ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

上トロらーめん@FOUFOU(片町)

2011年02月19日 21時16分43秒 | 北陸ラーメン大学
M2の追い出しコンパの2次会は,なぜかラーメン屋.
ラーメン居酒屋のFOUFOU.



うまさ百万石という看板に前田家の梅のご紋.
金沢風の和風ラーメンが食べられるのか?
初めて入る店なので期待大.



期待するのはともかく,初めて入る店は店内の構造が分からず.
入り口の扉をくぐって直ぐにある厨房のドアを,いきなり開く.
ラーメン作っているお兄さん達,ヒゲ面のおっさんが突然現れたので,ギョッとしていた.

ビールやカクテルをしこたま飲んだ後のこと.
ちょっと酔っ払っていたのデス.
ラーメン屋のお兄さん,びっくりさせてゴメンなさい.

何だかんだ言って,追いコンの参加者全員ラーメン屋になだれ込む.
みんな酔っ払い.
チョロチョロのメンバーがシャッターを押すので,手振れするし,人物ではなく柱にピントが合うし・・・・.
何かメチャクチャになっている.






でも,ラーメンはなかなか美味しかった.



端正な醤油スープに,甘みのある背脂がたっぷり入っている.
スープ自体,コクが深く,豚のダシが濃厚に感じれれる.
味の濃さも程よく,関東以北の出身者は,ほぼ全員このスープの味に満足.

麺は細い角麺のストレート.
むっちりした感じ.
背脂やスープと絡んでツヤツヤしている.

チャーシューは肉薄で柔らかい.
白身と赤身がほどよいバランスで霜降り状態.
トロトロで,ほんのり甘い.

半熟煮玉子もデフォルトで入ってきた.
白身はプリンのようにプリプリで弾力がある.
黄身までしっかりと味が浸みていて,とても丁寧な煮玉子.



うまさ百万石の看板に偽りナシ.
美味しかったので,飲み会の後でもツルツルと胃袋に収まりました.

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M2の追いコン

2011年02月19日 21時16分11秒 | 卒研生あれこれ
2月18日(金),ちょっと早めにM2の追い出しコンパ.
三期にラボに残っているメンバーはもちろん,実務実習に出ているメンバーも夜の片町に駆けつけた.
いろいろお世話になった先輩を囲んで飲み会.
ついでに,新たにラボに配属になった4年生の歓迎会も兼ねる.

実験の細かいテクニックやNMR,GCMSなどの機器の操作など,学部生がスタッフに聞けないようなことは,全て大学院の先輩が面倒みてくれていた.
後輩のみならず,スタッフ一同,大学院生にはとてもお世話になっていた.



5年生ははじけた連中ばかりなので,ビールのピッチャーやカクテルがどんどん開く.
新人の4年生も,最初は固い表情だった.
でも,先輩にいじられて徐々に調子が出る.





後輩が先輩を感謝する最後のチャンス.
幹事さんが花束を贈呈.







注:上の三枚の写真には,多少フィクションが含まれているかも?

とにかく,学部4年間,修士2年間お疲れさまでした.




黒みつと黄なこのPas de Deux

2011年02月18日 12時03分30秒 | お菓子
昨晩,久しぶりにローソンへ行く.
お気に入りの「スプーンで食べるプレミアム・ロールケーキ」に新製品が登場していた.
新発売のシールにつられて買ってみた.



とろけるような生クリームが黒みつ風味.
それに黄なこをふりかける.



思わず笑っちゃう美味しさ.
黒みつと黄なこのPas de Deuxデシタ.

DIVERTISSEMENT and Pas de Deux

2011年02月17日 21時09分58秒 | のむOK
先週の日曜日(2月13日)の18時から22時まで,みっちりと「こまフィル」の練習.
この週から,今月末の演奏会のプログラムを全曲とおす練習.
時間的にも,内容的にも,かなりハードな練習デス.

今回のプログラムの中に,チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」からの抜粋がある.
組曲版にはチェレスタが活躍する「金平糖の踊り」があるが,今回の演奏会のためにチェレスタが手配できなかった.
そこで,組曲版から「金平糖の踊り」を除き,他に2曲を追加.
「スペインの踊り」と「Pas de Deux」.

「スペインの踊り」のパート譜には,DIVERTISSEMENT(ディベルティスマン)と書いてある.



ディベルティスマンとは,クラシック・バレエで次々と見応えのある踊りが繰りひろげられる場面のことで,バレリーナたちの最大の見せ場であるらしい.

「くるみ割り人形」の第二幕は,このディベルティスマンがずらりと並んでいる.
それも,一曲一曲が珠玉の名曲ぞろい.

たとえば,
チョコレート~スペイン
コーヒー~アラビア
お茶~中国
トレパック~ロシア
あし笛~フランス
花のワルツ
などなど
(ちなみに,ここに書いたディベルティスマン'sは演奏会で全部演奏します.お楽しみに!)

なかでも,この「スペインの踊り」は,明るい太陽と陽気で情熱的な踊りにピッタリの音楽.

この曲の出だしは,トランペットがテノール歌手のように歌い,カスタネットが軽快にリズムを刻む.
このメロディーとリズムが,とても扇情的.
次第に聴き手を踊り出したくなるような気持ちにさせる.
すると,普段は寡黙な低音楽器のちぇろ・ばすまでが,陽気にピチカートをはじき始める.
そして,木管楽器もおどけた調子で歌い出す.

ばよりんたちが,伸びやかなメロディーをあま~く奏で始める.
まるで,スペインの踊りの輪に咲いた一輪のマドンナ.

曲の後半に,音楽のテンポが,にわかにヒート・アップ.
まるで,踊りの輪を囲むラテンの男や女たちが,やんや,やんやと踊り子たちを囃子たてているような勢いだ.
ひょうきんなクラリネットが,あわただしく駆け抜けるて,曲を締めくくる.

短いけれど,楽しい曲だなぁ~!

「くるみ割り人形」抜粋の締めくくりは「Pas de Deux」.
Pas de deuxとは,男女2人(deux)の踊り手によるステップ(pas)で,愛の象徴らしい.

少女クララはクリスマスの夜に魔法をかけられて,こんぺいとうの精になる.
そして,くるみ割りの王子と夢のようなお菓子の世界を巡り歩く.
このメルヘンの世界の最大の山場が,愛のPas de Deux.

くるみ割りの王子役は,ちぇろ.
こんぺいとうの精になったクララ役は,ばよりん.

王子役のちぇろが,曲の冒頭の主役.
情感たっぷりに甘いメロディーを朗々と歌い出す.

すると,お姫様役のばよりんが,オクターブ・ユニゾンで寄りそってくる.
はじめは,控えめに,そして清楚に.

次第に旋律の主役は王子役のちぇろから,お姫様役のばよりんに移る.
王子役のちぇろは,ばよりんの旋律を支える.
時にやさしく,時に力強く.

次第にユニゾンは盛り上がり激昂する.
王子様とお姫様の気持ちが激しく高まるように,音楽が強く揺れ始める.
どんな試練が待ちうけていても,2人は試練を愛の力で乗り越ことを暗示しているかのよう.

そして,愛のテーマはオーケストラの全楽器で高らかに力強く奏でられる.
愛の勝利.

コーダに入る数小節前,ばよりんとちぇろがお互いを求め合うように交錯する.
この数小節が官能的.
弾いていても,背筋がゾクゾクしてきます.

ちなみに,この曲の王子役のちぇろはハイポジが多い.
何年たっても初心者チェロ弾きにとって,ハイポジは泣きどころデス.
特にA線の上のAからDへ音が飛ぶところなど,冷や汗もの.
高い音を掴み取るような意識でDの音をとれ,と指導者は抽象的に言います.
これが,とても難しい.
感動的なPas de deuxですが,音をはずすスリル満点なところも,お楽しみ下さい?





♪小松シティーフィルハーモニック第12回定期演奏会♪

日時:2011年2月27日(日)14時開演
場所:こまつ芸術劇場うらら
曲目:
ムソルグスキー「禿山の一夜」
チャイコフスキー「くるみ割り人形」より抜粋
リムスキー・コルサコフ「交響組曲・シェエラザード」

指揮:野村幸夫
バイオリン:坂口真紀

入場料:800円