ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

里山里海ウォーク2016@輪島~千枚田

2016年05月30日 23時47分36秒 | Weblog
今年も「輪島・里山里海ウォーク」に参加.
今回で3度目の参加.
日ごろの運動不足とストレスの解消デス.



今年は4歳から84歳までの約270名のエントリー.
ウォーキング大会はマラソンと違って,幅広い年齢層の人たちが一緒に気楽に参加できるところがいい.
でも,先頭集団の歩きのペースは速く,ちょい不良ゴーシュは追いつけるものではありません.
周りのペースにまどわされることなく,マイペースで歩くことが完歩のコツ.

オープニングは,石川県の無形文化財の輪島・御陣乗太鼓.
今年もど迫力の演技を楽しみました.





マリンタウンを9:30に出発.
輪島市内を歩くときには,地元の観光ガイドさんが説明しながら進む.
「アサイチに朝市を歩くと気持ちいい」というようなダジャレは言っていませんでした.



いろは橋が緑色だったころの出来事をお話ししていました.

そのころ,海鳥が緑色のいろは橋周辺に集まり,朝市の魚やら包丁やらをくわえて飛び去っていたらしい.
そのため,輪島では空からいろいろなものが降ってきたらしい.

そういえば,能登の空からオタマジャクシが降ってきた新聞記事を思い出した.
鳥のしわざか?
でも,包丁が落ちてくるとは,とても物騒.

しかし,橋を現在の赤色に塗り替えてから,ぱったりと鳥は集まらなくなったという.
とても不思議.

なるほど,なるほど,とガイドさんの話に聞き耳を立てながら歩きました.



市内を抜けると,フリーウォーク.
各自のペースで歩きます.
曇り空で気温が低く,歩きやすい天気.
海岸線の景色も,曇り空にかすんで見えます.



今年の春は気温が高めの日が多かったため,国道沿いの歩道も雑草が生い茂っています.
国道の歩道も獣道のような雰囲気.



「ねぶた」という地名は青森だけではなく,輪島にもありました.
ちょい不良ゴーシュも寝豚族の一種かも?



能登半島の雄大な景色を楽しみながらのウォーキングは,この大会ならではの醍醐味です.



今年は歩くペースがまずまず.
例年12時シャストに到着する千枚田に,11:45ごろにたどり着きました.
15分ものペースアップ.





ゴール後に,完歩証と白米のおにぎりをいただきました.
1万5千歩ほど歩き切ったあとに食べるおにぎりが,最高にうまい.





食後のデザートは,千枚田のご当地アイス.
今年は「塩チョコ」に挑戦.



普通のバニラアイスに塩をふりかけて,チョコペーストをかけていました.
甘しょっぱい独特な味.
疲れが吹き飛ぶ甘さ.



アイスを食べていたら,地元のケーブルTVのクルーに取材を受けました.

記者:「どこからいらっしゃいましたか?」

ゴーシュ:「金沢です.」

記者:「おお~~っ!毎年参加しているのですか?」

ゴーシュ:「今年で3回目です.」

記者:「なるほど.歩きながら何を考えていましたか?」

(アルキメデスじゃあるまいし,特に何か考えながら歩いていたわけではないので,返答に困って少し間があいてしまう.とりあえず,長距離を歩き切ることは大変だ,ということをアピールしよう.)

ゴーシュ:「とにかく必死に前に進むことだけを考えていました.ゴールすることだけを考えて,何かほかのことを考える余裕なんてありませんでした・・・.」

記者:「景色はどうでしたか?」

(3回目だから,ほぼ見慣れた景色.いつもの景色で,さらに曇り空でかすんでいたし・・・.でも,まあ,TVのインタビューなので・・・.)

ゴーシュ:「能登の雄大な自然に浸れて,気持ちよかったです.」

記者:「来年も参加しますか?」

(TVクルーがなかなか好みの美人タイプだったので.)

ゴーシュ:「もちろん,また参加します.」

来年は,完歩はもちろん,もっと面白いインタビューになるよう頑張りマス.







朝市丼@ココだけ屋(輪島)

2016年05月29日 10時33分56秒 | B級グルメ
今年も輪島の「里山里海ウォーク」に参加しました.



スタートは9時半.
ちょっと早めに金沢を出発して,輪島の朝市でスタート前に朝ごはん.

何か輪島らしいものはないかと,朝市通りをブラブラと歩く.



能登半島の街なので,新鮮な海産物を使った海鮮丼などが無難なところ?
と言うわけで,派手な看板の「ココだけ屋」で,朝から海鮮丼にトライ.



お店の中に,漁船の大漁旗.
漁師さんのお店のようです.
金沢の近江町などでも海鮮丼は人気のメニュー.
でも,いくら近江町といえども,ネタの鮮度は漁港が至近距離の輪島の朝市にはかないそうもありません.



刺身三種丼,朝市丼,えびエビ丼,うにいくら丼など,さまざまな海鮮系の丼が揃っています.



どれも美味しそう.
せっかく朝市に来たのだし,「本日のネタ」の黒板に最初に書いてある「朝市丼」に挑戦.
ぼたんエビ,甘えび,ズワイがに,岩タコ,煮あなごの丼です.



味噌汁と自家製いかの塩辛がついた朝市丼の登場デス.
ネタには,あらかじめ「いしる」で味をつけてあるとのこと.
お醤油はお好みでつけてください,と説明されました.



ズワイのむき身,岩タコ,煮あなご.



エビはすごい量.
プリップリです.



岩タコは,ふつうのタコに比べると,とてもしなやか.
みずみずしい.



自家製イカの塩辛は,麹の甘さといしるの深い味が印象的.
白いご飯にのせて食べたくなる味.



海鮮丼の朝食でエネルギー補給.
今年も輪島から千枚田まで,頑張って歩きマス!












昔ながらの冷やし中華@麺屋・達(杜の里店)

2016年05月28日 22時42分40秒 | 北陸ラーメン大学
杜の里の麺屋・達へ行ってきました.



いつも駐車場が満車で,なかなか入りりずらいお店.
たまたま駐車スペースがあったのと,冷やし中華ののぼりが立っていたので,迷わず入店.
達系のお店で,冷やし中華に挑戦するのは,自分自身では初めてかも・・・・?

券売機で「昔ながらの冷やし中華」のボタンをプッシュ.
その上の,「達二郎」もちょっと気になる存在.



具財はチャーシュー,錦糸卵,きゅうり,モヤシ,紅ショウガ,わかめ.



マヨネーズと洋カラシが薬味です.



酢醤油のあっさりしたタレ.
清涼感たっぷり.

麺はストレートの中太の角麺.
もっちりです.



温玉とろろ丼も一緒に頂きました.
山イモのとろろは最高です.



達系で初めて挑戦した「昔ながらの冷やし中華」.
あえて個性的な試みを避けて,昔しながらのオーソドックスな味に徹した冷やし中華でした.
(名前とおり)

次は,気になった「達二郎」にぜひとも挑戦したいものデス.
(駐車場がなぁ~.)








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カレー丼(中華風)@ふあんてん(七尾)

2016年05月27日 19時31分40秒 | B級グルメ
本日は実務実習の施設訪問の日.
今年度の担当は,羽咋市と七尾市の病院.
金沢から結構な距離なので,まるまる半日がかり.

まずは,能登里山海道を走って羽咋へ.
遅刻はまずいので,少し早めに羽咋に入る.
とりあえず,羽咋駅でひとやすみ.

羽咋駅の名物(?)は駅前にあるUFOのオブジェ.
羽咋の眉丈山では,江戸時代からUFOがよく目撃されていたらしい.
UFOの街です.




そして,羽咋駅前と言えば「ジャーン!」の石碑.



この擬音のオブジェはNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」でも放送されていた.
ズズズズ・・・というのもある.



羽咋駅で時間調整して実習施設の病院へ.
指導薬剤師の先生や実習生とお話しして,施設訪問は終了.

羽咋の次は,七尾市内の病院.
能登半島を横断.
ナビを頼りに,田んぼ道を爆走.
すると,羽咋から30分くらいで七尾に到着.
ナビさん,ありがとう.

七尾の実習生も頑張っていました.
施設訪問が無事終了.

金沢に戻る前に,前回訪れた中華屋さん「ふあんてん」でとっても気になっていたメニューに挑戦.



前回は「ふあんてん」の初訪問.
ラーメン食べ歩き隊として,チャーシュー麺にトライ.
その横で「中華丼」を注文していたおじさんがいた.
その「中華丼」は,ラーメンどんぶりにドカァーッ!と盛られた豪快な一杯.
次はアレに挑戦しよう,とひそかに思っていたのでした.

今回はそのリベンジ.
カレー丼(中華風)に挑戦.



カレー丼と言うと,皿ではなく丼に入ったカレーライスを思い浮かべがち.
でも,「ふあんてん」のカレー丼は,中華丼をカレー味にしたもの.
ラーメン丼に並々と盛られたカレー丼です.



具がいっぱいで,トロトロの餡.
カレー粉の香りが食欲をそそる.



とろみが効いた餡は,なかなか冷めない.
最後までアツアツなので,汗だくになる.

このカレー丼(中華風)は,中華丼とカレーのいいところどり.
これは素晴らしいアイディア.
ご飯が進みマス.



七尾の超面白いB級グルメでね.
たんに面白いだけではなく,味もボリュームも大満足.



ずーっと気になっていたカレー丼(中華風)にチャレンジできて,ホッとしました.
七尾は,まだまだ面白いものがありそうな感じの街です.





チキンカレー@Cafe Frere(尾張町)

2016年05月26日 00時03分04秒 | B級グルメ
金沢の尾張町界隈はいろいろと歴史が詰まっている街.
ギャラリー三田は国の文化財指定を受けた西洋風の建物.
昭和5年に建築された建物は入口にステンドグラスなどがあり,ヨーロッパ風のしゃれた雰囲気.



丸い窓など細かなデザインがしゃれている.



この洋館のギャラリーに併設されているカフェが「Cafe Frere」.



ヨーロッパ調のシックな建物のカフェだが,メニューは麻婆なす丼やあんかけご飯などもあり,超庶民的.
面白そうなので,入ってみた.



カフェのなかは,古いヨーロッパ風であり,ちょっと昭和をにおわせる雰囲気.
淡い照明が石の壁を照らし,光と影が入り混じる空間で落ち着いた時間を過ごすことができる.
ザルツブルグの小さなホテルのレストランみたい.





あんかけご飯にものすごく魅かれたけれど,レトロな喫茶店の鉄板メニューのチキンカレーに挑戦.

カフェの中はコーヒー豆の深い香りに満ちている,
それに混じって,ちょっぴりカレーのスパイシーな匂いが漂い始めたころ,チキンカレーが登場しました.
めっちゃ,おいしそう.



ひとくち食べると,チキンカレーのやわらかな味が口の中に広がる.
それは刺激的ではなく,ソフトで優しく,マイルドな辛さ.
昭和のなつかしさを感じさせるカレー.

ルーの粘り具合も,強すぎず,適度な粘り気.
この食感が,味の優しさにも影響している.



具材はとろとろになるまで煮込まれており,見た目では具は判別できない.
でも,ルーの味に中に,野菜や鶏肉の面影がしっかりと刻み込まれている.

鶏肉はもちろん,スプーンで触ると崩れるようなホロホロさ.
超やわらかい.



ルーの中に,加賀レンコンを発見.
シャキシャキした食感だと思っていた.

ところが,このレンコンまでもが,トロトロと柔らかくなるまで煮込まれている.
期待を裏切るその食感が,とても意外性があり,新鮮な感覚.



食後のコーヒーは,落ち着きと安らぎを与えてくれる.



金沢の橋場町や尾張町と言えば,昭和初期のころはとても賑やかなところだったらしい.
でも,今はそれほどメジャーではない.
でも,橋場や尾張の街角には,歴史や文化の痕跡が数多く残っている.

光と影が混じり合う空間で,優しい味に癒されたランチタイム.
よき時代の痕跡のひとつを見出したような感じがしました.