ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

厳選黒醤油ラーメン@江どめ屋(坂井・春江)

2012年04月30日 23時30分58秒 | 北陸ラーメン大学
坂井市の春江にある「江どめ屋」へ行く.
4月29日(日)の弦楽アンサンブルの練習で大野へ行った帰りに寄った店.
合奏の練習でしごかれて,冷や汗たっぷり.
その後の開放感を感じながら食べるラーメンは格別の味.



ここでちょっと,次の演奏会の話に脱線.
この演奏会では,Haydnのへ長調のピアノ協奏曲とMozartの第26番のピアノ協奏曲を予定.
ダブルでコンチェルトを演奏するとは,とても華やかなプログラム.
メインのHaydnの交響曲第91番もフラットが多く,なかなか大変な曲.
春先からエキストラにも声をかけて早めに練習するのも,分かる気がします.

この日の練習では,Haydnのコンチェルトをソリストと一緒に合わせた.
オケの弦は,まだまだ練習不足.
ソリストさんには,ちょっと気の毒.
でも,ピアノが入るとコンチェルトの流れがはっきりするので,いい練習になります.
曲の全体が見えた.
ありがたやぁ~.

ラーメンの話に戻ると,この店は初めての訪問.
ガイドブックにも載っていない店ですが,店の看板が目立ち,以前から気になっていたラーメン屋.

メニューを見ると,美味しそうなラーメンがズラリ.
特製醤油,厳選黒醤油,こく旨こってり,チャーシュー,旨から油そば,味噌.



黒醤油というメニューが,富山ブラックを連想させる.
これに決定.



第一印象は,滋賀のチェーン店「来来亭」の醤油ラーメン.
関西系の豚の味が効いた醤油ラーメンっぽい.
でも,見た目と実際の味がこれほど違うラーメンも珍しい.

スープは本当に真っ黒.
富山ブラックも負けそうな黒.
それに背脂まで浮いている.
味は見た目に反して,すっきり.
塩分も脂分も高くない.
醤油のコクと豚の香りが適度にミックスされている.
色はグロいが,味は上品.
それがとても不思議.



麺はストレートの細麺.
デフォでかなり固く茹でられている.
麺の歯ごたえが,かなり強力.
加水率は低く,小麦のザラリとした感触が感じられる.
これだけ細い麺なのに,ワイルド感にあふれる力強さがある.

チャーシューはしっかり煮込まれているが,崩れることなく肉としても誇りを保っている.
赤身と白身のバランスもいい.
タレの味付け具合も適度で上品.

ついでに,肉飯いなりにも挑戦.
炊きこみご飯にチャーシューの切れ端をまぜ,おいなりさんにしたもの.
これが,なかなかのお味.



福井と言えば,豚骨醤油の敦賀ラーメンが有名.
厳選黒醤油は,それとは全く別の種類.
意外な店の意外な美味しさでした.

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薬学女子

2012年04月27日 20時18分16秒 | 卒研生あれこれ
学内に学術資料委員会という部門がある.
図書資料の選定や購入,学術情報の管理・検討などを業務としている委員会.
専門的な分野の資料,情報に関与するお堅い仕事のプロフェショナル.

その学術情報委員会から,GWを前にして「黄金週間の読書啓蒙について」というメールが流れてきた.
メールのタイトルも,やはり「お堅い」.
学生さんよ!GW中に遊んでばかりいないで,少しは本を読めよ!ということ.

そのメールにGW用の推薦図書のリストが添付されていた.
そのリストに目を通すと,異色の香りが漂う一冊に目が釘づけ.

「薬学女子」

ちまたでは,何かと女子ブーム.
理系女子を「リケジョ」,
歴史好き女子を「レキジョ」,
焼肉好き女子を「ヤキジョ」,
勉強好き女子を「ベンジョ」などと称している.
(↑「ベンジョ」はナイかも?)

さまざまな分野で男子に比べて女子の活躍が目立つ今の日本.
なでしこジャパンしかり,肉食系女子しかり,山ガールしかり,ホルモンヌしかり.
なかでも,薬学分野は従来から圧倒的に女子が強い世界.

薬学部では,女子学生が廊下の真ん中を歩き,男子学生は隅っこを申し分けなさそうな顔をして歩くのが日常茶飯事.
学生食堂で元気一杯おしゃべりしているのが女子学生で,男子学生は静かに(おしとやかに)飯を食っている.
学生実習のグループ実習で司令塔役を務めるのは女子学生で,男子学生は働き蜂役.
ちょっと大袈裟だけど,薬学部はそういうところ.

そんな薬学部の日常をネタに,女子ブームに乗って「薬学女子」という本を書くとは,なかなか抜け目がない.
そんな著者は,やっぱり女子だった.



薬学生の生態をぶっ飛んだ手法で描写したコミック・エッセイ.
薬学部を知らない新入生や高校生にとっては,ちょっと異色の薬学部の入門書.
ベテランの薬学生にとっては,共感できるところが多く,ハードな薬学部を豪快に笑い飛ばせる本.
この本は,うちの薬学部の売店にも置かれていて,結構売れているらしい.

ちなみに,うちのラボのリアル薬学女子に「この本知っている?」と聞いてみた.
すると,すでに持っているとの返事.
やっぱり,うちのリアル薬学女子も抜け目がない.

バーナーにアルコールをぶっかけたり・・・・.


シリンジテクニックを練習したり・・・.


どこの薬学部でも,みんな同じようなことをやっている.
We are not alone.

この本には書いていないけれど,うちのラボでも似たようなドジをやらかしてマス.
例えば,Naの切れ端を水に入れてみたり・・・・.
t-ブチをティッシュにかけてみたり・・・.
薬草園のバナナを液体窒素に入れてみたり・・・.

よい子のみなさん,決してマネしないで下さい.
普段は真面目に実験してます.

薬学にまつわるエピソードを一般社会に暴露した罪な本デス.
こんな本を推薦図書リストに入れた学術情報委員は誰?
その先生の顔を見てみたい.















魚介鰹醤油ラーメン@長谷川家

2012年04月25日 22時20分39秒 | 北陸ラーメン大学
野々市の国道8号線沿いの「長谷川家」へ行ってきました.
この店を訪問するのは初めて.



屋号に「家」の文字が入っているので,家系ラーメンのお店かな?
暖簾をくぐると,豚骨特有の荒々しい臭いがする.
九州の豚骨ラーメン屋の匂いみたい.
強烈だけど,獣汁っぽくていい.

メニューは基本的に「こく旨」系と「魚介鰹」系がある.
それぞれ味噌,塩,醤油スープを選べる.
魚介鰹系の醤油ラーメンを頼んでみた.

ちなみに,魚介鰹系醤油ラーメンについてお店のメニューにはこう書かれている.

厳選した豚骨を二日間じっくり炊き出したスープに,天然鰹を使用した上品な旨味と,長谷川家秘伝の醤油ダレを掛け合わせた一杯.

スープを決めると,次に麺を選ばなくてはならない.
太麺,中麺,細麺,極細麺の4種類から選ぶ.
好みに合わせたテーラーメイドのラーメンを楽しめる.
でも,あまり選択肢が細かいと,面倒くさい.

店内の強烈な豚骨臭から察すると,スープは濃厚っぽい.
そこで,濃厚豚骨スープに負けない太麺を選んでみた.



予想とおりスープはドロドロ.
豚骨の骨の髄から,エキスやコラーゲンがたっぷりにじみ出ている.
獣臭も強い.
ここまでだったら,おそらく「家系」の範疇に収まっている感じ.

魚介鰹系は,これに魚介風味がたっぷり混ざっている.
動物系の味と魚介系の味がガチンコ勝負している.
どちらもメインの味っぽい.
脂も多く,超重量級のスープ.

麺は加水分が多いツルツルのストレート平麺.
ちょっと黄色がかっている.
表面はツルツルだが,意外ともっちりしている.



ノリとホウレン草が入っていることろも「家系」っぽいかも.
重厚で密度の濃いラーメン.
こってり好きにとってはやみつきになりそうなラーメンです.

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狸寝入り@実習棟

2012年04月25日 17時49分36秒 | Weblog
今日は一日中ポカポカ陽気.
とても気持ちがいい.

午後,学生実習のために実習棟へ行く.
実習棟のガラス張りの中庭で狸を発見.
ポカポカの太陽を浴びながら,気持ちよさそうに寝ている.



薬学部は山の中だからなぁ~.
いろいろな野生動物が出没する.
たとえば,狸,カモシカ,ウサギ,イノシシ,クマなど・・・・.



これが本当の狸寝入りデス.


カツカレー@ジャンカレー

2012年04月24日 21時35分42秒 | B級グルメ
先日(4月20日)放送のアナザー・スカイ.
俳優の生田斗真がゲスト.
何となく見ていたら,ロンドンでカレーを食べまくっていた.

デザイナーPaul Smith との絡みや,舞台War Horseの舞台裏などの様子もオン・エア.
でも,その番組で印象に残っているのは,生田斗真がロンドンでカレーを食べていた様子.
カレーが大好きらしい.
まさかの4食連続カレーの食べまくり.
どのカレーも,とても美味しそうに食べている.

イギリスも大英帝国時代にインドと盛んに貿易していたからなぁ~.
本場インドの美味しいカレー屋がロンドンにはあるのだろうなぁ~.

番組をみているうちに,こちらもカレーを食べたくなってきた.

カレー,カレー,カレー.

ちなみに,金沢もロンドンに負けないくらいカレーが盛んな街.
B級だけど,「金沢カレー」の名は日本全国に広まっている.

工大近くにオープンした金沢カレーのお店「ジャンカレー」へ突撃.



メニューはカツカレー,ハンバーグカレー,あらびきシャウエッセンカレー,コロッケカレー,スペシャルカレー.
どのカレーにも目玉焼きがのっている.
この店の目玉か?



定番の「カツカレー」を食べた.
念願のカレー.
それも目玉焼きつき.



むちゃくちゃ美味しい.

野菜と肉が溶けて形が見えないほど煮込まれたルー.
意外とあっさりしていて食べ易い.
目玉焼がカレーをマイルドな味にしている.



ボリュームも満足できる.
これで580円とは,近くの老舗カレー屋をかなり意識している様子.
あとはルーの微妙な味の好みが,カレー屋対決の鍵?

こちらとしては,「チャン」も「ジャン」も魅力的デス.
この勝負,現時点では引き分け.