The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1992 ミュジニ ブラン コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ

2012-07-03 13:01:33 | ワイン
さてこのワインが、あの神がかり的なワイン会の白のスタートワインだったんですね・・・

まあ他の3本が3本だけに、コレが最初に来るのも致し方ないと言えばそうなのですが、
はっきり言いまして、このワインは他の会では主役になりうる白でしょ・・・

まあ何処かの弱小球団の4番が、トレードされて、何時ぞやの巨人軍のように、
その4番を2番や7番に据える手合いに似ているような、そうでないような・・・

まあ、参加者にとっては、何よりなのですが、
実際ブラインドで登場して、『92’ミュジニ ブラン』と分かった時の瞬間の、
参加者の皆さんの唖然とした顔を写真で取らなかったことを、今悔やんでおります。

それだけの衝撃でした!

このワインは『ヴォギュエ』の『ミュジニ・グラン・クリュ畑』の0.4haの区画に、
シャルドネが植えられていまして、珍しい『ミュジニ ブラン』として出されていました。

それも1993年の収穫をもって、その後前面改植を行い、
現在は『ブルゴーニュ・ブラン』として出されておるようです。

ですから、1992年物は『ミュジニ ブラン』としてはラス前、
しかも白の例外的な素晴しいヴィンテージでして、それだけでも心躍る代物なんですね!

さてこのワイン、まずは色合いから見てください↓



そして、目にも涼やかな『魚貝と温野菜のゼリー寄セ』と合わせて登場いたしました。



で、そのあとマリアージュを楽しみながらも、このワインを飲みながら、
あとで結果、大きな勘違いをしていたわけですが、コレは皆さんも同様だったんですね・・・

つまり、ボルドーブランだと思いながら飲んでいたわけです。
その顛末は後ほど・・・