The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ボーモン・デ・クレイエール シャンパーニュ・ディナー

2010-06-03 14:25:08 | ワイン
シャンパーニュ地方はエペルネの、マルドゥイユ村の240の生産者から成る、


生産者組合『ボーモン・デ・クレイエール』を飲みながらのディナーが、


大通りのワインの殿堂『Nッフ・デュ・Pプ』で開催されました。


シャンパーニュのネゴシアンでもなく、レコルタンでもない、


言わば『COOP』の生産形態の最高醸造責任者オリヴィエ・ピアッツァ氏を招いての、


シャンパーニュ・ディナー・・・


ヌッフのシェフ渾身の、選りすぐりの食材を使っての6皿のキュイジーヌに、


『ボーモン・デ・クレイエール』の4種のシャンパーニュが並びました。


しかも、そのシャンパーニュは飲み放題!


熱い夜に、心も熱く、これだけ泡を飲むのも久しぶり・・・


てなことで、素敵な夜を過させていただきました!


その日の食事とワインの流れは以下の通りであります↓


MENU


1.山菜ジュレ、生ハムのオイル(岩泉産姫竹・しどけ・朴の葉)


2.フランス産鴨胸肉のスモークと田鎖農園のクレソン)


3.アイナメのフランと生うに、クミンの泡


4.握り2貫 長崎産メジマグロ・鹿児島産モアラ からすみ塩・キュウリのわさび和え


5.ドライエイジングビーフのロースト グリーンとホワイトのアスパラ 新玉のピュレ


6.シェーブルのムースと桜の蜂蜜、プラネタのオイル エディブルフラワー


WINE  Champagne Beaumont Des Crayeres


1.NV Grand Reserve Brut


2.2001 Fleur Blanche Blanc Des Blanc Brut


3.2003 Fleur De Rose Brut


4.1999 Nostalgie Brut


モチロン、後半のシャンパーニュの表現力は群を抜き、味わいは見事なもの・・・


でもここの造り手の真骨頂は、繊細さと女性的な優しさでしょう!


ソレはどこから来るのか?と問われれば、この村最大の作付け面積の品種、


ピノ・ムニエに他ならないということ・・・


さすれば、当然今飲んで美味しい、NV グラン・レゼルヴがお勧め!


コスパもイイし、その価格帯では魅力あふれるシャンパーニュに仕上がっております!


その意味では『ハートのキュベ』の謳い文句も、あながち嘘ではないようです。


楽しませていただきました。


共催の『Mトックス』と『Y田酒店』さんには、心より御礼を申し上げます。