ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

味玉鶏白湯醤油@鶏っぷ(越前武生)

2016年10月31日 17時58分34秒 | 北陸ラーメン大学
越前市(武生)に移転した「鶏っぷ」へtripしてきました.
「鶏っぷ」さんは大繁盛で,外待ちの行列.
行列に並ぶのが苦手なちょい不良ゴーシュですが,わざわざ金沢から来たので辛抱強く待ちました.



ウエイティング・リストに名前を書いて,自販機で食券を購入して待ちます.
自販機ボタンの一番上にあった「鶏白湯醤油」に味玉を追加.



説明書によると「鶏白湯醤油」は,

鶏の旨味を十分に引き出した白く濁ったまったり白湯スープ.
醤油が鶏の風味を際立たせます.


これは楽しみデス.



ちょっぴり醤油の褐色に染まりながら,やんわりと乳濁した見た目.
いかにも「まったり」した感じのラーメンの登場です.



スープはコラーゲンがガッツリ溶け込んでいます.
唇がテカテカになるほどです.

どろんとしている割には,それほど脂ぎっしゅではないところが,豚骨とは違う鶏ガラスープのいいところ.
濃厚でありながら低脂肪.

底知れぬ深みを感じさせるスープ.



ドロリッチなスープに玉ネギ系のちょっとした刺激と甘みを感じる.
よくよくスープを見ると,紫色の刻み玉ねぎが紛れ込んでいる.
いい隠し味です.



チャーシューは豚と鶏の2種類.
脂分が少なくさっぱり系の鶏.
霜降りでリッチな味わいの豚.
どちらのチャーシューもレア肉系.
スモーキーさはなく,肉のうまみを楽しめる.
こだわりのチャーシュー.



味玉の黄身は固まっていました.
トロトロの半熟玉子ではなく,今時珍しいゆで卵.
懐かしのゆで卵の味が,かえって新鮮さを感じさせます.



麺は細麺ストレート.
京都産の特注麺らしいです.
細麺でありながら,最後までのびず,しこしこした食感が残っていました.



外待ちの行列ができるのも納得できるいい味.
ヒマな時に,また来たくなるお店でした.



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ようこそ!薬づくりのミラクルワールドへ@富山西高校

2016年10月28日 23時56分18秒 | Weblog
10月28日(金)に富山西高校で高校生を対象とした薬学に関する模擬講義を行ってきました.



富山西高校は,ちょい不良ゴーシュのチェロの先生である参納純三先生が「白鳥の会」というチェロアンサンブルを教えていた婦中にある高校.
ちょい不良ゴーシュがチェロアンサンブルをやっていたころは,毎週この高校の近くにある「ふれあい会館」に金沢から通っていた.
久しぶりに,この近辺を訪れて,とても懐かしい.
そして,その婦中で薬学に関する模擬講義をやらせてもらえるとは,何か不思議な縁を感じる.



チェロでいろいろお世話になった参納先生の地元の高校生に少しでも恩返しをしたい.
短い時間でたいした話はできなかったかもしれないけけれど,少しでも高校生たちに薬学に対する興味を持ってもらえるよう努力はしました.(冷や汗)



模擬講義のタイトルは「ようこそ!薬づくりのミラクルワールドへ」.
薬づくりから薬剤師業務や薬学部の話までいろいろ.
少しでも高校生の進路決定のお役に立てたら幸いです.



ノーベル化学賞2016受賞・Jean-Pierre Sauvage先生講演会@超分子シンポジウム(石川県文教会館)

2016年10月27日 23時19分37秒 | Weblog
10月27日(木)に2016年のノーベル化学賞を受賞したJean-Pierre Sauvage先生が石川県文教会館で特別講演.
「超分子による革新的マテリアル開発の拠点形成国際シンポジウム」の花を飾るレクチャー.

Jean-Pierreさんは,1970年代に光で水を水素と酸素に分解する研究の一環として,銅・ピリジン錯体の研究を始めた.
その研究チームに有機合成の腕の立つ女性化学者が加わり,有機側鎖が環状になる錯体の合成をやりだした.
そこから分子の環が鎖のようにつながったカテナンの研究が一気に進んだ.
なるほど,そういう背景があったとは・・・.



ノーベル賞の受賞対象になったカテナンの研究は,初めから超分子を狙った研究だったわけではなかった.
いやはや,だから研究の世界は面白い.

Sauvage先生の講演を聞いっただけで,直接お話ししたわけではないが,とても暖かく優しい感じのお人柄.
金沢大学のResearch Professorも勤めておられ,親日家でもある.
先生の若い頃はどんな学生でしたか?という会場の学生からの質問にも「Quite normal.Nothing special.」と穏やかに答えていらした.
懐の深い感じがしました.



学生さんからカテナンはどうゆう応用が期待されますか?と質問され,Basic researchとapplicationの違いも力説.
国や文化や言語は違うけれど,サイエンスは国境を越えた世界共通の言語であることを改めて感じました.
ノーベル化学賞受賞者の超分子の講演を聴いた経験は,自分にとっても,きっとどこかで何かの役に立つと思っています.


イカと里芋煮定食@そばのはな(尾山町)

2016年10月26日 19時56分54秒 | B級グルメ
本日は石川県文教会館で開かれた「超分子による革新的マテリアル開発の拠点形成国際シンポジウム」へ行ってきました.



薬学の有機化学とは別の視点で物質のサイエンスを考えるいい機会.
有機化学の素晴らしさや面白さを再認識.
化学的視野を広げ,多くの刺激・好奇心をくすぐられた1日でした.

ちなみに,お昼は文教会館の正面にある「そばのはな」で,味覚と胃袋の好奇心を満たしました.



お昼のランチメニューは3種類.
イカと里芋煮定食のざるそばをチョイス.



ご飯とおかず,そばが揃ったボリューム満点の定食です.



細目の手打ち蕎麦は,歯ごたえが強く,腰がしっかりしている.
越前そばの影響が強く,もっちりした蕎麦が主流の金沢にしては珍しい.
ちょっとお気に入りの蕎麦.

ツユもカツオと昆布の和風ダシがしっかり効いている.
醤油も香りが高く濃いめの味.
このそばツユをちょっとつけて,ズズズと蕎麦をすする.
旨いッス.

蕎麦湯を加えると,ツユの香りと醤油の甘味が一層引き立つ.
これはとても不思議.
でも,とても味わい深いツユ.



海の幸のイカは,小ぶりのホタルイカ.
山の幸の里芋は,今が旬.
家庭的な落ち着いた味.
なぜだか蕎麦にピッタリです.



お店はシンポジウム関係者以外のお客さんもいっぱい.
なかなか繁盛していました.

「そばのはな」は土日のランチはお休み.
昼の営業は平日のみなので,文教会館で超分子シンポジウムをやってくれて,よかった,よかった.
(↑おい,そこかい?)

熟成鯖のしょうゆカツ丼@うおまさかふぇ(大野)

2016年10月25日 09時50分15秒 | B級グルメ
弦楽アンサンブルの練習のために,越前大野市へ行ってきました.
ちょうどこの日は「金沢マラソン」.
山側環状線はランナーたちの行列.



1万2~3千人が参加する大会.
道路の列は絶えることなし.
まるで,現代の大名行列.

来年からは10月最後の日曜日にマラソン開催日が固定される.
ハロウィーンの仮装をして走るランナーも増えそう.
仮装大賞のような賞でも設けたら?
それはそれで面白そう.

さて,現代の大名行列を見ながら大野市へ.
練習前に腹ごしらえ.
今回は「うおまさCafe」へ行ってきました.



うおまささんの本業は,お魚屋さんらしいです.
大野名物の醤油カツ丼を,お魚屋さんならではの食材を使っていることろが面白い.
サバのカツ丼です.
これは,とても興味アリ.



野菜とカツオ節が山盛りの鯖しょうゆカツ丼の登場デス.



大野特産の醤油タレにわさびを溶かして丼にかけます.
醤油の味とカツオ節,野菜がとてもマッチ.
カツオ節の猫マンマの懐かしい味.
そして,醤油をかけることで,野菜の甘味がグッと引き立ちます.
もう,これだけでもご飯が進むようなおいしさ.
醸造の街・大野の醤油のうまみが炸裂.



本命の鯖カツ.
揚げたてのアツアツ,ホクホク.
福井名物の鯖はジューシィー.
ひとくち食べると,お魚のうま味が一気に広がる.
さすが,お魚屋さんが作る料理です.



サバのカツ丼は当店だけ,と書かれた黒板.
ここでしか食べることができない鯖カツ丼に魅せられました.