The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1989 シャトー・ラ・ルーヴィエール

2010-06-26 21:02:18 | ワイン
1989年はペサック・レオニャンの当たり年、


かのP氏は、その年のオー・ブリオンとラ・ミッション・オー・ブリオンに、


100点満点を付けています。


まあ、その点数評価はトモカクとして、ラ・ルーヴィエールの1989年物も、


風味豊かで、ふくよかな果実の、親しみやすい熟ボルドーに仕上がっております。


セパージュはCS64%、M30%、CF3%、PV3%とのこと・・・


ですから熟成香も、むしろ左岸のメインストリームのニュアンスがあるんですね・・・


土の風味、ブラックカラント、熟したチェリー、リコリス、


そこに、心地よいヴァニラとスモーキーなアクセントが加わるわけです!


濃い目の色合いのフルーツは、飲んでみればミディアムで、滋味豊富なお出汁系♪


グラスの中で、ドンドン変わって、正気に帰る?


そんな感じの、コスパのペサック・レオニャン!


抱えているなら、お主はシアワセ者だ~~!

ボン・ションスの流れは?

2010-06-26 17:56:05 | ワイン
一昨晩は暑さも小休止だったようで、夜半から気持ちの良い風も吹きました!


第16回目を数えます『ボン・ションス』を開催しまして、


いつものメンバーで、お酒と料理を楽しんだわけです・・・


料理は、まずはアミューズに始まりまして、


姫竹とソラマメと帆立のパンチェッタ入りホワイトソース、


続いてグリーンサラダと熟成ゴーダチーズのコラボ、


そしてメインですが、ポークソテーにフレッシュトマトソースを添えて、


で、最後にオレンジとグレープフルーツのジュレを出したんですね・・・


これと合わせたお酒の流れは、


まずは、ベアレンの新発売の食前酒『ラドラー』で乾杯です!


これは、クラフトメン・ビールのシリーズで所謂『ビールのレモネード割り』なんですね!


アルコール度数も低く、爽やかな甘みで、よく冷やして飲めば、


この季節の軽めの食前酒として、最適な飲み物と言えるでしょう!


で、この日のワインは以下の3本↓   


1.2008 Vin d'Alsace Cuvee Gyotaku Domaine Mittnacht


2.2006 Bourgogne Pino Noir Domaine Charlopin Parizot


3.1989 Chateau La Louvieres Pessac Leognan Bordeaux


でありました!


もちろん、この日の白眉は1989年物のシャトー・ラ・ルーヴィエール!


甘くとっぷりと熟した、ミディアムなペサック・レオニャンをご相伴に預かりました。


説明するまでも無く、メインのポークソテーとの相性はバッチリ!


素敵なマリアージュを見せてくれたんですね・・・


この手の熟ボルドーは、ある意味手放せません!