The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ワイン会の歴史(2)

2006-05-12 00:04:39 | ワイン
最近、バルベラの秀逸な物にびっくりさせられる事が多くなりました。
何ともこれは幸せな事でして・・・

かつて、その酸味の強さとタンニンのアタックで、それこそネッビオーロの二番手と汚名を着せ、パスタかなんかと、乱暴に口の中に放り込んでしまう・・・
そんな事などをしておりました。反省、反省・・・

でも、ダスティのブライダ・アイ・スーマやブリッコ・ウッチェローネ・・・更にはモンフェラートのバラッバ・バルベラなどは、通常のバルベラの概念を打ち破るに余りある見事さ・・・
タンニンは甘く、酸味は壮麗です!
そしてなんといっても絶妙のバランス、そう!表現は微妙ですがブル・ピノのような調和を見せてくれます。
もちろん、ワインだけでも楽しめる質感であります。

そこで思い出すのは、これまでの最高と言えるバルベラ!!
何回目かの『イタリアン・スペシャル・ナイト』で、ブラインドで、それもMG(と言ってもMGしかないようです)で出した、このバルベラ!!

1998 Barbera D'Alba Vigneto Pozzo Dell'annunziatta Robert Voerzio

これは凄かった!
皆さん、声も出ませんでした・・・
ヴォエルッツィオは今やバローロ・ボーイズのリーダー的存在!
MGオンリーのスペシャルなバルベーラ!!

また何時か、お目にかかりたいものであります。