The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1999 マランジュ プルミエ・クリュ ル・クロ・デ・ロイエ コロン・ペール・エ・フィス

2012-02-15 05:48:55 | ワイン
『グラミー賞』の『年間最優秀アルバム』が『アデル』の『21』に決まり、
『ローリング・イン・ザ・ディープ』を口ずさむ今日この頃・・・



自分も『ローリング・・・』にならぬように、気をつけまヒョ!
などと、言ったはイイが、最近動きが鈍くて苦慮しております。

じゃあ、本当にそうならば、酒など飲まなきゃイイだろうが、
と心の中で言い聞かせるのですが、すぐさまそれに対峙する悪魔が出てきて、
ケッキョク今日も晩酌・・・

昨晩も先日お邪魔をした『MIN●』に再訪いたしました。

とりあえず、いつものように軽い食事をし、ビールからワインとなったのですが、
ワインは『アルザス』の『リースリング』と『ゲヴュルツ・・・』、
そこから赤に入って『ラングドック』の『カベルネ&メルロ』を頂きました。





本当はココでお開きのつもりでおったのですが、お隣さん(実は知っている人だった!)が、
なにやら見覚えの無いブルゴーニュと思しきボトルを開けるのを垣間見るに至り、
即座に方針変更となったわけ・・・

で、そのワインが『1999 マランジェ プルミエ・クリュ ル・クロ・デ・ロイエ コロン』
だったんですね!



『マランジュ』といえば『ニュイ』と『ボーヌ』の境目だよね♪と、うそぶいてみたのですが、
実は『ボーヌ』と『シャロネーズ』の境目だったんだわ~!

色合いからすれば、結構な濃厚さを見せてくれますが、
実際の味わいは果実がスタイリッシュで、しかもドライなフィニッシュ!

香りは11年の熟成で複雑みを見せ始め、シャンピニヨンやら土の風味やらに加えて、
アジアのスパイス市場に迷い込んだかのようなアクセントがありまして、
程なく熟した果実のアロマを感じるわけ・・・

ニュイの緊張感とボーヌの大柄さとは一線を画し、どことなく素朴で気兼ねのない味わいは、
『マランジュ』のキャラクターなのでしょうか?

いずれ珍しいアペラシオンを御相伴に預かりました!