ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

冷製エビのアメリケーヌ@おまんじゅうカフェ・SOUAN(幸町)

2018年06月30日 16時24分39秒 | B級グルメ
関東甲信は早くも梅雨明け.
北陸は,7月末ごろにおそらく梅雨が明けるはず.
まだまだです.

でも,今日は朝から真夏の暑さ.
午前中から30℃越えはつらい.

冷たいものを食べに,幸町のオマンジュウ・カフェ「SOUAN」に行ってきました.



冷やし中華ではなく,冷製パスタにチャレンジ.
「冷製エビのアメリケーヌ」



「アメリケーヌ」とは,エビやカニなどの甲殻類の殻で取ったダシと野菜を煮詰めたもの.
そのカニやエビのみそにトマトを加えたオレンジ色の西洋料理にあるソースのひとつ.
名前の由来は種々あるらしい.

そのひとつは,フランス・ブルターニュ地方の旧称である「アルメリケヌ」から取ったと言う説.
もうひとつの説は,1860年にアメリカ・シカゴで働いた経験をもつピエール・フレースが,パリでレストランを開いた時に持ち込んだパスタを「アメリカ風」と言う意味から「ソース・ア・ラ・アメリケーヌ」から取ったと言う説がある.


水色の涼しげなお皿に盛られて「アメリケーヌ」が登場.



プリプリのエビと小さく刻んだトマトやバジル.
トロリとした薄いオレンジ色のソース.
エビの味が濃厚でクリーミー.
カルボナーラの海鮮風味です.
もちろん,冷たくてもリッチな味わい.



スパゲティーは細目.
エビみそソースがガッツリ絡んできます.



おまんじゅうは「紫芋」.
和菓子のお饅頭にしてはオシャレな色.
一見,マカロンみたい.

この鮮やかな紫色は,アントシアニンに由来.
アントシアニンはポリフェノールの一種で,抗酸化作用がある.

蒸したてのホカホカ.
赤ちゃんのほっぺのような柔らかな食感.



小豆の餡に比べて,すっきりした甘さ.
ここのカフェでも人気のおまんじゅうらしいです.



昨日から,氷室饅頭,みそ饅頭,紫芋まんじゅうと饅頭を食べまくり.
お饅頭カフェなんて,和菓子文化の街・金沢らしいお店だと思いました.


氷室饅頭@むらなか菓子舗

2018年06月29日 19時27分03秒 | お菓子
今日の午後に,この春卒業して「あおぞら薬局」に就職したラボのOBが,リクルートにやってきました.
母校訪問は,入社1年目の新人に課せられるノルマ.
そのOBは黄色のビートルに乗っているので,学校の駐車場でも一番目立っていました.

さて,6月もそろそろおしまい.
今年も「氷室饅頭」の季節.

氷室饅頭とは,毎年7月1日(旧暦6月1日)の「氷室開き」の際に食べられるまんじゅう.
加賀藩では,藩政期から冬場に積もった雪を「氷室」と呼ばれる保冷庫に保存し,夏場に取り出して氷として利用しながら,幕府にも献上.
その際に,無病息災を願って食べていた麦まんじゅうを氷室まんじゅうと呼ぶ.


これを食べると,本格的な夏を感じます.
近くのスーパーマーケットで「氷室饅頭」をゲット.
今年は「むらなか菓子舗」のもの.
小松の老舗のお饅頭屋さん製です.



涼しげな緑色の饅頭.



小豆餡の中に,黄色のサツマイモ餡が入っています.
ダブルテイスト.



ちなみに,ラボのOBは「みそまんじゅう」を持ってきてくれました.
今日は何個饅頭を食べたやら・・・?
おいしかったので,ついつい食べ過ぎ.

ごっつあんでした.






よだれ鶏冷麺@王将(もりの里店)

2018年06月28日 20時46分34秒 | 北陸ラーメン大学
雨が降った後の30℃超えで,とっても蒸し暑い金沢.
空気が湿度で重たい日は,すかっと美味しい麺を食べたくなる.

「餃子の王将・もりの里店」へ行ってきました.



お目当ては6月限定の「よだれ鶏冷麺」.

「よだれ鶏」は四川省でよく食べられている中華料理.
その名の通り「よだれが出る」ほど美味しいという意味.
中国では「口水鶏」と書きます.
中国・四川省出身の文筆家が,著書のなかで「その美味しさを想像しただけで,よだれが出てしまう」と書いたことからその名がついたとされています.


(↑Cookpadより)



餃子と杏仁豆腐のセットにトライ.
冷麺は銀色の金属皿に盛りつけられています.



トッピングはコーン,オクラ,カイワレダイコン,トマト,揚げ茄子など夏野菜がズラリ.
黒酢の甘酢タレは,酸味と甘みがバランスよく組み合わさっている.
甘さが強烈で,結構濃厚な味に感じます.
白ごまと山椒がたっぷり.
ゴマの深い風味と山椒のピリリとした刺激が食欲をそそります.
真夏日でもツルツルと食が進みます.



脂身が少ない鶏の胸肉が蒸されています.
黒い甘酢ダレをたっぷりつけると,確かによだれが出るほどの美味しさ.



中太のストレート麺にも,たっぷりと黒甘酢ダレを絡ませます.



餃子もペロリと完食.



すかっと美味しい杏仁豆腐もペロリと完食.



6月だけではなく,夏の間ず~っと継続して欲しいメニューでした.





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冷やし中華GTR@めん屋・龍吉(加賀)

2018年06月27日 17時48分55秒 | 北陸ラーメン大学
今日の2年生の基礎ゼミⅡは「消化器と薬」についてポスターにまとめる課題.
その1回目は,どの消化器をテーマにするのか,のディスカッション.

胃とか腸などの消化器とその機能をサポートする膵臓,肝臓などの附属器官.
どれにしようか?

メンバー1:「小腸をテーマにしない?」
メンバー2:「う~ん,小腸の病気には,腫瘍や閉塞,出血などいろいろな病気があるね.」
メンバー3:「ポスターにしやすいネタがいっぱいあるので,いいかも?」
メンバー4:「そだね~,腸にもいろいろあるよねぇ~.」
メンバー5:「小腸,大腸,十二指腸.
        係長に学部長.
        アゲハチョウにモンシロチョウ.」
メンバー全員:「・・・・・?」

加賀の8号線沿いにある「龍吉」へ行ってきました.



冷やし中華GTRにトライ.
G=Great
T=Tsumetai
R=Ryuukichi



お皿の上にレタスとトマト.
サラダ盛りです.



その上に麺や白髪ネギ.
まるで次郎系の冷やしバージョンのような野菜の山の高さ.
これから挑戦するぞぉぉぉ~っ,というやる気を起こさせる麺と野菜の山盛り.
ガツガツ食べたくなります.



白髪ネギをめくると,おおぉぉぉぉ~っ,チャーシューのフレークが山盛り.
まぜそばのように,麺と野菜とチャーシューを混濁させます.

みそ風味の甘目のタレは,ほかのお店の冷やし系麺では味わえない個性を感じます.
味噌タレは,まるでサラダのドレッシング.
野菜や麺,チャーシューにドンピシャです.



麺は中太のストレート.
この麺には,大量の野菜や肉に負けない力強さが感じられます.
ちなみに,麺は1玉または1.5玉のいずれかを選択できます.
もちろん,1.5玉にトライでしょう.



麺入りの野菜サラダという感じ.
ヘルシーでボリュームたっぷりの夏麺でした.







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旭川ラーメン@巡(堀川町)

2018年06月26日 12時19分49秒 | 北陸ラーメン大学
今日は朝から真夏のような暑さの金沢.
チャリで薬学坂を登ってきたら,久々に汗だく.
でも,気持ちよい汗です.

金沢・堀川町のご当地らーめん「巡」へ行ってきました.



お目当ては期間限定の「旭川ラーメン」.
ちょい不良ゴーシュの生まれ故郷の味が,どのように再現されているのか?
興味しんしん.



POPには「豚骨とアジの煮干しのダブルスープ」と書いてある.
どうやら「蜂屋」のオマージュか?

焦がしラードが丼の表面に分厚く浮かんだ「旭川ラーメン」の登場デス.
このギドギド,ギドギド,ギドギドした雰囲気は,いかにも極寒の地の料理.



茶褐色の醤油スープ.
ひとくち飲むと,ガツンと襲ってくる魚の焦げた味.
その後に,じわりとしみ込んでくる動物系の深み.
なつかしの味が見事に再現されています.



このダブルスープの魚介味は,洗礼された和食の節系ではない.
荒々しさを感じるような,ちょっとぶっきらぼうな魚介節が強烈に豚味を抑え込んでいる.
豚を超えるアジの力強い味が,舌に突き刺さる.



ロースのチャーシューも醤油タレがしっかりとしみ込んでいる.
子供のころに感じたラーメン屋さんのお肉と言えば,この味です.



旭川ラーメンの麺は白っぽく,黄色系の札幌とは異なる色.
まさにこんな色.
軽く縮れた細麺で,小麦の感触が残っているような歯ごたえまで,きっちりと再現.



唯一,ちょっと違和感を感じたのはネギ.
旭川や富山のような濃い醤油ラーメンのネギは,もっと香りの高いものを使ったほうが効果的.
ネギの存在感が薄かった気がしました.
まあ,それほど大きな違和感ではありませんが・・・.

道産子も納得する「旭川ラーメン」でした.





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