The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 シャンボール・ミュジニ オー・ドワ グロフィエ

2010-06-12 17:41:02 | ワイン
昨晩は久しぶりのヌッフ行脚です!


夏日で、しかも湿気も多い、鬱陶しい花金ですが、


そのせいでしょうか、人通りが疎らの大通りでありました!


まずはヌッフにお邪魔し、ビールで喉を潤しながら、マグロのお造り2点盛り、


腹ごしらえにサンマルツァーノ・トマト・スパ、


そしてパリパリとワタクシ青虫ですか?てな調子で、


自家製ラー油とレタスサラダなどを頂きました!


そして、一段落した所へ、イトウゾ氏が恭しく差し出した大ぶりのワイングラスは、


若いピノらしき、照り輝くクリムゾンの液体です!


トップは健全な、むしろ真面目一辺倒の、ビューティフルなアロマが前面に出ていまして、


僅かにスパイシーで、ミネラルの効いたニュアンスが見え隠れいたします。


自分としては、フルニエのマルサネの印象が頭をよぎり、


これはオソラク北部のブルゴーニュ・・・


しかもアロマの要素に、木苺系の酸味を連想させるアクセントがあるものですから、


先日ご相伴に預かった、08’物のクリストフ・シュヴォーを思い出しまして、


2008年物の北部のブルゴーニュ・ピノ・ノワールと類推したわけなんですね・・・


(物凄い短絡思考?)


結局のところ、結果オーライだったわけでして、そのワインは・・・


2008 シャンボール・ミュジニ・オー・ドワ ロベール・グロフィエ


でありました!


まあこのタイミングで、コレをいただける至福を、イトウゾ氏に感謝しつつ、


正体が分かった後で、思う事は、ヴィンテージもさることながら、


グロフィエの造りも、相当にエレガント路線に邁進して来たな~~という事!


ワタクシにとっては、滋養を感じさせる、『カラダ優し系』のピノで、


最近富に、このスタイルを求める傾向にあります!


まあ、それにしてもグロフィエですから・・・


しかもシャンボールのプルミエクラスですから・・・


今少しのコンセントレーションと、エキスの濃度と複雑性が欲しいと思うのも、


アリと言う事でしょうか?


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08’オー・ドワはここで↓