ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

Ezone(エーゾーン)へ

2015年08月31日 12時26分50秒 | Weblog
ちょっと遅い夏休み.
新潟港からフェリーで北の大地へ.

おたる水族館のポスターによると,北海道を「蝦夷」と「ええゾーン」(=いい地域)をかけて「エーゾーン」と呼ぶ.
座布団一枚クラスのダジャレ.
えーぞ,えーぞ!(=いいね,いいね!)



大きなトラックや乗用車を数百台も積み込んで,フェリーは沈まないのが不思議.



赤い稲妻もいざフェリーへ乗り込む.
3階の車両甲板まで急で狭い登り坂.
海に落ちないよう慎重に運転.
ドキドキ.



いよいよ出港デス.
フェリーのエンジン,もの凄くふんばって,うなっている.



船旅のいいところは,のんびりした時間を持てること.
しっくりと本に目を通すいい機会.

まずは,この本(↓).
一度は歩いてみたいカミーノ・サンディアゴ巡礼.



カミーノ・サンディアゴとは,カトリック三大巡礼路のひとつ.
イタリア,フランス,スペイン,東欧諸国をはじめとしたさまざまな国の人々がこの道にやってくる.
全ルートは800 Km.
ガリシア地方にある大聖堂を目指す.
やるべきことはただひとつ「歩くこと」.
信仰を問わず,誰にでも開かれているこの道は,アウトドアとしても旅としても面白い.
(本書より)


1ケ月くらい自由な時間があったら,800 Kmを完歩したい.
いろいろな夢をのせて船はEzoneを目指す.




大和(醤油)@端午(富山)

2015年08月29日 13時54分33秒 | 北陸ラーメン大学
先日,三大学の引率で富山の廣貫堂資料館へ行ったときに,偶然見つけたお店.
(資料館を見た後に,ブラブラと周辺を散歩していたのがバレバレ.)
資料館から歩いて5分くらいの住宅街の中にあった中華屋さん「端午」.



とても気さくで優しそうなご夫婦でやっている.
中華そばのメニューは「大和」と「武蔵」.
おやじさんは,その昔,軍艦にでも乗っていたのかなぁ~.



富山のラーメン屋なので,醤油の大和の大盛りを注文.
大盛りでも700円とはコスパ最高.

大きな丼にたっぷりとスープが入ったラーメンの登場デス.
第一印象は,デカイ.



富山ブラックほどではない,ほどほどの醤油色.
塩分と脂分は薄目だが,しっかりと鶏ガラのような動物系のダシが効いている.
醤油の香りもほどほどで,バランスがとれた端正な中華そば.
美味しいかも?



チャーシューも立派な厚み.
赤肉がメインで,しっかりと味がついている.

メンマは塩分が高く,ラーメンよりもごはんのおかずになりそうなくらいの塩気.
こういうところは,富山の味の濃い食文化を感じる.



麺は軽く縮れた中太麺.
適度にスープと絡み合っている.
もっちりとした食感が,昔なつかしの麺の味.



富山風のちょっぴり味の濃い中華そばでした.




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さっぱりおろしカツ丼@呉羽PA

2015年08月28日 19時46分22秒 | B級グルメ
北陸自動車道の「地丼」シリーズ.
呉羽PA(上り)の「さっぱりおろしカツ丼」.

夏メニューは,そろそろおしまいが近づいている.
朝晩は,かなりしのぎやすくなってきたなぁ~.
虫の声も,いつの間にかセミから鈴虫に変わっている.
夏向きのがっつり丼を食べながら,過ぎ去る夏を惜しむ.



しそと大根おろしが,さわやか.





富山の名水ポークのカツもボリュームたっぷり.



夏が終わると,食欲の秋が間近です.







冷やし塩そば@らーめん真太(福野)

2015年08月27日 19時23分55秒 | 北陸ラーメン大学
福野町の「らーめん真太」へ行ってきました.
今年の夏しか食べることができない「冷やし塩そば」が目的デス.



今年も試作10数回.
やっと大将からOKをもらったそうです.



今年の作品は,さっぱりの中にも旨みたっぷり.
昆布,煮干し,かつお節をメインとした魚介系スープに強めの塩を合わせています.
かなりコシの強い細麺がしっかりと魚介系塩スープにからみます.
スープを最後まで冷たく食べるために,出汁氷を投入.
これにより,うまみ倍増.


と,ポップに書いてありました.



スープは和食のさらりとした風味.
一見,軽めだが,口のなかに含むと魚介系の複雑な味が広がる.

酸味が強めのパプリカのピクルスが,さわやかさを演出している.
見た目も味も,とても涼しげ.



チャーシューはこだわりの鶏チャーシュー.
シンプルな味ながら,肉の存在感が充分ある.



とろりとした温玉は,麺やスープに拡散.
スープのおいしさが,玉子の黄身で大きく変化する.
ここは,固ゆでの味付けゆで玉子のほうが,いいような気がした.



冷たさや味をキープする出汁氷.
とことん,味を追求しています.



麺はストレートの細麺.
冷麦を連想させる夏麺のようです.



しそ餃子とチビ餃子もおいしゅうございました.




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夏のグリーンカレーセット@The Olive Oil Kitchen

2015年08月26日 18時58分13秒 | B級グルメ
金沢駅前のポルテの地下にある「The Olive Oil Kitchen」.
夏休み特別ランチ「石川健康鶏むね肉のグリーンカレー」の文字につられて入店.



グリーンカレーをWikipediaで調べると・・・

グリーンカレー(タイ語:ゲーンキャオワーン/ゲーンキョワーン)は,日本でタイカレーと呼ばれるタイ料理.
正確にはカレー料理ではなく,タイ料理のゲーンと呼ばれる多様な汁物の中で,香辛料を利かせた料理を外国人向けに便宜上カレーとして呼称している.
ゲーン・キャオ・ワーンとはタイ語で汁物・緑・甘いを意味する.


カレー料理ではないのに,グリーンカレーと呼ばれているとは面白い.
カレーでなくて,あれぇ~?

ココナツオイルの香りが漂う甘いスープとごはん.
日本人の口に合うように,スパイシーな味付けは避けている.
どちらかと言うと,かなりマイルドで優しい味付け.
日本向けのアジアン・テイスト.
でも,トロピカルな雰囲気は充分味わえマス.



細かく刻んだパプリカなどが入っていて,色あいが美しい.



石川県の健康鶏のむね肉も,こんがり揚げられている.
甘めのスープをご飯やお肉に絡めると,お口のなかでエキゾチックな世界が広がります.
タイ料理の味は,日本ではなくて,本場で味わいタイものです.



白桃と白ワインのシャーベットも最高.
とろけるような甘い香りと味がトロピカル.



夏が終わると,また別の季節のカレーを用意します,と店員さんは言っていました.
ちょっと興味あり.

気軽にエキゾチックな感覚に浸れるグリーンカレーでした.