ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

こしひかり越後ビール

2013年03月30日 22時11分51秒 | Weblog
133年会の3日目.
今日は気温が下がってキリリとした朝.
学会3日目となるとそろそろ疲れが出てきて眠くなる.
朝の冷たい空気はシャキッと目を覚ますのに調度よいかも?



以前は化学系の発表はChem. Abs.の順番に並んでいた.
そうなると,アンチモンやビスマスなどの高周期元素は最後のほうなので,3日目の発表となる場合が多かった.
でも,今回は1日目の発表だったので,3日目は午後の早い時間に撤収.

桜木町駅とパシフィコ横浜を結ぶQueen's Streetともお別れ.
このストリートはいつも賑やか.
都会は楽しそうでいいなぁ~.



東京駅で30~40分程度時間があった.
丸の内口付近にできた「KITTE」を見に行く.



人が多く,エスカレーターにも順番待ちの行列が出来ていた.
いろいろ歩き回りたかったが,時間に余裕がなかったので,すぐに引き返す.

帰りの電車に飛び乗り,「かにずし」をつつきながら「こしひかり越後ビール」を飲む.



こしひかりを発酵させてビールを作っているなんて知らなかった.
とても贅沢な地ビール.



すっきりとした切れのある味.
やっぱり北陸の食べ物は美味しいデス.














ラーメン@たかさご家(横浜・野毛)

2013年03月29日 22時21分28秒 | 北陸ラーメン大学
プロ野球日本ハムのルーキー大谷翔平が打者として公式戦デビュー.
公式戦初試合で2安打ですよ.
日本ハムファンとして超嬉しい.

打者としても凄い.
投手としても凄い.
試合後のインタビューも実にすがすがしい.

日本のベーブ・ルースがデビューした日.
横浜・野毛の「たかさご家・本店」で家系ラーメン.



看板にはとんこつラーメンと書いてあった.
でも,横浜でとんこつラーメンと言えば家系ラーメン.
店の名前にも「家」の文字が入っているし・・・.

入口の暖簾をくぐると食券自販機.
ラーメン(並)のボタンを押す.



店員さんに食券を渡すと「お好みは?」と聞かれた.
そう聞かれても初めてのお店なので「普通」と答えた.

麺を茹でる時間は結構かかった.
すぐに茹であがる細麺ではなく,太麺のあかし.
しばらくして,グツグツとワイルドに沸騰している寸胴から乳濁した豚骨スープを丼に投入.
そして,やおら麺を取り出して,力強く手荒にお湯を切る.
麺やスープを扱う作業は,ざっくりと力強い.

渾身の作業で出来上がったラーメン.



とんこつ醤油の褐色.
太いストレート麺.
ノリ三枚.
ホウレン草.
豚骨のにおい.
すべてが強烈でワイルドで力強い.



特にスープはほれぼれする味.
脂も多くこってりしているが,骨の髄から旨味が滲み出ている動物系の獣汁.
本番の横浜ラーメンは強烈デス.

スープの強烈さに対抗するようなモチモチした食感の太麺.
存在感は十分.



こういう典型的な家系ラーメンを食べて,やっと横浜に来たなぁ~,と感じたのでした.

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iPS細胞の講演は・・・

2013年03月29日 20時39分08秒 | Weblog
薬学会第133年会の2日目.
今日も日本丸の横を歩いてパシフィコ横浜へ.





桜木町という地名のとおり桜並木がきれいデス.



さて,今回の年会の目玉のひとつは,2012年にノーベル賞を受賞した山中伸弥先生によるiPS細胞の講演.



生で山中先生の話を聞けると思っていたら,ビデオ講演らしい.
それでも,ホールは満席.
立ち見もぎっしり.
iPS細胞の研究は日本のみならず世界中が注目しているからね.



ノーベル賞を受賞する前から,山中さんはこの学会で講演することが決まっていた.
でも,昨年受賞が決まってから,山中さん周辺の事情が一変したらしい.
今年度予定していた講演は,この学会だけではなく全てキャンセルになったとか.
警備上の理由という話.

昨年の年会ではノーベル化学賞の鈴木章先生は本人自ら演台に立って講演していた.
今年の年会でも,根岸カップリングの根岸英一先生はしゃべっていた.
クロスカップリング反応と違って,iPS細胞の周辺の研究は世界中で激戦が進行中.
そうなると,山中さんもVIP待遇で,おちおち講演で旅行もできない?

ビデオ講演に引き続き京大iPS研究所の副所長の先生が講演.
とても丁寧で分かりやすい説明.
専門外の人間にもアピールできる話でした.





サンマー麺@大来(横浜・野毛)

2013年03月28日 23時32分57秒 | 北陸ラーメン大学
薬学会で横浜に来ているけれど,まだ全然ラーメンを食べていない.
ホテルに泊まると,普段は少ししか食べない朝食をガッツリ食べる.
昼もランチョンセミナーの弁当をしっかり食べる.
そして,1日中座って講演を聴くだけ.
あまりお腹が減らない.

でも,せっかくなので桜木町駅から野毛方面を散歩する.
中華麺飯店やラーメン屋が多い.
そして,どの店も美味しそう.

神奈川県の麺と言えばサンマー麺.
とりあえず,本場のサンマー麺を街の中華屋さんで食べてみた.



店に入ると,みんなサンマー麺を食べている.
後から来たお客さんも,みんなサンマー麺を注文している.
神奈川県ではサンマー麺が大人気.



ボクも当たり前のように,思いっきりサンマー麺を注文した.
注文するとすぐに,ジャジャーっと勢いよく中華鍋で具を炒める音が聞こえる.
あっという間にサンマー麺が登場.



軽くゴマ油の香りが漂うとろみがかった野菜炒め.
シャキシャキのモヤシやキャベツ,ニンジン,ニラ.
コリコリのキクラゲと豚肉.
いい味出てマス.



スープは中華スープ.
澄んだ醤油色で脂分も薄くあっさり味.
本格的な中華料理屋が並ぶ横浜の店だけに,スープも奥深い.
あっさりしているけれど,味の余韻が響く.

麺は軽く縮れた細麺.
野菜炒めのとろみが絡んでツルツル.
シャキシャキのモヤシと軟らかめの麺とのコントラストが面白い.



具のとろみに野菜や肉の味がたっぷり.
とろみがたっぷりなので,最後までアツアツ.
横浜のラーメンと言えば家系が有名ですが,サンマー麺もお忘れなく!

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今日は化学にどっぷり

2013年03月28日 21時41分15秒 | Weblog
133年会の会場はパシフィコ横浜.





朝,宿泊先からゾロゾロと人の列について歩くと日本丸の横.



満開の桜がよく似合っていました.



ランチョンセミナーのチケットを確保してからポスター会場へ.
掲示用のボードに番号くらい貼っておけばいいのに・・・.
おかげで,結構めちゃくちゃの場所に間違えてポスターを貼っている人もいたような・・・.

初日は化学系のシンポジウムが盛り沢山.
午前中は一つ,午後は二つのシンポジウムを聴く.

「元素から見た生命活動研究の新展開」
元素化学をやっていると,その化学をどのようにライフサイエンスへ応用できるのか頭を悩ませている.
元素を使った生命活動研究を幅広く知り視野を広げなくては・・・.

「有機化学の多様性と魅力~分子にいかに機能を持たせるか~」
新しい構造の物質を合成し,それから新しい機能が生まれる.
機能物質の創生は,生命や物理現象の新たな知見につながる可能性を秘めている.
最先端の理工系の研究者の分子を見る目は斬新デス.

「アートを感じさせる医薬品のプロセス化学」
ものつくりが不可欠な薬学の合成屋にとって,産学両方の技術に触れることは大切.
プロセス化学はアカデミアと視点が異なるので何かと参考になりました.

ほぼ一日どっぷり化学に浸かると,さすがにクタクタになりました.