The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

東京行脚、雨の西麻布!

2010-04-25 23:32:30 | ジャーニー
86’娘と89’息子の様子見に、上京いたしました。


まずは、荷物を虎ノ門のホテルOに置き、地下鉄を乗り継ぎ渋谷まで、


渋谷からは明大前で乗り換えの、京王線で当初の目的地へ行きました。


普段は家に寄り付かない家人も、この日はシッカリお掃除をしてお待ちかねなんですね・・


ひとくさり、自分はそうしたかも疑わしい、学生生活の注意事項を演説の後、


飯を食べましょ!ってことで、久しぶりやの西麻布へ繰り出しました!


その日は、夕刻からの突然の雨降りです!


トンネルズの『雨の西麻布』ではないですが、


ホブソンズの裏路地には雨が似合うんですね♪


濡れても結構!ってことで、午後7時から午前様まで、「雨ニモ負ケズ」とハシゴです!


子供と一緒に、まずは『ぐうや』で肴と焼き鳥で腹ごしらえ、


そして、大人の時間は『エレヴァージュ』から『アルモニ』への行脚です!


まずは、今日は時間も時間ですので、ご報告まで・・・


いろいろありましたので、事の顛末は詳しく後ほど!


ってことで、ではまた!





08’ドルチェット・ダルバ エリオ・アルターレ!

2010-04-24 00:35:18 | ワイン
先の書き込みで、「一舐め」と書き込みましたのですが、


翌日セラーからボトルを出して見ますと、ほぼ半分が無くなっていました。


およそ、イタリアワインのファンを語る人であれば、


エリオ・アルターレはピエモンテでは絶対外せない存在でして、


単年だけの絡みだけではなしに、毎年の状態を追い求めるべきアジェンダと言って、


過言ではないでしょう・・・


エリオ・アルターレは、それほどの造りを見せてくれる訳です!


ココの造り手の、2008年物も成功していました!


ドルチェットであれば、すでに親しみやすく、いつでも飲める状態も可能なのでしょうが、


この造り手の、あまりの凝縮性と、目の詰まった果実を、目の当たりにしますと、


バローロを、若くして飲める存在へと目指した『バローロ・ボーイズ』ですが、


これはいくらなんでも、長期の待ちがあってもいいのでは・・・


と感じるのはワタクシだけではないでしょう!


モチロン、食中酒としては抜群の存在感を示しまして、


ジューシーに焼けたビーフなどがあれば、


『長期の待ち』などは、省略も禁じ手では無くなる、はずなんですね・・・


さてこのワイン、待ちとは数年単位の熟成期間の待ちを言い、


セラー内での数日の放置では、大事な大事な香り成分が欠落し、


やはり、その日に全部飲むべきだった!と後悔する事を忘れないで頂きたい。


まずは、10年間はその存在すら、忘れる事です!

5月は暖か、6月は寒い・・・だそうです!

2010-04-23 06:34:22 | ワイン
春よ、早く来~~い!ということで、


テンプレートを『夜桜と月』にしておりましたが、サッパリなので、


ソロソロ変えようかな?と考えております!


ここ数年、花見時期が寒くなり、イワユル『花冷え』状態の年が続いておりますが、


今年ばかりは、スカーと日本晴れの花見日和にならないか?


と期待するのは、ワタクシだけではないでしょう!


気象庁の長期予報によりますと、5月は暖かで、6月は梅雨で寒くなるとのこと・・・


皆様、体調管理にはくれぐれも注意をして、乗り切りましょう!


昨晩は、チョットだけ08’ドルチェット・ダルバ エリオ・アルターレを舐めて、


早めに就寝いたしております。


週末は、新たな行脚の報告が出来ると思いますので、


またその時に・・・では!

2006 ブルゴーニュ VV アンブロワーズ

2010-04-22 20:05:51 | ワイン
プレモー・プリセー村のドメーヌと言えば、ショパン・グロフィエを思い出すわけですが、


40歳代の当主ベルトラン・アンブロワーズは、我が世の春を謳歌するかのごとく、


熟練の境地に達したかのようです。


漏れ聞く所によれば、少なからずショパン・グロフィエの薫陶を受けつつ、


現在のドメーヌを確立したとのこと・・・


さすれば、成功している2005年物のショーブネ・ショパンのCNVを連想するのも、


あながち気の迷いでもないのでしょう。


アンブロワーズのACブル・ピノには、二つのキュベがありまして、


今回のキュベはVVの造り・・・(エティケットの右肩にヴィエ・ヴィーニュとあり)


VVをひとくち口に含みますと、そのアペラシオンの味わいは遥かに越え、


ヴィラージュ物クラスと言っても過言ではないでしょう。


シッカリと果実に溶け込んだヴァニリンの風味、


グラスに注がれた瞬間に、馥郁たるレッドカラントとカシスのアロマが立ち昇ります。


嘗ての、解けにくい堅牢なタンニンバランスから、


今のアンブロワーズは、確実にエレガントなフルーツにシフトして来ているようです!


それは、モチロン目の詰まった、内実のあるもので、


テロワは、正しくその地所を投影するもの・・・


すなわち、スグにでも楽しめ、待ってもグングン良くなる正気に帰る?


そんなワインなんですね・・・


そういえば、ヴィンテージ限定の、超ヴィエ・ヴィーニュの『アリエス』などという


ACブル・ピノもあるやに聞いておりますが、


それはどないなっているのでしょうか?

じゃあ一体、いつになったら花見なの?

2010-04-21 23:24:35 | ワイン
三寒四温といっても、この気温の乱高下じゃあ、カラダも堪ったもんじゃあありません!


今日は今日とて、コートも羽織らずに、飲み会に出かけましたので、


この体温下降のとばっちりを受けて、ひょっとしたら明日の朝は風邪ひきさんですか?


てな、調子です!


こんな寒い夜は、カラダをホットにするワインなんかが、最適ジルシなのですが、


そんなワインなどが、ササッと出てくる事なんてありえない・・・当然ですよね!


でもですね、その晩ばかりは、94年物のマグドレーヌをゴチになり、寒さも吹っ飛び、


シアワセな気持ちで帰宅いたしました。


こう考えて見ますと、サンテミリオンにおいて、たかだか15年ほどの熟成期間で、


あたかも香辛料がチリのように蔓延する、アジアのスパイス市場を彷徨うような、



ラビリンス状態って言うのでしょうか?


こんな感覚って、そんなに巡り合う事もないわけなんですが・・・


実はそんな事が遇ったんです!


何を隠そう、KKで1994年物のシャトー・マグドレーヌをご相伴に預かりました。


コレが正しく『ジャスト・フォーリン・ラヴ』


素晴らしい熟成感で、見事に美味しく飲めたんですね・・・


提供くださった、Oさんには感謝です!


さてところで、花見は何時になるのでしょうか?


北国の春、どうやら、もう少しの我慢のようです!