The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 ボンヌ・マール ドメーヌ・デュジャック

2010-08-10 21:07:54 | ワイン
ドメーヌ・デュジャックにつきましては、2001年のモレ・サン・ドニの項でも


触れましたが、ジャック・セイスもモレに居を構え、40年の歴史を刻みますと、


そちこちに、グランクリュの畑を持つようになりました!


じゃあ、その中で、フラッグシップはナニなんでしょう?となりますと、


自分としても、オヨヨとなったんですね・・・


メゾンで『ロマネ・サン・ヴィヴァン』を造ったことは、漏れ聞いてはいましたけれど、


ドメーヌでは、やはり『クロ・ド・ラ・ロッシュ VV』でしょう・・・


と、信じて疑わなかったわけです!


でも実は、(これはTチャンマンに教えていただいたのですが)


フラッグシップは『ボンヌ・マール』だったんですね♪(価格上でですが・・・)


先日の会で、イキナリの赤スタートワインで、


2006年物の『ボンヌ・マール デュジャック』をご相伴に預かりました!


『ドメーヌ・デュジャック』は2005年物のトンデモハップな価格上昇がありまして、


『ボンヌ・マール』も、一時はDRC並みの価格帯になりまして、


『本当にそれでイイのでしょうか』現象の、真っ只中に突入の事態に、相成ったんですね!


何故かといえば、確かに『デュジャック』は小型DRCとも言えますが、


ワインの基本は、シナヤカで、目の詰まった、薫り高い、しかも若くして飲める・・・


てな事でして、ハッキリ言いまして、寿命と競争するたぐいの、


ポテンシャルと未知の神秘性で、将来性を担保に取った、


そんなワイン群とは一線を画すスタイルなんですね・・・


(ソウ思っているのは、ワタクシだけかも知れませんが・・・)


ですから、2005年の価格は、異常事態と言わざるを得ません!


しかしながら、価格を考えなければ、いつでも『デュジャック』は好みでして、


飲むたびに、鼻の下が伸びて、目じりが下がるのを、


禁じえないのも、偽らざる事実であります!


色々小難しいこと書き並べましたが、


とにかく主宰には、ゴチソウサマデシタ♪という事です・・・