
武蔵マルのこの努力は,二重マル.
あっぱれデス.

楽しみながら完食しました.

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どでかチャーシューW@吉宗

2012年09月27日 22時22分39秒 | 北陸ラーメン大学
水曜日の夜に,県庁の近くの「吉宗」へ行った.
お客は自分以外に誰もいない.
この店でこんなことがあるなんて,ちょっとビックリ.



どでかチャーシューのダブル.
雑巾のような大型サイズの柔らかな豚肉.
丼を覆いつくしています.



スープのベースは鶏スープ.
白濁するまでじっくり煮込んである.
そこに魚粉.
魚粉の濃さは,薄めのレベル1から濃い目のレベル5まである.
普通のレベル3でお願い.
それでも結構な量の魚粉デス.



この魚粉をスープに混ぜると,ただでさえ濃厚でドロドロのスープの粘性がさらに上がる.
まるでシチュー.

麺は軽く縮れた中太の角麺.
加水分は低く,小麦の味がしっかり感じられるタイプ.
歯ごたえが強く,とてもしっかりした麺.



メンマは極太のゴロンとしたもの.
チャーシューに負けない迫力の竹の子.

どでかチャーシューから,肉汁と脂分が染み出す.
ラーメンの食べ初めと食べ終わりでは,スープのギドギドさがかなり変わるような感じ.
後半は,明らかに脂たっぷりで,スープが二層に分離.
どでかダブルの脂は恐るべし量デス.

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女性ファンに風呂の残り湯を盗まれたことがある作曲家は?

2012年09月25日 23時55分06秒 | Weblog
女性ファンに風呂の残り湯を盗まれたことがある作曲家は?

1)ショパン
2)リスト
3)メンデルスゾーン
4)シューマン




クラシックソムリエ検定の公式テキストに出ていた例題です.
むっ,難しいデス.
風呂の残り湯を盗むファンなんて,今で言えばストーカー.

1)ショパンは,パリの貴族のサロンのご婦人達にもてそう.
ロマンチックなピアノ曲で多くの女性の心を掴んでいたに違いない.
今で言えば,パリのアイドル.
病弱になる前のショパンだったら,風呂の湯まで盗まれてもおかしくない?
ただ,ジョルジュと一緒になってからは,それほど浮気はできなかったかも?
(ジュルジュ一筋と病弱のため)

2)リストは「ピアノのパガニーニ」を目指していた.
ピアノの超絶技巧を駆使した曲を次々と書いている.
肖像画を見る限り,リストは怖そうなドヤ顔.
いかにもやり手.
不倫しても気にしない強引さがありそう.
いろいろな女性と一緒にお風呂に入るなんて朝飯まえ?
・・・って感じがする.

3)メンデルスゾーンは,メロディアスな作曲家で,当時から人気もありそう.
多くの女性ファンに囲まれてもおかしくない.
でも,高貴な育ちで上品な貴族と言う感じ.
風呂の湯を盗まれるというような下品でスキャンダラスなイメージではない?
もっとも現代では,高貴な身分だからと言って,スキャンダルな話題と無縁ではない.
英王室の誰かさんも,全裸姿やらトップレス姿の写真が雑誌に載る時代.
でも,19世紀初めなら,そんなことは無いと思いたい・・・.

4)シューマンは,クララ命というイメージ.
クララ以外の女性とお風呂に入るなんて,あり得ない感じ.
この問題の選択肢には,もっとも似合わない作曲家.
どうせなら,精力絶倫っぽいワーグナーなんかを選択肢に入れたほうがいいような?

で,結局,解答はリスト

公式テキストには,こう書いてある.

リストはマリー・ダグー伯爵夫人と不倫関係となり,それまで活躍していたパリを離れる.
そして,スイス,イタリア,ドイツなどで精力的に演奏活動を行ない,ヨーロッパ各地に熱狂的なリストファンの女性達が登場した.
その「リストマニア」らは,リストの身に付けるもの,飲み残しのコーヒー,タバコの吸殻なども集めようとし,行き過ぎたファンはリストの入ったお風呂の湯さえも盗もうとしたと言われている.


別にリストが悪いわけではなく,リストマニアのファンが変態なだけ.
でも,不思議と納得してしまうエピソード.

ちなみに,リストと不倫相手のマリー・ダグー伯爵夫人の間に生まれた娘が,後にワーグナーの妻となるコジマ.
このワグナーも,自分の友人である指揮者のハンス・フォン・ビュローの妻だったコジマ(リストと不倫相手の娘)を寝とったわけ.
もうドロドロの泥沼.

「不倫は文化」と言った某芸能人がいる.
19世紀の音楽家たちは,あらゆる面で文化な活動をしていた?