ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

醤油ラーメン@山岡家(八雲)

2009年08月28日 18時01分35秒 | 北陸ラーメン大学
「山岡家」は北海道を本拠地とするラーメン・チェーン店.
札幌をはじめとして道内各地に店舗がある.
久しぶりに「山岡家」の超こってりな「醤油ラーメン」を食べた.

          

山岡家のHPで,スープについてこう記述されている.

“吟味された豚骨をじっくりと数日間煮込むことで完成する濃厚スープは,特製のタレと絶妙なバランスで調和し,深い味わいを演出します.”

タレに関しては,

“醤油タレは、山岡家創業時に,社長・山岡正がスープとの相性を徹底的に追求し,試行錯誤の末生み出したもの。現在も当時のレシピそのままに調合を行っており,まさに山岡家独自の「秘伝のタレ」です.”

とにかく濃い.
味も濃いが,脂も濃い.
関東以北の東日本は,食べ物の味がおしなべて濃い味系だ.
久しぶりにこのラーメンを食べて改めて濃い味文化圏のインパクトにぶちのめされた感じ.
ドロドロした濃厚な豚骨醤油.
脂も乳濁して,さらに完全に二層に分離するくらい入っている.
えげつないくらい濃い.

麺に関する記述はこうだ.

“コシの強い特製極太ストレート麺は濃厚なスープとの相性が良く,しっかりと麺の味が生き,それでいてスープの深い味わいを損ないません.
極太ならではの歯ごたえが,食べる楽しみと満足感を与えてくれます.”

スープに負けない極太麺は圧巻.
こうでなくっちゃ,という意気込みが感じられます.
この麺には大賛成です.

          

味が濃いとか,脂が濃いとか,なんだかんだ言っても結構食べにいってしまうのが「山岡家」.
人気は高いチェーン店です.

最近は関東,東海にも進出しているようですが,濃い味文化圏以外だとなかなか受け入れられないかも?

          





風邪が広がる

2009年08月28日 13時35分23秒 | Weblog
8月12日(水)から急に38度以上の発熱が続き,3~4日間完全にdown.
その後,のどが腫れて激しいせきが発作的にでる.
もう半月くらい経過し,熱は収まったが,せきだけはまだしつこく続いている.
この間,室内管弦楽団の合宿に同行できなくなったのが残念.

この風邪は簡易検査ではA型B型陰性だった.
でも,鼻から採取する粘液の検体の量によって,キットの反応が出たり出なかったり微妙だと思う.
キットの試薬が反応すればウイルスの存在は間違いなしだが,反応しなかったと言ってシロとは必ずしも断言できない.

うちのラボでも院生が2名down.
ボスまで発熱でdown.
ボクの風邪がうつってしまったようだ.
感染,感染.

昨日のIMAの神尾さんのチャイコンを聴きにいきたかったけれど,せきが出るので残念ながら行けず・・・.

あやしい風邪が蔓延してます.

味噌ラーメン@三日月(富良野)

2009年08月27日 13時33分55秒 | 北陸ラーメン大学
うちの祖母のお寺が富良野にある.
毎年,お盆休みには母を連れて旭川や富良野のお寺をまわる.

富良野といえば,倉本聰の「北の国から」の大ブレイクでその街の名を全国に広めた.
祖母が元気だった頃の富良野は,おいしいスイカとメロンがとれる単なる地方の小さな町に過ぎなかった.
それが今では有名な観光地になっている.
夏のライダー達のあこがれの町だ.

そんな街に「三日月食堂」がある.

          

それほど目立つ店ではない.
有名な観光地とは言え,富良野は小さな町だ.
食堂だって,見た目はそんなに派手ではない.

でも,店の中は見た目以上に圧巻である.
北の国からのロケ隊の写真や色紙が見せの壁一面に貼られている.
田中邦衛,竹下景子,宮沢りえをはじめ,大勢の出演者の足跡が残っている.
ここはロケ隊のたまり場だったかも知れない.

(田中邦衛)

          


(竹下景子)
          


(宮沢りえ)
          


ここで味噌ラーメンを食べてみた.
かつお節の香りが漂う和風の味噌ラーメン.
富良野の空気のように,とてもすっきり,さわやかな味わいだ.
軽く縮れた中太の平麺はもちもちした食感.
チャーシューはしまった赤身の煮豚系.

          

素朴な感じの気取らないラーメン.
北の国からの撮影隊も,このラーメンをすすりながら盛り上がっていたんだろうな.

富良野の周辺にはきれいな丘が沢山ある.
色彩豊かな,なだらかな丘にはやさしい風が流れていた.
さだまさしのハミングが聞こえてくるようだ.

(ら~ら~,ららららら~♪)
          


(る~る~,るるるるる~♪)
          

          

          




姪っ子たちのグランド・ピアノ

2009年08月27日 12時38分37秒 | Weblog
恵庭の姪っ子'sの新しいグランド・ピアノを見てきた.
まだ,新品の楽器の香りがする.
なんか固い音だけど,軽いタッチでもポンと鳴るところはアップライトと違うかも.
音の響きや広がりも違う.

ピアノの先生は上の姪を「私を越えるピアニストにします」と言って熱心に教えてくれているらしい.
まだ小学生低学年でオクターブは届かないけれど,確かに指はコロコロ良くまわる.

          

下の姪も今年からピアノを始めた.
ピアノの先生は「姉妹でピアノデュオをやらせたい」と一生懸命らしい.

          

金沢のおじちゃん(自分)も,とりあえずドビュッシーの「月の光」の簡単編曲バージョンをつっかえながら弾いてみた.
すると,上の姪が「あっ,これ黄色の帯の月の光だ.」とすぐに叫んだ.
昔,自分が練習していた黄色帯の全音の楽譜をすでに知っている・・・.
この小学生,なかなかやるなぁ~.

妹もピアノ弾くので,3人で遊びながら楽しそうにピアノ弾いている.
こうやってワイワイやりながら,自然に楽器を自分のものにしていく.
子供の適応力おそるべし.

          


最北端ラーメン@食堂最北端(宗谷岬)

2009年08月25日 12時52分24秒 | 北陸ラーメン大学
北緯45度31分14秒.
日本最北の岬の先に「日本で一番北の食べどころ」と称する店がある.
その名もズバリ「食堂最北端」.
店の前には「ラーメン」や「うに丼」のノボリがはためいている.

          

ラーメン専門店ではないのだが,「北陸ラーメン大学」食べ歩き隊としては,日本最北端のラーメンを食べることに意味があると考えている.
これは貴重な経験なのだ.

宗谷岬の新鮮な「うに丼」や「イクラ丼」を敢えて口にせず.
店内にドーンとでっかい写真が貼ってあった「最北端ラーメン」を食べる.
いかにも観光客向けのネーミングがちょっと気に入らないが,どうせこちらも観光客なのだからイイヤ.

          

基本は味噌ラーメン.
ごくありふれた味噌スープに細めの縮れ麺.
定番の野菜炒めも入っている.
モヤシ,白菜,にんじんなどなど・・・.

これに北の海産物がドーンと入っている.
タコ,利尻昆布,ツブ貝,カニのツメ3本,ボタンエビ2匹,ホタテ貝.

ラーメンに入っているカニのツメを食べるのは結構難しい.
汁を吸い込んでいるし,箸だけではほじくれない.
両手を使って素手で格闘するが,スープが熱くてアッチッチィィ!
すぐに両手がベトベト.

大きなツブ貝も中身を出すのがひと苦労.
左手で殻を押さえて,箸で中身を引っ張り出そうとする.
でかいので,なかなか全部出てこない.

ホタテの貝殻にカニやツブの貝殻を入れる.

          

う~む,これなら「能登の日本海ラーメン」でもいけそうである.

一番大事なことは,最北端のラーメンを食べたということ.
これで納得して店を出た.