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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ロキオリ ピノ・ノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー

2012-11-18 12:11:32 | ワイン
『白亜47バスケ部』の40年ぶりの全員集合の会が『食事処 金太楼』でありまして、
コース料理の後半にこのワインを登場させました。

ご存知『ロキオリ』のオーナーは『カリフォルニア』のピノ・ノワールの銘醸地、
『ロシアン・リヴァー・ヴァレー』のいわゆるグロワーから身を立てた人とのことです。



アルコール度数は14.5%を越えますが、どこかに抑制の利いたエレガンスを感じます。
香りは甘く濃密な赤い果実のアロマを漂わせ、ミネラルとスパイス感溢れるもの・・・

飲み口はアクマデモ滑らかで流麗、酸度もホドホドに、極上のエキスが待っている。

『金太楼』さんの最後の〆の『ビーフステーキ』との相性は説明するまでも無く、
むしろ身の丈平均180cmの大酒のみバスケ部には、ちと勿体無かったかも?



密かにほくそ笑んだのは、知り尽くしているワタクシだけだったはず・・・
コレが素晴しく美味しかったんだわ!

ココの『ブロック ウェスト』には見劣りしますが、飲み頃は?と聞かれれば、
おそらくこちらを選ぶでしょう。

『ムラマツリ』さんでもヌーヴォーを飲む!

2012-11-17 18:14:08 | ワイン
今や首都近郊では業界を席巻している『ワイン食堂』『ワインバル』『ワインカフェ』・・・

まあどんな形態であっても、気の利いたワインがあって、旨い料理があって、
心地の良い音楽がそこには流れているということで、
盛岡では『ムラマツリ』さんがその一つと言えるでしょう。

先日ヌーヴォー解禁の当日に、2件目でお邪魔!
早速こんなお料理をいただきながら、まずは『ユー・アー・ソー・ビューティフル』



続いて『カリーム・ヴィオネ』のヌーヴォーを飲みました。
やはりココの造り手も2012年のヴィンテージらしく、引き締ったお味。



香りも甘酸っぱい果実よりも、ミネラルとスパイス感が勝り、
味わいはやや薄めでスタイリッシュで酸度にキレがある。

なるほど、これもガメイガメイしていません!
『ムラマツリ』さんの『アンディーヴと林檎とゴルゴンゾーラのサラダ』
、『洋風お好み焼き』と見事なマリアージュ・・・

濃いばかりがイイボージョレではないってことです!
美味しくいただきました。

ボージョレ・ヌーヴォー解禁!

2012-11-16 05:59:32 | ワイン
今年も遂にこの季節がやってきました!

甘い香りが部屋中に充満し、あたかも炎天下で熟したフルーツを捥いでほうばるような、
そんなワインを楽しむ原点回帰のその季節が・・・

ワタクシ、カウントダウンは差し控えさせていただいて、
11.15の夜19時、早速ヌーヴォー探しに、夜の街に繰り出したわけ・・・

まずは、昔慣れ親しんだあのお店!

香りと重奏感がさすがの唯一無二の『フレデリック・コサール 9L』、
バランスよく酸味の支えが好印象の『ルイ・テット 樽』などがヨカッタ♪



難しいヴィンテージだったとは言うけれど、エレガントに締まって、抑えが効いて、
むしろブルピノ好きにはイイかもよ♪

ヌーヴォーは家飲みじゃあ野暮、四の五の言わずに、出かけましょう!

今日がスタート、この季節まだまだ楽しむぞ!

『シャトー・ジュン 甲州 小林畑 2011』再飲です!

2012-11-15 06:12:32 | ワイン
庭の紅葉の木も散り始め、朝夕の寒さも一段と厳しさを増してきました。



そんな今日この頃、ボージョレー・ヌーヴォーも解禁となったようですが、
今年は大騒ぎをすることなく、ユックリと味わってみたいと思います。

昨晩はバス乗り継いで帰宅、到着は20時を過ぎていまして、
遅い夕食となりました。

並んだ料理はカラダ温め系のこの流れ↓



合わせたワインは、エレガンス系甲州の表題のワインの再飲です。



大ぶりのブルゴーニュ系バルーン・グラスに注ぎますと、
のっけから美しいミネラルと柑橘類のアロマが立ち上がります。

仄かな甘みと流麗な酸味が爽やかなエキスと絡み合い、
和食中心の料理のラインナップにはモッテコイなんですわ・・・

染み入るような味わいは、ココの甲州のティピシテ!
特にも小林畑の細やかさは目を見張るものがあります。

さて『シャトー・ジュン』今年の『甲州ワイン』はどう来るのか?
楽しみにしております。

甲州ワインは世界のワインか?

2012-11-14 05:45:38 | ワイン
昨晩『ドメーヌYA シャルドネ』を飲みながら、BS放送を見ていましたら、
『イッピン』と言う番組がありまして、『甲州ワイン』特集だったんですね・・・

で、ワタクシはパスタを掬うその手を止めて、暫し注視していましたら、
出るは出るは、山梨のFBお友達繋がりの人たちが・・・

どうも『甲州ワイン』がニッポンのみならず、
世界に羽ばたいている様子を紹介する番組のようでした。

で、中盤からモデルで、この度めでたくワイン・エキスパートに合格した『Oしきり・Mえ』さんが登場して、
甲州ワインの聖地『勝沼』を旅するという流れだったんですが、コレが何ともヒヤヒヤ物!

最後の行き先『四恩醸造』のツヨポンこと小林剛士さんのところでは、
『シュール・リー』を良く存じ上げてないご様子で、見てる方がヒヤヒヤ!



付け焼刃は難しいので、台本でも用意すればいいのに!と思ったのはワタクシだけではないはず!

さてそれは置いといて、本題の『甲州ワイン』ですが、
その広がりはワタクシの想像していたとおりになって来たようです。

これには、いずれにせよ食事との相性のモンダイが寄与する事が大きく、
ニッポンの食生活に無理にヨーロッパのワインを合わせる事はない!ということに、
日本のワインヒートがやっと気がついたということなんですわ・・・

コレを言っちゃあ自慢になるので、あまり言いたくはないのですが、
30数ヴィンテージのロマコン飲んだワタクシですら、
平時の食卓にはニッポンワインを並べるようになったわけですから・・・

むしろ、いまだにワインはやっぱりヨーロッパだ!と言い切る御仁は、
ワインを食中酒として捉えていない人ということで、
日々の生活ではなく、どこか非日常の世界へのパスポートとしてのワインの位置づけなのでしょう。

でもそれも分からないでもない、実際ワタクシも、チョット前まではソウだったのだから・・・

そんなことなどを考えながら、ダイヤモンドさんを飲み切ったというお話!

と言いつつも、またロマコン飲みたいな・・・へへ!