ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

小学生とシンクロ

2010年04月30日 17時43分33秒 | Weblog
5月17日から外部実務実習が始まる.
その前に,実習受け入れ先の薬局s(sは複数のs)を訪問.
実習のスケジュール,評価方法,指導体制などの確認.
今日,行って来た.

午前中に寺井駅の近くの薬局へ行く.
山側環状を走っていたら,小学生の遠足の列.
今日はGWの谷間だし,天気もいい.
こんな時は,教室で授業やるより青空の下で汗かくほうが楽しいに決まっている.
遠足の列を見ているだけでも,気持ちよさそう.

午後は寺井病院の近くの薬局へ.
指導薬剤師の先生はうちの学校の卒業生らしい.
どうりで美人だと思った.(←そこかい?)
みんなとても立派になって働いています.

寺井の薬局sの帰り道,午前中に見た小学生の遠足ご一行様とすれ違う.
小学生も無事遠足が終わり,帰路についているようだ.
こちらも無事,薬局初回訪問が終わった.

今日1日外回り.
小学生の遠足とシンクロしてたなぁ.



チャーシュー藤平@らー麺藤平(栗東)

2010年04月28日 20時02分18秒 | 北陸ラーメン大学
びわこフィルハーモニーオーケストラの演奏会を聴きに栗東まで行った.
せっかく,見知らぬ町へ行ったのだから,北陸ではお目にかかれないラーメンにトライ.
名神高速道路の栗東ICを出て,国道8号線を福井方面にすこし戻ると「らー麺藤平」の看板が見えた.

          

この店のすぐ隣に,ラーメン藤の姉妹店が並んでいる.
この2店のキャラは全然違う感じ.
藤の系列のラーメン屋は金沢にもあるので,普段あまり食べる機会がない「藤平」へ入った.

人気のお店のようで,席につくまで数分間お店の中で待つ.
待っている間に,壁に書かれたラーメンのウンチクを読む.

“スープが旨くて体にええわけ”

“野菜”
“スープの甘みはたっぷりの野菜から
アミノ酸が旨みのもとですねん.
具にも九条ねぎたくさんつこうて
風邪の予防してくれます.”

“豚骨”
“豚骨や鶏ガラから溶け出した
ビタミンB1やカルシウムがスープにたっぷり.
また,ゼラチンやコラーゲンも含まれてて
お肌の粘膜を強くしたり
美肌にええんです・”

“木の実”
“隠し味につこうてます木の実は
血圧を下げて安定させてくれると云われてます.”

“きくらげ”
“キクラゲはからだの中の余分な塩分を取ってくれますし
骨も丈夫にしてくれます.”

関西系の言葉で書かれた詩のようなウンチクを読んでいると,ほどなく席に案内された.
メニューに目を通して「チャーシュー藤平」にトライ.

          

大量のチャーシュー.
ラーメン丼の2/3くらいがチャーシューで覆われている.

          

このチャーシューはとても柔らかい.
トロトロでっすぇ.(←なぜか関西系の言葉?)
炭火焼きのような香ばしさもあり,とても丁寧なチャーシュー.

叉焼の豚皮に含まれているゼラチン質(コラーゲン)は,人のお肌のコラーゲンにもっとも近い性質を持っている.
そこで,このお店では“お肌の老化に良いチャーシュー”であることをウリにしている.
でも,このチャーシューに豚皮がついているのかなぁ?
(そこを突っ込んでも,しょうがない.)
チャーシューは効能で食べるのはなく,味で勝負.
その点で,このチャーシューは充分に美味しい.

          

スープは白湯豚骨.
ミルキーな舌ざわりだが,それほど脂濃く感じない.
豚骨特有の臭みもなく,むしろ,あっさり.
これに褐色の香味油がかかっている.
この油が,実に香ばしい.
いい香りと風味で,ラーメン全体の印象をかなりレベルアップさせている.

麺はストレートの細麺.
関西系ラーメン特有の麺.
水分は多くなく,小麦の感触が感じられるような上品な麺.

コリコリとしたキクラゲの歯ざわりも良好.
これに紅しょうががのっていたら,熊本ラーメンみたい.

「藤平」は関西を中心に展開しているチェーン店.
なかなか,いい味出してると思いました.


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らー油からカシスオレンジ

2010年04月28日 19時22分40秒 | Weblog
学生実習で安息香酸のメチルエステル化の実験をやる.
その前日にアゾ色素の合成をやった.
昨日,ロートなどの器具を充分に洗浄していない一部の学生さんたちは,エステル化の実験で器具洗浄の手抜きがバレバレ.

本来,無色のメチルエステルが「らー油」のようにオレンジ色になってしまうのだ.

(アゾ色素を完全に洗った器具を使うと無色↓)
          

(洗浄不足だとオレンジ色↓)

          

とりあえず,常圧蒸留しているんだけどね・・・.
それでも色が抜けていない.

らー油のような安息香酸メチルをニトロ化する.
硝酸と硫酸のニトロ化混酸を加えると,カシスオレンジのような色になってしまった.
これも本来なら,無色から淡黄色なのに・・・.

          

見た目はカクテルのようで美味しそう.
色は赤いが,臭いは湿布薬のサリチル酸メチルの刺激臭.

よしよし,とりあえず目的物は合成できているようだ.
でも,もっと緻密な実験が出来るようにならないと薬剤師になれんぞい.

ここしばらくの間,カシスオレンジを飲むたびに,このフラスコの色が頭をよぎりそう.

びわこフィルハーモニーオーケストラ第8回定期演奏会

2010年04月26日 20時39分01秒 | 演奏会
4月25日(日)に栗東芸術文化会館「さきら」で行なわれた「びわこフィル」の演奏会へ行ってきました.
栗東は何度か通過したことがあっても,いままで立ち寄ったことはない町.
どんな所なんだろう?
こういう町にフラリと行ってみるのも楽しい.

金沢から栗東まで220~230Kmちょっと.
午前中に金沢を出発し,1000円高速を使えば2時間少々で栗東に到着.

「さきら」はとても近代的で立派な施設.
雲ひとつない青空の下,ホールの前の広場で大勢の子供達が遊んでいる.
市民の憩いの場みたい.

          

建物の外には,何やら前衛芸術っぽい作品が並んでいるし・・・.
これ何だろう???

          

建物に入ると,関本昌平の紹介ボードが大きく展示されている.
彼は2005年10月の第15回ショパンコンクールで第4位に入賞した若手ピアニスト.
デビューアルバムをこのホールで録音したらしい.
このホールで若い音楽家を育てて,地域をあげて応援しようという姿勢はいいですね.

びわこフィルの演奏会が始める前に,ホワイエで有志によるプレ・コンサート.
1曲目はホルン四重奏.
ウェーバーの「魔弾の射手」より「狩人の合唱」.
ホルン・アンサンブルの定番で超有名曲.

2曲目はフルート,ヴァイオリン,チェロのための三重奏ト長調.
モーツアルトにも影響を与えたというシュターミッツの作品.
これは超マニアックな曲だと思います.
でも,とても楽しい曲で,日曜日の午後に軽い気持ちで聴くにはぴったり.
フルートとチェロって,意外と相性がいいかも?

プログラム1曲目はブラームスの「大学祝典序曲」.
指揮者の有馬純昭さんがツカツカと舞台に登場して指揮台にあがった.
次の瞬間,いきなりタクトを振り下ろす.
メンバーはこのタイミングに慣れているので,すぐに音を出す.
聴衆は指揮者がひと呼吸の間をおいてから,オケが鳴ると思っていたので,ちょいとビックリ.
あらら,もう曲が始まったよ.

オケの人数の割りには,弦の音が分厚く響く.
弦のレベルは高そう.
特に,ヴァイオリンが上手い.

2曲目はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調.
ヴァイオリン独奏は見渡風雅(みわたし・ふうが)さん.
フーガさんという名前からして音楽家っぽい.
若干14歳にして多くのコンクールや内外のオケと共演する実績を持つヴァイオリニスト.

柔らかくしなやかな音.
とても14歳とは思えない堂々とした弾きっぷり.
オーラさえ感じられる.
近い将来の日本を代表する演奏家のひとりに数えられるかも?
叙情たっぷりの第1楽章と明るく伸びやかな終楽章がよかった.
14歳のソリストの気合とパワーは,どこから沸き上がってくるのだろう?

3曲目はブラームスの交響曲第4番.
聴きながら,やっぱりブラームスのシンフォニーって難しいと思った.
キラリと光っていたところは,終楽章のトロンボーンのコラール.
天上から神が地上へ一筋の救いの光を差し伸べるような場面.
暖かく包み込むようなトロンボーンの音色が素敵.
ぶらぶぉ~!

アンコールがなかったのが少し残念.

でも,演奏会で頑張っている他団体のアマチュア音楽家たちを目にすると,自分もオケで頑張るぞ~という気持ちになる.
この演奏会でも,沢山のやる気とパワーを感じました.












ラーメン@重盛り極太麺・神やぐら

2010年04月23日 19時51分14秒 | 北陸ラーメン大学
先日,うわさの「神やぐら」へ行く.

          

この店へ行ったことがある人は「野菜の盛りが凄い!」と口をそろえて言う.
どれほど凄いのか,興味しんしん.

最近の天候不順で葉もの野菜の値段が急騰.
キャベツ1玉が300円とは,真冬ならともかく,この時期にしては異常.
野菜のがんこ盛りをウリにしている店はキツそう.
こういう時に野菜の重盛りを敢えて食べに行くとはハイエナ気分.
そんなことは,どうでもいい.

話によると,普通サイズでも大盛り.
これを食べきれるかどうか不安.
最初だから,無理せず普通盛りのラーメン+味玉の食券を購入.
それでもこんな野菜山盛りのラーメン(↓).
期待を裏切らない豪快さ.

          

          

野菜のほとんどがモヤシ.
値段が高いキャベツも少しだけ入っていた.
でも,この野菜の量は半端ではない.

チャーシューも脂ギッシュでボリューム満点.
トロトロ系の柔らかに煮込まれた肉.
甘辛い味付けも,しっかりしていて絶品.

麺は超極太のストレート麺.
なんとなく灰色っぽい.
盛岡冷麺なみの歯ごたえ.

スープは豚骨醤油.
背脂の量を聞かれたので,普通でお願いした.
味も脂もそれほど濃くはない.
金沢の二郎系インスパイア・ラーメンでスープの味が濃いのは断然「しな二郎」
脂が濃いのは「池田屋」
野菜の山が一番高いのは「神やぐら」って感じかな?

味玉をじっくり味わいながら食べる余裕なし.
とりあえず完食を目指して,ひたすらズルズルと食べまくる.
まるでラーメンと格闘しているかのよう.

ニンニクを多めに入れたので,味が単調な大量のモヤシもなんとか残さずに食べきれた.
満腹感というよりは,重盛りを征服したゾ!という気持ちになってしまう.
話題性に富んだ面白いラーメンでした.


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