The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

69’シャトー・オーゾンヌ MG

2006-05-09 22:22:32 | ワイン
何と、蔵出しの69’・・・69’ですよ!
100回記念会に、シャトー・オーゾンヌ MG が○竹商店から届きました。

ボルドーの代表する全ての村から選ばれる8つのシャトー!!
ラフィット、ラトゥール、ムートン、マルゴー、オー・ブリオン・・・
ペトリュース、シュバル・ブランそして・・・オーゾンヌ

その中でも、最も重厚で、玄人好みの、ある意味地味な存在でしょうか?
他のサンテミリオンの名だたるシャトーとは一線を画しています。
それは、よりメドックに近い味わい・・・
タンニンも豊富で厳しく、エキゾティックで甘やかなブケのみが、そのアペラシオンの証しなのでしょうか?

76’からのパスカル・デルベック、95’からのアラン・ヴォーティエ(もちろんミッシェル・ロランのアドヴァイス)と、この二人の醸造家がシャトー・オーゾンヌで輝かしい歴史を刻んできました。

しかしこのワインはそれ以前の69年・・・
RPは酷評しております!

その通りこのオーゾンヌ、確かに注ぎたてはタンニン強く、収斂しておりました。
しかしながら、ほかのサンテミリオンにはないエキゾティックな香気を感じます。
リコリス、古いなめし皮、森林奥深い土の風味、熟したカラントなど・・・
他を寄せ付けない凄みがありました!

さて、本日二日ぶりに最後のワングラスを舐めて見ますと・・・

複雑で、鉄分を感じる、汁気の多い、熟したフルーツに大変貌・・・
ひと舐めで満足・・・濃厚です!
厳格ながらも味わい深い、シリアスなオーゾンヌに乾杯であります。

とにかくタケトッティ-氏に大感謝!!

シマダーノ神父に感謝!!

2006-05-09 06:04:17 | ワイン
皆さん、見てくださいこのワイングラス!!
エッチングでこう書かれています。

『Hotel de Yamada 100th 2006.5.7
I've just drunk"1986 Cros Parantoux MG Henri Jayer"!』

「86’ジャイエのクロ・パラントゥーをマグナムで飲んだぞ~~~ィ」
という感じでしょうか?

なんと、オテル・ド・ヤマダ100回を記念に、当方の管理人ことシマダーノ神父がプレゼントしてくれました!!!
リーデルです!
しかも、参加者全員に・・・

驚きました・・・本当に感謝です!