ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

Shoyu raumen@ramen okawari (Riverside)

2017年08月30日 11時20分25秒 | 北陸ラーメン大学
UCRのUniversity Villageにラーメン屋さんがありました.
こんなところにラーメン屋があるなんて,びっくり.



アツアツのラーメンと言えば,どことなく北海道とか富山のように寒いところがお似合い.
ここは常夏のカリフォルニア.
青い空と輝く太陽に,アツアツの湯気はしっくりこない.

それでも,このお店には結構な数のお客さんが入っていました.
肌の色は,白,黄色,黒,茶色などさまざま.
こういう光景が,多人種・多民族・多文化・多宗教が共生するdiversityということなんだろうな.

メニューも醤油,豚骨,みそなどdiversityに富んでいます.
なかなか本格的で,ますますビックリ.



Shoyu ramenを注文して,テーブルの上の薬味を見る.
醤油,コショウ,南蛮がふつうに置いてあって,そのうえ辛子味噌まである.

こりゃ,スゴイ.

と思ったら,辛子味噌ではなくてチリソースでした.
まあ,どちらもスパイシーなことには変わりない.



Shoyu ramenの登場デス.
メンマ(Bamboo shoot)増しでオーダー.



スープは乳濁した豚骨醤油.
脂分は少ないが,豚のエキスがたっぷり.
深い味わいに醤油の香り.
そして,ほんのりと生姜の風味が加わっている.
意外と繊細な味.
なかなかイケル味.



トッピングは味玉,チャーシュー,ネギ,メンマ,ナルト.
アメリカで日本式のネギって,とても珍しいと思う.



味玉も黄身が半熟.
これも珍しい.



メンマの見た目は日本のものと似ている.
歯ごたえもいいのだが,やたらと甘い.
メンマではなくて,これはBamboo shootデス.



チャーシューはホロホロ系のロールチャーシュー.
醤油の甘辛煮で,まさかカリフォルニアにもこんな本格的なチャーシューがあるとは驚き.



麺は軽く縮れた中~細麺.
加水率が高く,ツルツルとノドごしがよい.
みんな,麺をすするときに,ズルズルと音を立てずに食べている.
静かにすするラーメンって,あまりおいしそうではない.



かなり本格的で,おいしいラーメンでした.
味噌やら豚骨やら,いろいろ気になります.





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冷やし中華@氷見ラーメン(野々市)

2017年08月29日 07時31分09秒 | 北陸ラーメン大学
やたらと朝早く目が覚めて,夜更かしが全然できなくなっている今日このごろ.
時差の影響か,はたまた老化現象か?

朝晩はかなりしのぎやすくなってきた.
そろそろ夏麺もおしまいか?

野々市の「氷見ラーメン」で夏限定の冷やし中華にトライ.



魚介のうまみと香りが食欲をそそる.



中盛り無料なので,遠慮なく中盛りでオーダー.



さわやかな酢醤油をベースにしたタレに,確かに魚介の風味.
タレを含むと,まず,すっきり感を感じる.
そのあとから,奥行深い節系の波がじわりと押し寄せてくる.



キューブの氷がコロリと入っている.
清涼感たっぷり.



トッピングは,味玉,チャーシュー,モヤシ,メンマ,ネギ,ノリ.
どの具も,比較的たくさん入っている.



チャーシューは冷製生ハム風の赤身を帯びた色.
冷やし中華なので,赤身を帯びた肉がスープの熱で煮えてしまうことはない.
最後まで,レアチャーシューっぽい色.
柔らかくて旨い!



麺は中太の軽く縮れた角麺.
もっちり感がありました.



今年の夏も,あっという間に過ぎ去ろうとしています.







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Lカツカレー@カレーのチャンピオン

2017年08月28日 00時39分14秒 | B級グルメ
アメリカ研修から戻って,さっそくチャンカレ.
金沢に戻ったら,まずはこれを食べます.



独特のカレーの味は,ここでしか食べられません.



アツアツのカツもたまらない味です.



アメリカ研修に行く前は,Lカツを食べると,満腹になって大満足.
でも,今回は同じLカツをペロリと平らげて,まだ胃袋に余裕を感じるかも?

ふ~む,2週間で胃袋がアメリカン・サイズになったかも?
食欲の秋を目の前にして,果たしてダイエットできるかなぁ~?




First Penguins Receive Certificate

2017年08月27日 15時30分40秒 | First Penguin Stories
アメリカ研修の最終日はプレゼン発表会.



UCRの短期留学プログラムでは,参加者全員がpptを使って10分間の英語プレゼンを行います.
そのプレゼンをUCRのインストラクターが評価します.
その評価に基づいて,修了証書が出る?出ない?が決まります.

プレゼンの構成は,Introduction,Body,Conclusionの三部構成.
Bodyには6つのトピックスを盛り込み,それぞれ日米比較をすることが課題.

例えば,日米の薬剤師の役割について,調剤業務の分業について,薬学教育制度の違いについて,医療制度の違いについて,retail薬剤師の違いについて,などの薬学専門分野から3つ.
それと,ホームステイや食べ物,映画,気候,宗教,カルチャーなどの日米比較を,自由テーマで3つ.



アメリカ研修に出発する直前に,First Penguinsはpptを使った卒論のFinal defenceをすでに終えています.
First Penguinsたちは,プレゼンには多くの経験を積んでいます.

プログラム担当のNickさんやインストラクターのLindaさん,ホームステイ担当のKimさんも発表会にお集まりいただき,熱心に発表を聴いて下さいました.



学生らしい感性や視点で選んだ6つのテーマのプレゼンは,事実や論理の羅列にとどまらず,ユーモアやウイットを織り交ぜた素晴らしいもの.
Linda先生の授業では寝てしまったかもしれませんが,家に帰ってからは寝ずに宿題やプレゼンの準備をしていたようです(???).
説得力が十分あり,なるほどと納得できる内容でした.
笑いと,すこしばかりの涙が感動的.



First Penguinsたちは高い評価を受けて,全員無事に修了証書を受け取りました.



最後に,ガチでアメリカ式の授業でお決まりの大量の宿題を出し,4回しか授業がないのにプレゼンの指導するのは難しいとシャペロンにグチり,早口の英語でビシバシと学生を指導し続けたLinda先生に学生代表からプレゼント.

Linda先生の初回の英語の授業を参観して,これから10日間のアメリカ研修はどうなるんだ?やっていけるか?とハラハラしたことも事実.
でも,First penguinsは見事にやってのけました.
They made it brilliantly.

厳しさは,決して意地悪ではない.
善意あふれた厳しさを乗り越えることで,First Penguinsたちは多くの自信と達成感を感じたと思います.
Thank you, Linda先生.



修了証書をもって,全員で記念撮影.
新たなUCR Familyのメンバーです.

プログラムに関わったシャペロンもgreat workをたたえられて,学生を一緒に修了証書をいただく.
いい記念になりました.



あっという間の10日間.
このプログラムが,First Penguinsたちの今後のキャリアに何らかのきっかっけやインパクトを与えることができたかなぁ~?

紺碧の空に輝きを放ち続けるカリフォルニアの太陽.
第1回目の薬学部アメリカ研修が,First Penguinsたちの心の中で輝き続ける存在であり続けて欲しいものです.


First Penguins Visit Par Pharmaceutical and Western University

2017年08月25日 17時26分34秒 | First Penguin Stories
今日は製薬会社とウエスタン大学の見学です.
朝早くにUCRを出発したのですが,フリーウエイが大渋滞.
片側6車線ある高速道路が慢性的に渋滞するとは,やはりアメリカは車大国です.

左側の有料のFast Laneに入れば大渋滞も何のその.
でも,Fast Laneは入る前に大渋滞だったので,普通のレーンを走ってしまう.
そのうちに,Fast Laneに入りそびれて,大渋滞に巻き込まれました.



到着予定時間を大幅に遅れて,Irvine市にあるPar Pharmaceuticalへ.
全米4位のジェネリックの会社です.

ちなみに,アメリカの処方薬に占めるジェネリックの割合は90%.
医療保険会社が,低コストのジェネリックを使うよう指示しています.



まずは,製造ラインの見学です.(写真撮影は禁止.)
First Penguinsたちは,白衣,靴カバー,髪カバー,保護メガネを着けます.
エアシャワーをくぐって,窓越しに,最先端の製造機器を見せていただきました.

このとき合成していたジェネリック薬は,抗うつ薬のBupropion.
先発品に比べて持続性が格段と向上しています.

原末を顆粒化,錠剤化,コーティング化,印字化する工程を,詳しく説明していただき,じっくりと機械や社員の働く様子を見学.
顆粒化のプロセスが成功しないと,以後の工程でトラブルが頻発するらしく,これが一番重要.
規格から外れた製品は,専門の業者が処理するそうです.

コーティングが持続性に影響するので,慎重に製造方法を工夫している.
ちょっとでもこの工程でパラメーターが変わると,持続性が維持できない.

錠剤や印字する鋳型(mold)の見本もわざわざ見せていただきました.
薬剤学のいい実地勉強.

日本の会社見学よりも,丁寧で親切.
とてもありがたい経験です.



会社の概要の説明後,質疑応答.
持続性の工程で,大量の溶媒を使うので従業員の健康に細心の注意を払っているとか.
会社の近くのチャップマン大学と共同研究しているとか.
この工場には薬剤師が2~3名いるが,品質管理などの申請書類やら法律や規制をクリアするのに必要なペーパーワークをやっているとか.

日本では,医師がジェネリックを使いたがらない.
でも,アメリカは医師よりも,医療保険会社が薬の決定まで口を出す.
国民の健康よりも,医療ビジネスが優先されている.

Par Pharmaceuticalは,薬学に関わる次世代の教育に熱心な会社という印象.
異国の日本からの見学も気持ちよく受け入れてくれました.
とても広くて大きなgenerosityに感謝した会社見学でした.



お昼ごはんは,Laguna Beachでお弁当.
これぞカリフォルニアと思わせる美しい海岸線.



プライベートでのんびり訪れてみたいところ.



ここに連れてきてくれて,エドさんありがとう.



午後は,Western大学薬学部を訪問.
地図ではPomona市までは近そうに見えたけれど,実際に車で移動すると結構時間がかかる.
やはり,アメリカは広い.



Western大学のPharm.D.教育の目玉はBlock Education System.
1つの科目を集中的に勉強するシステム.
ほかのことに気を取られず効率よく勉強できるのがメリットらしい.
一科目に集中して勉強すると,息がつまりそう.
でも,学生からの人気も高い勉強法らしい.

アメリカの薬学部はgraduate school.
だからこそ出来るシステムで,日本の学部教育(undergraduate)には向かないと思う.
なんでもアメリカの教育方法を真似したがる文科省が,このBlock systemにどう反応するのか,ちょっと恐ろしい.

この大学では,午前中に講義を行い,午後からはグループワークで課題学習.
課題は,患者の症例研究(case study)を主に扱うらしい.
グループワークをやる前には,かなりの予習が必要との話.
形だけを真似してグループワークを取り入れようとする日本やりかた,ちょっと違う気がします.

講義室は壁全面にスクリーン.
日本では考えられないような教室のレイアウト.



グループワークに適しています.
でも,場所によっては先生の顔が見えなかったりするらしい.
そのため,毎日,席とりが激しいそうです.

競争社会のアメリカ.
席とりまでも,競争か?



我々のツアーに同行してくれた東邦大学と神戸学院大学の日本人留学生の2名とキャンパスで記念撮影.



First Penguinsの中からもPharm.D.に挑戦する人が出てきて欲しいものです.