The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

『第68回・・・』終了いたしました!

2012-02-19 09:55:42 | ワイン
朝の通勤は、視界を遮るほどの横殴りの雪でしたが、
それも程なくあがり、昼以降は好天気となりました。

それでも、気温はなかなか上がらず、昨日も『真冬日』だったようです。

一度溶けた雪は、再び気温が下がって表面が凍りますと、
これが厄介な道路状況になりまして、特にも日陰は油断がなりません!

加えてスタッドレス・タイヤはその氷を磨きに磨き、
背筋が凍りつくほど、ツルッツルの状態で、市中は徐行での運転を余儀なくされるわけ・・・

そんな中の2月18日、週末レストラン『プティ・モンド』に、
いつものメンバーが集合してくれました!

まずはシェフ渾身の5品のキュイジーヌをご覧下さい↓

1.寒鱈とアサリと菜の花の包み焼き

2.アミューズー人参のラペ、小蕪の蒸し物と特製バーニャカウダなど

3.グリーンサラダに海老と帆立のローストを添えて

4.牛すね肉の赤ワイン煮込み、人参のピュレを添えて

5.デザートーマンゴー・ゼリー





そして、このキュイジーヌに合わせたワインは次のラインナップ↓

1.NV Champagne La Closerie Les Beguines Extra Brut Jerome Prevost-Blind

2.2010 Consilium Muller Thurgau Kabinett Halptrocken Franken-Blind

3.2009 Talbott Chardonnay Daiamond T Vineyard Monterey

4.2008 Domaine Sogga Pinot Noir Le Vin Naturel Obuse Winery-Blind

5.2006 Nuit Saint George 1er Cru Les Porets Saint George Faivelay

6.2003 Nuit Saint George 1er Cru Clos des Argillieres Patrice Rion

7.1999 Puro Sangue Livernano Toscana IGT-Blind







このワインの流れは、最初の『ラ・クロズリー』で度肝を抜かれ、『アルジリエール』で最高潮!
そして『プーロ・サングエ』と『牛すね肉のワイン煮込み』のマリアージュで『えくすたしー』♪
と踏んでおりました!



しかしながら、大盛り上がりの話に夢中になり、『プーロ・サングエ』の出が遅れ、
最後は『マリアージュ損ない』の感がありましたが、それにも増して『アルジリエール』の優雅さにウットリ!

まずは『パトリス・リオン』に大感謝というところでしょうか・・・

ただ今『エイミー・ワインハウス』のライヴを見つつ、ユックリしている所でありますので、
個別ワインの詳しいコメントは後ほど!



ということでまた!

第68回 ワインとキュイジーヌの夕べ、本日開催です!

2012-02-18 13:56:16 | ワイン
ここのところ同じパターンでやって来る『週末寒波』ですが、
今日も今日とて朝の出勤はこんな調子・・・



横殴りの雪で視界10メートルくらいでしょうか?
まあこれも、この冬最後の悪あがきでしょう、何たって今日は2月も半ば!

あと2週間もすれば、春めいてこようぞ!

さて、空元気はこれくらいにして、ソウです本日のこと・・・
夜7:00から、第68回目の『ワインとキュイジーヌの夕べ』を開催いたします。

以前ご報告の通り、流れは2本の『ニュイ・サン・ジョルジュ』が中心となりますが、
並ぶワインはブラインドを含めて7本!



それらのワインが引き立ててくれます豪華キュイジーヌは5品なんですね・・・

お寒いところ、ご苦労様ですが、登録の皆様!
ご油断なきようによろしくお願い致します。

さて早速準備に取り掛かります!

では!

恐る恐るの『桜山』めぐり・・・

2012-02-17 05:50:57 | ライフ
さて2月も中盤を過ぎ、週の始めに暖かく、後半が寒くなるという、
定番通りの『三寒四温』を繰り返し、すでに花見を夢想する今日この頃です・・・

この寒さで、行脚の頻度も減りました!とも言いましたが、
酒飲みとしての衝動もあって、さらには町の活性化・・・
これはあんまり関係無いか・・・

いずれ、ちょこちょこと出向いてもおるわけです!

昨晩は、久しぶりに『桜山界隈』にお邪魔を致しました!

最初は故あって店主のいない『はたGや』を覗き、
カウンター席で新物の『ワカメしゃぶしゃぶ』を頼みます!



ココでビールを二杯、バネ仕掛けの鳥の人形のようにあおり、まずは一段落なんですね・・・

もちろん、ここでは『京風オデン』を食べ、『ほっけ』を焼いてお供といたしました。



冷えたからだが暖まったところで、『O様』は最近どうしてる?
という事で、席を立つという流れ・・・

『阿吽の呼吸』とはこうゆうことで、つれも同じことを考えていたようなんですね・・・

『ツンドラ地帯』の細道のごとく、凍てついた小道を通って件のお店に無事到着!
滑って転んで、池にでもハマッタたらどうしよう?と大緊張の末の行軍ではありました。

『コンバンワ~!』と祇園の御茶屋の暖簾をたぐる塩梅で『F嶋屋』を覗いて見ますと、
比較的生きの良い『O様』が、なにやらお仕事をしておりました!



まずは、時節柄の話題を交え、お互い法螺話をし、
このご時勢を嘆き、グラミー賞のところで、ワインでも飲むかとなったんですね・・・

登場したワインは次の2種↓



これを『O様』特製の怪しげな、でも旨い『お好み焼き』で頂きました!



『マリアージュ』したかどうかはトモカクとして、赤ワインの選択はお見事!

『ピュズラ』の『ヴァン・キュ』は相当な時間を、ほったらかしにしてたのがイイ!
スッカリ練れて、凝縮し、コッテリ感が舌先にシビレ感をもたらすほどの悪魔っぽさ!
ヤラシ~感じのビオ体質がスッカリ抜けて、真っ当なイタリアの地場かと思いました。

続いて登場した『エステザルグ協同組合』の『10’コート・ド・ローヌ・ヴィラージュ』は開けたて!
凝縮した『グルナッシュ』や『シラー』の果実味が楽しめて、
食中酒としてもイイし、大ぶりのグラスでそれだけ楽しんでももちろんイイ!
待てば海路の日よりあり!てな調子で、グングン良くなる正気に帰る!
グラスをぶん回して、馬鹿話している間に、味わいも七変化なんですね・・・

どちらも美味しくいただきました♪

2010 ソレイユ 甲州 旭洋酒 山梨

2012-02-16 09:00:04 | ワイン
『グラミー賞』が終われば、『アカデミー賞』を待つわけですが、
今月の27日ですので、まだ間がありますよね・・・

で、久しぶりに劇場で映画でも見ようか、となりまして、
先日『MOSSビル』へ行き、東野圭吾作品『麒麟の翼』を見てきました!

まあチョット配役に難はあるものの、ストーリーには泣ける!
もしお主が涙を流しての『カタルシス』を求めるのなら、この映画は最適♪

『加賀恭一郎』が颯爽と人形町を闊歩する!
『A部寛』じゃあ、少しモデルっぽくて、果たしてこの主人公の人間味が出せるのか?
とも思ったのですが、どうして、このシリーズも映画版になりまして、
ダンダン味が出てきたように感じたのは、ワタクシだけではないでしょう!

さて、話は変わって、昨晩は久しぶりに『旭洋酒』さんを開けました!

2010年物の『ソレイユ 甲州』!



『旭洋酒』さんの『甲州シリーズ』の樽熟成をしないタイプの2種、
もう一つは『ソレイユ・クラシック』なのですが、発酵過程には差異はなく、
どうやら葡萄の実の出どこが違うらしい・・・

『ソレイユ 甲州』は『山梨県山梨市』だけではなく、
それに良質な『塩山千野』の物も混醸しているとのこと。

(後で分かりましたが、『ソレイユ甲州』はシュール・リーでの仕込らしい)

これを、『キャベツとツナの塩系パスタ』に合わせて開けたんですね!



これはもちろんマリアージュするわけでして、甲州の渋みも甘みに変わりイイお味!

この甲州!酸味も豊かで、イキイキとした果実が真骨頂!
そこへ持ってきて底アジには含みもタップリで、複雑性もある・・・
かといって、飲み口はスッキリ爽やか、後腐れが無いわけです!

とにかく、ココの甲州はあったら、ぜひ押えて置くべき!
加えて『千野甲州』はナオサラです!

あったらですが・・・

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『2010 ソレイユ甲州』はココが最安値↓
旭洋酒 ソレイユ甲州 [2010] Soleile Koshu

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価格:1,680円(税込、送料別)


『千野甲州』も未だありました↓

1999 マランジュ プルミエ・クリュ ル・クロ・デ・ロイエ コロン・ペール・エ・フィス

2012-02-15 05:48:55 | ワイン
『グラミー賞』の『年間最優秀アルバム』が『アデル』の『21』に決まり、
『ローリング・イン・ザ・ディープ』を口ずさむ今日この頃・・・



自分も『ローリング・・・』にならぬように、気をつけまヒョ!
などと、言ったはイイが、最近動きが鈍くて苦慮しております。

じゃあ、本当にそうならば、酒など飲まなきゃイイだろうが、
と心の中で言い聞かせるのですが、すぐさまそれに対峙する悪魔が出てきて、
ケッキョク今日も晩酌・・・

昨晩も先日お邪魔をした『MIN●』に再訪いたしました。

とりあえず、いつものように軽い食事をし、ビールからワインとなったのですが、
ワインは『アルザス』の『リースリング』と『ゲヴュルツ・・・』、
そこから赤に入って『ラングドック』の『カベルネ&メルロ』を頂きました。





本当はココでお開きのつもりでおったのですが、お隣さん(実は知っている人だった!)が、
なにやら見覚えの無いブルゴーニュと思しきボトルを開けるのを垣間見るに至り、
即座に方針変更となったわけ・・・

で、そのワインが『1999 マランジェ プルミエ・クリュ ル・クロ・デ・ロイエ コロン』
だったんですね!



『マランジュ』といえば『ニュイ』と『ボーヌ』の境目だよね♪と、うそぶいてみたのですが、
実は『ボーヌ』と『シャロネーズ』の境目だったんだわ~!

色合いからすれば、結構な濃厚さを見せてくれますが、
実際の味わいは果実がスタイリッシュで、しかもドライなフィニッシュ!

香りは11年の熟成で複雑みを見せ始め、シャンピニヨンやら土の風味やらに加えて、
アジアのスパイス市場に迷い込んだかのようなアクセントがありまして、
程なく熟した果実のアロマを感じるわけ・・・

ニュイの緊張感とボーヌの大柄さとは一線を画し、どことなく素朴で気兼ねのない味わいは、
『マランジュ』のキャラクターなのでしょうか?

いずれ珍しいアペラシオンを御相伴に預かりました!