ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

左手が筋肉痛

2009年07月29日 09時52分31秒 | Weblog
グランドピアノにグレードアップした姪っこ'sに,金沢のおじちゃんが頑張ってピアノ弾いているところを見せたくて,ほこりかぶっていた電子ピアノでハノンを激さらいした.

さらったのはいいけれど,あまりに突然ドバーッと指を使ったので左手が痛い.
右手は大丈夫だけど,左手の甲の筋肉が引きつっている.

チェロでも左手で弦をたたくので指の力はついているが,鍵盤楽器では使う筋肉が違うみたい.

やはり,もうおじさんである.
無理は禁物.

スタミナラーメン@あさくら(富山)

2009年07月28日 17時54分44秒 | 北陸ラーメン大学
屋台からスタートしたラーメン店.
当時,富山大前で学生の反響を呼び,ラーメンと言えば「あさくら」と言われていたらしい.
今でも,幅広いファンに支えられている.

この店のメニューの横綱は「スタミナラーメン」.
チャーシュー4枚,すじ肉たっぷり,生ニンニク,半熟玉子が入っている.
いかにも学生が好きそうなトッピングが残すことなく入っている.

何度も改良を重ねたスープはあっさり系.
見た目は,近くの「九頭龍」っぽい.
すっきりと透き通った醤油スープは,豚の味と鶏がらの風味がベース.
これに,しょうがと生ニンニクの香りが効いている.
食べ進んでも,スープに飽きることはない.
むしろ,いろいろな味のパッチワークが楽しめるスープ.

やや細め~中太い麺は,軽く縮れてスープが絡む.
コシがあってしっかりした印象.

チャーシューはジュワッと肉汁系.
じっくり煮込まれて旨みが凝縮されている.
これも近くの「九頭龍」っぽい.
厚さやサイズもまずまず.

年中人気の牛スジがドンと入っている.
柔らかな食感と豚や鶏とは異質な牛の風味が強烈.
スジを煮込んだ甘辛いタレもアクセントになっている.
もちろん,ボリュームも満点.

半熟玉子は甘い味がしみている.
チャーシューのたれに漬け込んだ味玉は大ブーム.

食べ終わって店を出ようとしたら,突然,バケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨.
店先でしばらく雨宿り.

日本のあちこちで大雨や竜巻.
最近の地球は本当に壊れている.



きのうの練習

2009年07月28日 10時54分46秒 | Weblog
恵庭にいる小さな姪のピアノが,アップライトからグランドになったという話.
お盆休みに帰省した時に,そのグランドに触ってみた~い.

昨晩,ほこりをかぶった電子ピアノを久しぶりに開き,まずはハノンで指慣らしを始めた.
31番くらいまでは,指を順番に機械的に動かすだけ.
ふふ~ん,全然弾いていなかった割には,結構指まわるなぁ~,とうぬぼれていた.
でも,32,33番以降の1の指をくぐらせる練習にはいった途端ギクシャク.
全然できない.
やっぱりピアノは嫌いだ.

あっさりハノンを放り投げて,次はプレインベンションを弾いてみる.
左右の手が独立した旋律を弾く複音楽はピアノの感を取り戻すにはもってこい.
子供の初心者用の簡単な曲集で,1番から順番に弾き始める.
でも,4番くらいまで弾いたら飽きた.
挫折.
やっぱりピアノは嫌いだ.

あっさりピアノを放り投げて,次はチェロを弾いてみる.
基礎錬しばらくやっていなかったので,LOEBの音階の本取り出して♯系♭系4つまでの長調の4オクターブを全弓でじっくり鳴らす.
弦に松ヤニべっとり着いて,上のポジションになると指ベトベト.
次に,ドッツアの47番のアルペジオを練習.
移弦で事故るし,ポジション移動で音程メロメロ.
基礎は大切なのに,全然出来ていない.
自分に腹がたって,布団かぶって爆睡しました.

Trip to Asia: The Quest for Harmony

2009年07月26日 19時37分40秒 | 映画・ドラマ
7月25日(土)は午前中じっくり寝て疲労回復.
午後は研究室のほうが涼しいので,楽器かついで山こもり.
本業ではないがちょっと関連する仕事の準備と,夕方からユースで演奏予定のチャイ4の譜読み.
この曲やるなんて,えらいこっちゃぁ~.
熱中していたら夜になってしまい,のむオケの練習へは行かず.

帰宅してから,「ベルリンフィル・最高のハーモニーを求めて」(Blogのタイトルは原題)のDVDを見た.
2005年のベルリンフィルのアジアツアーのドキュメンタリー映画.

北京,ソウル,上海,香港,台北,東京をめぐった演奏旅行のリハーサルや本番の一部,そして団員たちのインタビューから構成されている.

          

映画の冒頭は,新人入団テストの場面から始まる.
音楽的には,超人,スーパースター,神,レベルが5段階高い演奏家の集団などと言われるベルリンフィルのメンバーも,音楽以外では普通の人.

ラトルは「ジキルとハイド」と表現していた.

ツアー最初の都市北京に着いて,その夜に行われた「英雄の生涯」のリハの映像を見て,まずぶっ飛んだ.
あの音の広がり,奥行きの深さ.
伸びやかでつやのある音.
どんなホールでも,どんな時でも,世界のトップの音を出している.

          

ある団員が言っていた,自己犠牲を伴う修練の結果.

何度も同じツアープログラムを演奏するにもかかわらず,ラトルは常に綿密リハを行い細かい修正を行っていた.

コンマスの安永さんやビオラフォアシュピーラーの清水さんも流暢なドイツ語でインタビューに登場し,なんだか嬉しい.
音楽を極める人は語学力も優れている.
(どちらも勉強の方法が共通だと自分は考えている.)

本番の演奏はごく一部で少々物足らない.

          

日本人から見ると,アジアの異文化を強調し過ぎで違和感を感じる点もある.
でも,ベルリンフィルの素顔の一面が見れて,ふ~むと納得のいく映画だった.




ラーメン中・煮玉子@真打

2009年07月24日 17時07分58秒 | 北陸ラーメン大学
ボスが出張で不在.
こういう時はラーメンツアーに行くことが多い.
別に,サボっているわけではないのだが・・・.

昨日は「真打」へ行った.

          

金沢の家系ラーメンの草分け的存在.
あまりに有名で,「真打」ブランドのカップ麺も出現したことがあったほど.
昨日も,席につくまでしばらく待たされるほど繁盛していた.

メニューには「辛ラーメン」や「豚骨しおラーメン」などもあったが,オーソドックスなラーメンにした.

          

麺のかたさ,スープの濃さ,鶏油の量など注文の際に細かくオーダーできる.

スープは獣汁系豚骨醤油.
乳濁した茶褐色で,見た目はかなり濃厚.
大量の豚骨を重ね炊きし,コクが出るまでじっくり仕上げている感じ.
これに鶏油を加えている.
濃厚な割にはそれ程しつこくないのは,この鶏油のさらりとした独特な風味によるものか?

麺は平らな手打ち風太麺.
軽く縮れている.
もっちり腰があって,強烈なスープに負けない存在感がある.

チャーシューは肉の赤身と白身が混在.
ロールケーキみたい。
柔らかく煮込まれていて,肉のそのものの甘みがする.
もう少し厚みがあると,さらに笑顔になる.

緑色が鮮やかなホウレン草とでっかいノリが惜しげもなく盛り付けられているところは,家系ラーメンの証だ.

ラーメンすすりながらM1君の話を聞く.
4月からラボ生活を始めて4ケ月が過ぎ,そろそろ慣れてきたかな?と思っていたが,まだまだ彼らは大変らしい.
夜,TLCをとったりフラスコを振る夢を見て,うなされることがあるらしい.

昔の自分の姿を見ているようだった.

そんな時は,ラーメンすすって,元気だそうゼ!
(ラーメンより焼肉とビールのほうが元気でるとの意見アリ!そういう話ならボスがいる時にして、おねだりしましよう?)