The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1998 ヴァン・ド・アルザス ピノ・ブラン ジェラール・シュレール

2010-08-31 20:03:52 | ワイン
ワインの並びはどうだったのか、どこで飲んだのか、どのような状態だったのか・・・


そんな条件の違いで、同じワインが、全く違う印象に感じる事が、間々あります!


アルザスのビオの巨匠、ジェラール・シュレールの1998年物のピノ・ブランを、


以前、小人町の『Bルヴィル』で、ご相伴に預かりました!


で今回、同じワインを『キュイジーヌの会』の白ワインの最後に、出したんですね・・・


ところが、今回は以前飲んだのと、チョット違った印象に感じたわけです!


その印象は、ビオの巨匠らしく、シャルドネの同属らしく、


キレがあり、よりスタイリッシュ・・・


『Bルヴィル』での、濃厚な重厚感には、到底及びませんが、


この姿もまた一興、充分に楽しめました!


マッタリとした、麦わら色の色合いで、


黄桃にカリン、更には食用ホウズキのアロマを感じます!


ピュアーで素直な果実には、濃密なミネラル感と酸味のキレ!


そして、そこにはある種の繊細さと気品が伴います。


派手に立ち回ることなく、あくまでも主役のキュイジーヌを引き立てる・・・


ジェラール・シュレールの真骨頂を、見た思いが致しました!




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