1月25日にについて書いたが、1月26日に次のような報道があった。
朝日新聞が「教育再生 見切り発車は危ない」と言う社説を出した。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
昨日の毎日新聞のケチばかり付けた、読むに値しない社説に対して、朝日新聞にしては、珍しく穏当な表現に終始している。
これにはつぎの参院選対策だ一言はあったが、それも事実だろうし、私の言う対案、提案らしいものも書いてある。
私は改革案そのものに対してとやかく言うつもりはないので、同社の社説に対してのコメントは省略する。
問題は同じ日にあった日教組からの反対の読売新聞報道だ。
<<日教組の議1次案反対>>
日教組、教育再生会議 1次報告を批判
日教組は25日、教育再生会議が纏めた第1次報告に関し、公教育を「機能不全」と決めつけ、「規範意識」で子供を、「教員の質の向上」と称して教職員を管理するものだ。
「ゆとり教育」の検証はされておらず、授業時間の増加などの安易な解決策は学校現場に混乱を持ち込むだけだ」と批判する中村書記長の談話を発表した。
1.日教組の発言に対するマスコミの取り扱い
読売新聞で上記の報道があったので、念のため同社、朝日、毎日の記事をインターネットで調べたが、全く出ていなかった。
ただ、日教組の加入者が過去最低の28%前後、組合員数は、最盛時の半分の30万に落ちたとは読売、毎日の二社が報道していた。
これは教育専門家集団のはずの日教組の教育制度についての意見が、マスコミにとっては軽い存在になっているような気がする。
2.次はその批判の内容
(1)公教育を「機能不全」としているが、日教組もそれに大きな役割を果たしてきたのではないか。
(2)「規範意識」で子供を管理すると言っているが、子供が規範意識を持つことが何故悪いのか。
それ以外の方式で現在、組合員が苦労している教室の管理をどうするのか、具体的に示すべきだ。
(3)「教員の質の向上」は何故いけないのか、今の教師の質で良いのか。
質の向上策について対案があるのか。
(4)「ゆとり教育」の検証がされてないと言うが、日教組はその検証をしたのか。ゆとり教育に関しての教師の取り組みや、その目玉である土曜日の活動に教師がどれだけ参画しているのか。
学力不足に対しての対策は等々、多くのことに対しての教師、日教組の責任はどう考えているのか。
(5) 「授業時間の増加などの安易な解決策は学校現場に混乱を持ち込むだけだ」と言うが、これに対して北教祖の小樽支部のように、日教組が口出ししなければ、混乱は起こらない筈だ。
学力不足を補うために、安易でも授業時間を増やして何が悪いのか。
今の時間で学力を伸ばす方策があれば、日教組で出すべきだ。
それとも、今の学力で良いと思っているのか。
以上私がくどくど書いたが、一言で言えば、日教組の反対は、昔、日教組が全盛時代の、社会から孤立した密閉空間であった時代の学校だけに通用する時代遅れ、浮世離れた発言のような気がする。
昨日も書いたが、このままでは日教組は社民党のように、じり貧におちいり、数%台の加入率になるような気がする。
<<民主党にお願い>>
これから国会がまた始まります。
私は、無党派ですから、自民、民主どちらでも良いから、是非、政権交代が出来るようにな国にであって欲しいと思います。
民主党の人達も勿論それを切望していると思います。
党内に日教組出身の人が5人もいるそうですが、国民に悪評嘖々の日教組の出身の人達に、今国会で前に書いたような浮き世離れした発言をさせないで下さい。
そんなことをすれば、政府を攻撃しているつもりが、却って自民党を喜ばせるだけだと言う事を忘れないで下さい。
何故ならそれで民主党の支持率がまた落ちるからです。
そして、喧嘩上手な自民党は、彼らの発言を次回の参院選に持ち出してくるのは間違いありません。
どうぞ天下の民主党がじり貧の日教組と抱き合い心中するような事態を絶対さけて下さい。
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