恐らく、盛岡在住のワインヒートの面々の中にも、
この年が『バースデイ・ヴィンテージ』の御仁もいることでしょう!
ボルドーの1967年は、赤と白が逆転のヴィンテージでして、
困難な赤と出来の良い白(例えばソーテルヌ)が、混在した年だったようです!
ボルドーのメドックは、1855年の格付けにて、
プルミエール・グラン・クリュ・クラッセの筆頭の評価を得た『ラッフィット』ですが、
1960年代は長い長い苦難の時代であったようです!
あの奇跡のヴィンテージと言われた、『1961年』ですら凡庸な出来、
『1966年』もミディアムなボディーで生気少なく、
わずかに、ワタクシが満足したのは『1962年』のみ、だったのでしょうか!
で、今回ご相伴に預かりました『1967年』・・・
こと『熟成』の観点にだけ絞ってみますと、飲み頃を既に過ぎた代物と言えましょう!
では、一番良かった頃合はいつなのか?と聞かれれば、
リリース後10年~15年のところ、でしょうか?
しかしながら、ワタクシとしては、全てを曝け出したこの状態も一興なんですね・・・
このワインの直後に登場した、1994年の超スーパー右岸との対比が興味深く、
コレを飲んでは、次を飲み、そしてまたコレに戻る・・・
そうしますと、超スーパー『ヴァン・ド・ガルド』のクローズ振りと、
このワインの複雑な滋養と、時間と共に変化する七色振りが、
正しく対極に感じるわけなんです・・・
薄いガーネットの色合いで、
焙煎珈琲、スー・ボワ、黒胡椒、セミドライなプラムの香気が立ち昇ります。
舌先にわずかに感じますタンニンと、適切な酸度の広がりは、
枯淡のブルピノとの判別の証明で、全てが削ぎ落とされて、枯れかけていてもなお、
ラフィットの持つべき、メドックの王道を垣間見せてくれるんですね・・・
いずれ、貴重なワインを頂きました!
この年が『バースデイ・ヴィンテージ』の御仁もいることでしょう!
ボルドーの1967年は、赤と白が逆転のヴィンテージでして、
困難な赤と出来の良い白(例えばソーテルヌ)が、混在した年だったようです!
ボルドーのメドックは、1855年の格付けにて、
プルミエール・グラン・クリュ・クラッセの筆頭の評価を得た『ラッフィット』ですが、
1960年代は長い長い苦難の時代であったようです!
あの奇跡のヴィンテージと言われた、『1961年』ですら凡庸な出来、
『1966年』もミディアムなボディーで生気少なく、
わずかに、ワタクシが満足したのは『1962年』のみ、だったのでしょうか!
で、今回ご相伴に預かりました『1967年』・・・
こと『熟成』の観点にだけ絞ってみますと、飲み頃を既に過ぎた代物と言えましょう!
では、一番良かった頃合はいつなのか?と聞かれれば、
リリース後10年~15年のところ、でしょうか?
しかしながら、ワタクシとしては、全てを曝け出したこの状態も一興なんですね・・・
このワインの直後に登場した、1994年の超スーパー右岸との対比が興味深く、
コレを飲んでは、次を飲み、そしてまたコレに戻る・・・
そうしますと、超スーパー『ヴァン・ド・ガルド』のクローズ振りと、
このワインの複雑な滋養と、時間と共に変化する七色振りが、
正しく対極に感じるわけなんです・・・
薄いガーネットの色合いで、
焙煎珈琲、スー・ボワ、黒胡椒、セミドライなプラムの香気が立ち昇ります。
舌先にわずかに感じますタンニンと、適切な酸度の広がりは、
枯淡のブルピノとの判別の証明で、全てが削ぎ落とされて、枯れかけていてもなお、
ラフィットの持つべき、メドックの王道を垣間見せてくれるんですね・・・
いずれ、貴重なワインを頂きました!