戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

そこ、そこ

2012年08月22日 | 想うこと

何がそこかって、景気の底の話ですが・・・

いまが底だろう、と思い始めて早10年、といったところでしょうか。

年々、底が下がっていくような気がしています。

先日も、某会社の社長さんとお話をしていたところ、酷いもんだと、まったく売れなくなったと、そのうえ、よくなる兆しがない、と仰ったうえに、私は二代目だが会社は私の代で終わりで、息子には違う仕事に就いてもらいたい、と言いました。

それを聴いていたパブのマスターが、「今がどん底なのか分からないもんな」、と、こちらも嘆いていました。

ついでにこの社長さん、政権批判をしたうえで、地元議員後援会の役員をしているけれど、今度の選挙では、応援しない、と宣言しました。

気持ち分かります。

お土産やさんのご主人は、思った通りだと、仰いました。

何が思ったとおりなのかと言いますと、お盆を過ぎたとたん、売り上げが急激に落ちた、ということです。

お盆は盛り上がったけれど、その前後の落ち込みが酷い、と言われました。

今の傾向として、イベントの時に盛り上がり、そのほかはじっと我慢している、という感じだそうです。

追い打ちをかけたのが、消費税増税でしょう。

弱り目に祟り目、というところでしょうが、消費者心理を確実に冷やしたわけです。

そのうえ、中国、韓国の挑発。

これは景気に関係ないですが、日本人が体力的に弱っているところへきての、挑発行為に思えるのです。

東日本大震災があり、経済的にも精神的にも大打撃を受けたうえに、景気もまったく良くならず、下がり続ける中で上がる兆しがないところへきての、挑発なので、泣きっ面に蜂、のように感じます。

絆とか言ってみても、日本はまったく孤立しているじゃないか、と。

アメリカに見限られ、肝心のアジアの中では悪者扱いですよ。

こんな現状の中、希望を感じさせてくれるものが現れるでしょうか・・・。