ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

中華そば大@神仙

2009年09月30日 13時52分33秒 | 北陸ラーメン大学
うちのラボには「女王様」と呼ばれているM1がいる.
女王様だからと言って,口グセが「別に~.」というわけではない.

この秋に,来年度ラボに配属になる下級生が決まる.
女王様はのどから手が出るほどラボにやってくる下級生を待ち望んでいる.
もちろん,彼らを「かわいがる」ためにである.

どういう風に「かわいがる」のだろうか?
あまりにも恐ろしくてblogには書けないと思う.
ご想像におまかせします.

昨日,うちの女王様が「ラーメン食べたい」とのたまった.
「北陸ラーメン大学」食べ歩き隊の僕(しもべ)一同は「はい,喜んで,女王様」と声を揃えてラーメンツアーに出かけた.

ターゲットは駅西にある「かすみ屋」.
wasabiさんの「らーめん漂流記」に載っていた「かすみ屋」の「魚介とんこつ」の写真があまりにも魅力的.
食べ歩き隊は,エサに釣られた魚のように「かすみ屋」を目指す.

だが,結果はボウズ.
店の入り口には「仕込み中」の札がぶら下がっていた.
「うげげ~,やられた~!さすが“やすみ屋”だ.」と全員がっかり.

でも,女王様はあきらめない.
「次は,和歌山らーめん神仙だ~」とのたまった.
一同は「はい,喜んで,女王様」と声を揃えて従った.

          

屋台の雰囲気が一杯の店内には,豚骨スープ特有のムッとする臭いが漂っている.
でも,ラボのメンバーは普段からもっと刺激的なイオウやセレンの臭いで訓練されている.
こんな豚骨の臭いなんか平気なのだ.

店の壁には「ド豚骨×極細麺×濃厚民族」というオヤジ度の高いポスターがデカデカと貼られている.

          

確かに「ド豚骨」である.
井出商店系の和歌山豚骨醤油.
茶褐色でドロドロと粘度が高い.
豚の骨のエキスを,文字とおり骨の髄まで煮出した感じ.

確かに「濃厚民族」である.
ギドギドした見た目だが,実は脂分が低い.
だから,スープを飲んでもグッとくることはない.

確かに「極細麺」である.
このような「極細麺」は茹でる時間が短いものだが,注文してからラーメンが出てくるまで,かなりの時間を要した.
これはちょっと不思議だった.
細麺一本一本の麺と麺の間にドロロ~ンとしたスープがまとわり着いて,ラーメンをおいしく味わう知恵に感心.

女王様は「中華そば」をペロリと平らげ,躊躇なく「替玉」を注文した.
凄い食欲にあっぱれ!

優秀な頭脳と緻密な実験の腕をもつ彼女は,ラボのみんなから「女王様」と尊敬されている.
「女王様」にふさわしいラーメンの食べっぷりに,女王様の貫禄が一段と輝きを増したように思えた.

これから配属になる下級生にこっそり教えておこう.
うちのラボでボスより強いのは女王様だと.
何があっても「はい,喜んで,女王様」と言わなくてはならないのだ,と・・・.

***この記事には一部フィクションが含まれていますが,ほとんど事実です***









赤い稲妻11万Km突破

2009年09月29日 13時04分12秒 | Weblog
9月27日(日)に赤い稲妻の積算距離計が11万Kmを突破.

この日は福井県選抜芸能祭で高浜へ移動.
朝7時に福井北ICに集合.
弦楽合奏のメンバーは車3台に分乗して高浜まで移動することになっていた.

早朝,金沢西ICから北陸道に入った途端,白いランエボにビュンと追い越される.
一瞬で抜かれたので「げげ~っ」と思ったが,頑張ってこの車に追走.
おかげで,あっという間に福井北ICに到着してしまった.

芸能祭が終了し,帰りも福井北ICで解散.
福井北ICからの帰りは急ぐ必要もないので,のんびりと下道で金沢へ向かう.
ちょうど,辰口あたりで積算距離計が11万Kmに到達した.

10万Km突破が今年の3月15日だった.
およそ,半年で1万Km走ったことになる.



第19回福井県選抜芸能祭@高浜

2009年09月28日 17時58分28秒 | 演奏会
高浜町は福井県の西の端に位置し,小浜,三方五湖の近くにある.
原子力発電と漁業が盛んな町.
この高浜町で9月27日(日)福井県選抜芸能祭が行われた.
これに大野市代表の弦楽合奏のエキストラで参加.

          

選抜芸能祭は,福井県の市町村が毎年順番に持ち回りで開いている.
いろいろな地域の代表として選抜された団体が,日ごろの練習の成果を発表する.
「芸術祭」ではなく「芸能祭」.
伝統芸能,合唱,ダンス,舞踊,弦楽合奏など様々なジャンルの演目がプログラムに並んでいる.

午前中のリハーサル前に,控え室で楽器ケースを開いて音を出していた.
すると,音出しは建物の外でやって下さい,と運営事務局からクレームがつく.
安心して音が出せる部屋を主催者は用意していなかったらしく,これにはちょっと閉口した.

          

でも,何とかリハーサルを済ませる.
案の定,2楽章の1stとVcの掛け合いでトラブル発生.
そこだけ,もう一度さらい,あっと言う間にリハーサルの時間終了.

          

午後の本番までかなり時間がある.
琴を聴きながら,無料で振舞われていたお茶を楽しむ.

          

          

お茶の作法を教わりながら,御菓子と抹茶を頂いた.
う~む,これは秋の「芸能祭」らしい.

高浜町と韓国の保寧市は友好都市らしい.

          

そこで,韓国の伝統芸能である太鼓が演奏された.
およそ15分間,ものすごい迫力で全員の息がぴったり.
もちろん暗譜だよ~.
お見事でした.

          

我々のEine Kleine Nacht Musikも,前日の一夜漬けの猛練習のおかげで(?),なんとか無事終了.
本番はちょっと雑な感じに流れたと自分は思っていたけれど,客席にいたメンバーの家族からは音が良く出ていたと,まずまずの評価.
緊張もあってか,演奏がほんの一瞬の出来事のように感じられた.
せっかく必死で(?)練習したのに,あっけなく終わってしまったような気が・・・.

とにかく,無事に終わってホッとしました.









アイネ・クライネの一夜漬け

2009年09月26日 23時04分03秒 | Weblog
9月26日(土)に大野市の下庄公民館で,明日(9月27日)に福井県選抜芸能祭で演奏するアイネ・クライネの総仕上げの練習.

指揮者なしの弦楽アンサンブルなので,慣れないと合わせるのが難しい.
曲を磨く総仕上げというより,基礎からしっかり確認しながら合奏する.

2ndとVaの刻みが,チェロのリズムと合わない.
テンポを落としたり,逆に音を細かく分割してみたり,あの手この手で併せる練習を試みる.
お互いの音を聴きあいながら,忍耐つよく練習すると,だ~んだんとリズムがあってきた.

あとは,2楽章の中間部.
1stとVcの掛け合いが心配.
チェロパートの3人は仲がよい(?)ので,ひとりが落ちると全員足並みを揃えて仲良くコケることが多い.
ここは要注意.

13時から17時頃まで,密度の濃~い時間.
最後に明日の集合時間などを確認して解散.
見事な一夜漬けの練習でした.

ヘトヘトに疲れたので,のむオケの練習はまたお休み.
ゴメンナサイです.



マナー講座

2009年09月25日 16時29分06秒 | Weblog
来週から後期の授業が始まる.
その直前の本日,正規の授業ではないが,2,3年生を対象にしたマナー講座が開かれた.

専門科目の勉学だけでなく,社会人としての初歩的なマナーもしっかり身につけることも大切.
さらに,薬学生の共用試験や就職試験などの対策にも効果的.

マナーの専門家を講師に招き,お話と簡単な実技の指導を受ける.

第一印象はやり直しがきかない.
初対面の方に好印象を与えるには,どうしたらよいのか.
自分磨きのために,日ごろ何を心がけるべきか.
超一流を目指す返事の仕方10か条など,大人としてのマナーの基本を教わる.

中でも,企業の人事部の採用裏話などが聞けて参考になる.

お辞儀の仕方もバッチリ練習.
面接などで,少しでも好感度アップにつながりますように・・・.

          

自分を含めて,当たり前のことが当たり前にできないことが多い.
今まで気がつかなかったこと,気づいていたけれど実行できないでいたことなど,具体的な例を紹介しながら指導を受けた.

今日のお話からひとつだけ引用.
整理整頓の秘訣は「だんしゃり(断捨離)」らしい.
この言葉,初耳.
普段汚い実験台を使っている身には,ちょっと痛い言葉デス.