うちのラボには「女王様」と呼ばれているM1がいる.
女王様だからと言って,口グセが「別に~.」というわけではない.
この秋に,来年度ラボに配属になる下級生が決まる.
女王様はのどから手が出るほどラボにやってくる下級生を待ち望んでいる.
もちろん,彼らを「かわいがる」ためにである.
どういう風に「かわいがる」のだろうか?
あまりにも恐ろしくてblogには書けないと思う.
ご想像におまかせします.
昨日,うちの女王様が「ラーメン食べたい」とのたまった.
「北陸ラーメン大学」食べ歩き隊の僕(しもべ)一同は「はい,喜んで,女王様」と声を揃えてラーメンツアーに出かけた.
ターゲットは駅西にある「かすみ屋」.
wasabiさんの「らーめん漂流記」に載っていた「かすみ屋」の「魚介とんこつ」の写真があまりにも魅力的.
食べ歩き隊は,エサに釣られた魚のように「かすみ屋」を目指す.
だが,結果はボウズ.
店の入り口には「仕込み中」の札がぶら下がっていた.
「うげげ~,やられた~!さすが“やすみ屋”だ.」と全員がっかり.
でも,女王様はあきらめない.
「次は,和歌山らーめん神仙だ~」とのたまった.
一同は「はい,喜んで,女王様」と声を揃えて従った.
屋台の雰囲気が一杯の店内には,豚骨スープ特有のムッとする臭いが漂っている.
でも,ラボのメンバーは普段からもっと刺激的なイオウやセレンの臭いで訓練されている.
こんな豚骨の臭いなんか平気なのだ.
店の壁には「ド豚骨×極細麺×濃厚民族」というオヤジ度の高いポスターがデカデカと貼られている.
確かに「ド豚骨」である.
井出商店系の和歌山豚骨醤油.
茶褐色でドロドロと粘度が高い.
豚の骨のエキスを,文字とおり骨の髄まで煮出した感じ.
確かに「濃厚民族」である.
ギドギドした見た目だが,実は脂分が低い.
だから,スープを飲んでもグッとくることはない.
確かに「極細麺」である.
このような「極細麺」は茹でる時間が短いものだが,注文してからラーメンが出てくるまで,かなりの時間を要した.
これはちょっと不思議だった.
細麺一本一本の麺と麺の間にドロロ~ンとしたスープがまとわり着いて,ラーメンをおいしく味わう知恵に感心.
女王様は「中華そば」をペロリと平らげ,躊躇なく「替玉」を注文した.
凄い食欲にあっぱれ!
優秀な頭脳と緻密な実験の腕をもつ彼女は,ラボのみんなから「女王様」と尊敬されている.
「女王様」にふさわしいラーメンの食べっぷりに,女王様の貫禄が一段と輝きを増したように思えた.
これから配属になる下級生にこっそり教えておこう.
うちのラボでボスより強いのは女王様だと.
何があっても「はい,喜んで,女王様」と言わなくてはならないのだ,と・・・.
***この記事には一部フィクションが含まれていますが,ほとんど事実です***
女王様だからと言って,口グセが「別に~.」というわけではない.
この秋に,来年度ラボに配属になる下級生が決まる.
女王様はのどから手が出るほどラボにやってくる下級生を待ち望んでいる.
もちろん,彼らを「かわいがる」ためにである.
どういう風に「かわいがる」のだろうか?
あまりにも恐ろしくてblogには書けないと思う.
ご想像におまかせします.
昨日,うちの女王様が「ラーメン食べたい」とのたまった.
「北陸ラーメン大学」食べ歩き隊の僕(しもべ)一同は「はい,喜んで,女王様」と声を揃えてラーメンツアーに出かけた.
ターゲットは駅西にある「かすみ屋」.
wasabiさんの「らーめん漂流記」に載っていた「かすみ屋」の「魚介とんこつ」の写真があまりにも魅力的.
食べ歩き隊は,エサに釣られた魚のように「かすみ屋」を目指す.
だが,結果はボウズ.
店の入り口には「仕込み中」の札がぶら下がっていた.
「うげげ~,やられた~!さすが“やすみ屋”だ.」と全員がっかり.
でも,女王様はあきらめない.
「次は,和歌山らーめん神仙だ~」とのたまった.
一同は「はい,喜んで,女王様」と声を揃えて従った.
屋台の雰囲気が一杯の店内には,豚骨スープ特有のムッとする臭いが漂っている.
でも,ラボのメンバーは普段からもっと刺激的なイオウやセレンの臭いで訓練されている.
こんな豚骨の臭いなんか平気なのだ.
店の壁には「ド豚骨×極細麺×濃厚民族」というオヤジ度の高いポスターがデカデカと貼られている.
確かに「ド豚骨」である.
井出商店系の和歌山豚骨醤油.
茶褐色でドロドロと粘度が高い.
豚の骨のエキスを,文字とおり骨の髄まで煮出した感じ.
確かに「濃厚民族」である.
ギドギドした見た目だが,実は脂分が低い.
だから,スープを飲んでもグッとくることはない.
確かに「極細麺」である.
このような「極細麺」は茹でる時間が短いものだが,注文してからラーメンが出てくるまで,かなりの時間を要した.
これはちょっと不思議だった.
細麺一本一本の麺と麺の間にドロロ~ンとしたスープがまとわり着いて,ラーメンをおいしく味わう知恵に感心.
女王様は「中華そば」をペロリと平らげ,躊躇なく「替玉」を注文した.
凄い食欲にあっぱれ!
優秀な頭脳と緻密な実験の腕をもつ彼女は,ラボのみんなから「女王様」と尊敬されている.
「女王様」にふさわしいラーメンの食べっぷりに,女王様の貫禄が一段と輝きを増したように思えた.
これから配属になる下級生にこっそり教えておこう.
うちのラボでボスより強いのは女王様だと.
何があっても「はい,喜んで,女王様」と言わなくてはならないのだ,と・・・.
***この記事には一部フィクションが含まれていますが,ほとんど事実です***