The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

02’キュベ・アルモニ

2006-05-11 21:47:21 | ワイン
東京行脚で西麻布アルモニ⇒コギト(コジト)の流れはブログの通りであります。
昨日、診療所向けの雑誌として『百楽』が届きましたが、なんと『コジト』を特集で扱っていました。

シェフ、マダムそしてスタッフ全員でのスナップも掲載され、なかなか壮観でありました!あそこで店を張って、こんなに大勢を・・・

シェフとマダムは偉い!!
率直な感想であります。

そのなかで、何本かのワインの紹介がありましたが、何と言ってもその中心は『02’ニィ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・コルヴェ キュベ・アルモニ プリューレ・ロック』でありました。
プリューレ・ロック渾身の一樽の特別キュベ・・・
ブルゴーニュの古酒のコレクターでも名高いシェフが、敢えて02’を出した理由・・・

飲んだ瞬間にはっとさせられ、理解できました!!
『百楽』に載っていた値段を見て、またビックリ!!

団体さんだから、飲めたわけです。
あ~~よかった!!

神々のムルソー!コシュ・デュリ!!

2006-05-11 00:47:10 | ワイン
今回の100回記念会で、エポックメイキングなワインの一つは90’ムルソー コシュ・デュリでしょう!
今でこそ、その希少性と桁外れの人気ゆえの驚異の高価格ですが、90’91’のACムルソーは、ムルソーとしてはチョット高めですが、そんなに目の飛び出る程と言うほどではなかった様に思います。

そんな中で、実はその当時90’のコルトン・シャルルマーニュを含めたアソートメントを買ったことがありました。
C・C以外はムルソーのルージョ、シュバリエール、ルシェ、それに何本かのA.C.ムルソーだったかと思います。

驚いたのは、他のムルソーとの明らかに違う、立ち居振舞いの凛とした涼やかなニュアンスとでも言いましょうか?そういう印象でした!
当時コント・ラフォンも、どちらかと言えば酸化傾向が強く、最初からマッタリ系・・・
もちろん、ミシュロ・ブイソンなどは、その宰たるもので、色の濃い、しなだれかかる、色気たっぷりのムルソーが主流のような感じと記憶しております!

それからすれば異色のコシュ・デュリは、ムルソーの新しい姿の先導者と言えるのでしょう!ラフォンも今や昔の姿と違います!!

16年後、コシュ・デュリはなお素晴らしく、変貌していました!