ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ショパン生誕200年記念「石川県縦断ピアノコンサート」@松任学習センター

2010年01月30日 18時27分55秒 | Weblog
今朝の読売新聞の地方版にショパン生誕200年記念「石川県縦断ピアノコンサート」の記事が載っていた.
これは,2010年に生誕200年を迎える作曲家ショパンの数多くのピアノ作品を地元の演奏家が県内各地で,国内の有名アーティストとともにリレー演奏を行うという企画らしい.
今日1月30日から3月27日までの2ケ月間かけて行なわれる.

新聞記事によると,今日の第1回目のコンサートは白山市松任学習センターで行なわれる.
ショパンはあまり好きな作曲家ではないけれど,入場料は500円らしいし,たまにピアノを聴くのもいいかな,と思って午後から松任までドライブ.
久しぶりに松任駅周辺へ行ったけれど,ずいぶんきれいな街になっていてびっくり.
開場40分前に会場に到着したが,すでに駐車場は満車で駅前の立体駐車場へ誘導される.
なんだかゾロゾロと沢山の人が歩いていてコンサートは盛況の様子.

早めに会場へ着けば,当日券くらいあるだろうと思っていたが,甘かった.
前売り予約客で満席だと言われてしまった.

まあ,別にショパン好きでもないし,絶対このコンサートを聴きたいというわけでもなかったので,さっさとあきらめて帰りました.

やっぱり,ショパンって人気あるんですね~.

明日も「石川県縦断ピアノコンサート」が行なわれる.
会場は小松「うらら」で,近藤嘉宏さんがゲスト.
近藤さんは人気のイケメン・ピアニストなので,女性ファンがど~っと押し寄せそう.

明日は外出しないで,家で苦手なシベリウスをじっくり練習していよう.




モロゾフ

2010年01月29日 14時45分31秒 | お菓子
フィギュア・スケートのコーチのことではありません.
チョコのモロゾフです.

今日の大学院セミナーの演者の中先生が教室のおみやげに持ってきてくださいました.
MINI PRALINES.

かわいくて,おしゃれなチョコです.
一粒,一粒が上品なおいしさ.

ラボのみんなもお上品なので,一粒食べては「うめぇ~!」と叫んでいます.
ラボのあちらこちらから「うめぇ~!」とつぶやく声が聞こえます.
なんとまあぁ,お上品な言葉使いだこと.

おほほほほ・・・.

Lカツカレー@カレーのチャンピオン

2010年01月27日 17時16分04秒 | B級グルメ
今日の金沢は小春日和.

真冬なのに青空見えてポッカポカ.
英語で言えば,Indian summer.

インディアン>>>インドと言えばカレー.
カレーと言えば,チャンカレ.

          

チャンカレは“金沢カレー”の元祖.
“金沢カレー”とは?

銀の食器に入っている.
カツやフライがのっている.
キャベツの千切りが添えられている.
フォークで食べる.
などなどの特徴があるとか.

チャンピオンのLカツカレー(↓)は肉の厚みもある.
ルーもどろどろで独特の味.
一度食べると,やみつきになる.
これで580円ナリ!

          

これを週に1度は食べている.
大好物
脱メタボはなかなか難しいわけダ.

和田昭盛先生講演会

2010年01月26日 00時51分12秒 | Weblog
1月22日(金)に神戸薬科大学の和田昭盛先生によるセミナーが開催された.
演題は「核内受容体を標的とするビタミンA誘導体の合成と生物活性」.

          

レチノールはビタミンAの一種で,網膜の視細胞でオプシンと結合し,光による興奮を引き起こすロドプシンとなる.
従来から,レチノール誘導体は視物質としての機能を中心に検討されてきたが,DNAの遺伝情報の制御に関与していることも判明した.
そこで,和田先生らのグループでは,種々のレチノール誘導体を合成し,核内のレチノイド受容体との親和性とその機能と活性について検討した.

ポリエン構造を有するレチノール誘導体は,日光などの可視光でも容易に光異性化を受ける.
これを避けるため,照明を消した暗室で合成や精製などの実験を行なう必要がある.
そこで,研究室にはいつもカーテンがひかれている.
何も知らない人が見れば,和田先生の研究室はいつも真っ暗で何もしていないと誤解されるらしい.
(講演会で笑いをとる定番のネタのような気が・・・.)

自分が学生時代の頃,ポリエンの構築と言えばWittg反応,Horner-Emmons反応,Julia反応,Peterson反応などの二重結合形成反応をシコシコ伸ばして合成する方法が常法だった.
でも,このルートはE-Z選択性の問題から,現在はあまり好まれない.

今は,もっぱらクロス・カップリング反応でsp2炭素をつなぐ.
優れた触媒配位子やカップリング剤が開発され,高立体選択的に炭素-炭素結合を緩和な条件で迅速に作ることができるようになった.

誘導体の合成の話はフォローできたが,生理活性の話になった途端,????.
何だかよく分からないけれど,今のところ合成したレチノール誘導体は受容体タンパクに張り付くけれど,アゴニストにもアンタゴニストにもならんらしい.

セミナーの後は,いつものように懇親会.
今回は,創薬科学のメンバー3名に,和田先生と一緒に仕事をした生物薬品化学の先生が加わった.
歳はそこそこいっているが,有機化学をやっている数少ない女性である.
(そこそこの歳と言っても,ちょい不良ゴーシュと同期にこの学校に就職している.)

最初は「大根の味噌田楽」から始まった.
舌の上でとろけるくらい煮込まれた大根.
ジュワッとジューシーな食感がたまらない.
こうじの風味と甘辛さが調和した味噌ダレの味も職人技.

          

次はお造り.
金沢の海の幸の定番であるブリと甘エビは分かったけれど,この白身魚はナニ?
脂のっていてコリコリした歯ざわりだったので,ヒラメかな?

          

あつものに「治部煮」が登場.
治部煮は加賀料理を代表する一品.
味が深いカモ肉を効果的に使っている.
カモ肉の濃い味をまろやかでとろけるダシ汁が優しく包み込んでいる.
この治部煮を食べた全員が,美味しいと絶賛!

          

次に,加賀料理のひとつだと思うけれど,料理名が分からないカニ料理.
カブの薄切りに,柔らかなカニの身や内子と外子(カニの卵巣と卵)が巻かれている.
内子の濃厚でしっとりした味わいと,外子のプリプリした食感の両方が一度に味わえる.
カブの甘さとカニの身の塩辛さも調和している.
これも格別な味だ.

          

次に「カレイの煮漬け」.
身が引き締まっていて,ぶ厚い.
食べごたえ充分.
縁側の軟骨もコラーゲンたっぷりなので,残さずきれいに平らげました.

          


ボリュームたっぷりの魚料理の後は,あっさりとした磯のり味の茶碗蒸し.
お椀を覆っている磯のりの風味が絶妙.
新鮮な潮の香りは,きれいな海をもつ街でしか味わえない.
この香りだけでも,お酒がすすみそう.(ちょっと貧乏症かも?)
柔らかな玉子の中には,ちっちゃな栗,ゆりの根,小エビが入っている.

          

この辺で,結構お腹がいっぱいになってきた.
でも,料理はまだまだ続く.
ふかふかの魚のすり身と餅を合えた団子.
お口の中でとろけるような,はかない感触が上品.
ダシの効いたおろし汁も,すご~くいい味.

          

次に,加賀の食材を使った焼き物,煮物,漬物の盛り合わせ.
サザエの煮漬け,ノドグロの塩焼き,イワナ(?)の甘露煮,かぶら寿司などなど.
緑色の野菜はウドの味.
金沢では,海の幸,山の幸が楽しめる.

          


やっと最後に,玉子オジヤ.
あっさり鶏がら風味で,サラサラと胃袋に滑り込む.
カニの身も入っていたような・・・.

          

講演会の内容も合成から生理活性まで盛り沢山だったけれど,懇親会の料理もなかなかよかったデス.







ねぎ豚骨チャーシュー麺@日の出

2010年01月25日 17時51分58秒 | 北陸ラーメン大学
1月23~24日に産業展示館で「全国丼サミットいしかわ2010 D-6」が開催された.
地域おこしを目的に,全国各地で「ご当地丼」が次々に開発・販売されている.
石川県でも,「能登丼」がご当地丼として観光協会にプッシュされながら誕生した.
この「能登丼」とは,能登半島の海の幸や能登牛を素材に用いたオリジナル丼らしい.
しかし,残念ながら,まだ食べたことはない.

こういうオリジナル丼を全国から集めた丼祭りが,このサミット.
あいにく,23日(土)は,午前中は入試で,午後から共同研究者クンとのお仕事.
24日(日)は,やっと午後からフリー.

と言うわけで,昨日,お昼すぎから「丼サミット」の会場へまっしぐら.
午後2時ごろ会場へ到着したが,すでに丼は完売.
う~む,楽しみにしていたので,とても残念!
来年の丼サミットは,金沢ではなく小田原らしいので,なおさら残念!

今朝の新聞によると,丼サミットでは6000食準備してあったらしい.
でも,予想を上回る7000人近いお客さんが集まって来たらしい.
こういうイベントでは,売り切れる前に,なるべく早く会場へ行くベキ.

悔やんでも仕方ないので,産業展示館の帰りに「日の出」でラーメン食べてガマン.
なんとなく豪華そうな「ねぎ豚骨ちゃーしゅー麺」を食べた.

          

          
この店では,麺にこだわりをもっている様子.
店の入り口にも「自家製中華麺」の看板があり,店内に入ると麺をゆでる大きな釜が2個ド~ンと並んでいる.
こだわりの麺の能書きも貼ってある.

          

          

ねぎ豚骨ちゃーしゅー麺は,豚骨スープなので「博多極細ストレート麺」.

“超低加水麺で白いのが特徴です.
濃厚な豚骨スープと非常に相性がよくからみます.
極細ですので少々固めで,独特の食感を楽しんでください.”
と記されている.

これだけ麺を自慢されると,どんなラーメンが出てくるのか期待がふくらむ.
この時,丼サミットを逃した悔しさは頭からすっ飛んでいた.

          

麺は確かに極細で,固めで腰があり歯ごたえ良好.

スープは豚骨の割には脂濃くない.
意外とサラサラしているが,味に豚の深みがある.
ネギの焦がし油が,いい香りを出していた.

ねぎチャーシューというので,もっとネギが大量に入っていると思っていた.
一見すると,刻みネギが意外と少なく,何じゃこれでネギラーメンかよ,と思った.
でも,ねぎチャーシューの「ネギ」は刻みネギのことではなく,この「焦がしネギ」のことだったのかも?

味玉が標準装備で入っているのもいい.
黄身までしっかり味が浸みていて,丁寧な味玉でした.

          

ラーメンを食べ終わってお腹が満足すると,やっぱりたまには珍しいご当地丼がヨカッタかな?と思う.
一つのことに満足すると,なんだか次の欲が出るものデス.


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