昨日は、夕方までゆったりしていたのですが・・・
半寝たきり状態であった父の様態が急変したため、急遽、救急車で病院へ搬送してもらいました。
呼ぼうかどうしようか迷ったのですが、車まで運べないことがわかり、お世話になりました。
正月早々、ご迷惑を掛けてしまいました。
様態は、低体温と極度の脱水症状で、危険な状態でした。
夜に入院がきまり、私は、ベッドに寝たきりになった父を置き、帰ってきました。
一時は体温が28℃まで下がっており、脱水で腎臓機能も低下していました。
緊急の処置をしてもらい、助かったしだいです。
たぶん元気になりもどってくることができると思います。
退院してから、どうケアしていくのか、これからの課題がありますが。
昨夜、夜の当番の内科医から、症状の説明を受けました。
そのとき、高齢ですから、快方に向かっていても、急に変わることがあります、といわれました。
そして、そのときに、「延命処置をのぞみますか?」と質問されました。
いわゆる、人工呼吸器に繋ぎ、心臓が止まったら電気ショックを与え、蘇生を試みる処置です。
私の答えは決まっていましたが、さすがにそれを述べるときには、迷ってしまいました。
ひとつ何かを超える、感じがあったのです。
少し間を置き、断ったのですが、そのあとに、実はと・・・
祖父も現在の父の歳に亡くなっていると、いいわけじみたことを言ってしまいました。
寿命であるといいたかったのですが、その寿命を私が決められるわけがないのにと、苦いものがあったのです。
もう一つは、高齢だからと半ばあきらめているのですが、そのときになってみないと、本当の自分の感情がわからないので、という迷いもあるのです。
今回の入院措置により、逝ってしまわれることはないと思っていますが、次の時にも同じ決断をするわけで、そのときには、何も心にひっかかることなく言えるのだろうと、思っています。