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[見知らぬ人と年賀を交わす初ブログ]
<<へんてこな日本人?>>
またいつものようにクリスマスを祝い、除夜の鐘で年を送り、初詣で新年を迎えた。
この話しを外国の人特に中東の人に話をすると、日本人は節操がないとか、無信心だと言われる。
その時日本は八百万の神がいる国だと言うと判った様な判らぬような顔をする。
然しそう言う私も彼らの言う事も当たっているような気がしないこともない。
しかし、日本人は原始的な信仰かも知れないが、生き物であれ山、河、海であれ、そこに神が宿っていると考える。
それが古来の神道の他に儒教、仏教、キリスト教を日本人が抵抗なく受け入れる素地があると思われる。
一方、中東、欧米の人達は、神も一つ、真実も一つと考えてる。
日本人はどのような神も存在し、自分の信じている真実は実はそれが絶対でもないかも知れないと考える。だから他の宗教や宗派を認め受け入れることに抵抗がないのも当然だ。(多分、仏教の一部の宗派を除く?)
<<イラク戦争と以後の紛争について>>
今度のイラク戦争は、見方を変えれば、同じ神を信じている国同志の戦いだ。
つまり、自分の信じることが絶対と考えて自国なりの大義を持ち込もうとする米国のネオコンと、イスラム教を信じ、その戒律を守ろうとする、イラク国民のの戦いである。
また、現在のイラクの混乱は、同じ神と、同じイスラム教の創始者を頂くシイア派とスンニ派との勢力争いの戦いであると言われている。
このような考え方や価値観の差からくる分派間の争い(表面上は利害関係からくる部族間の争い)を解決するには、アフガンの例を待つまでもなく、長い年月を必要とし、それまでに多くの犠牲を払わねばならぬだろう。
特にこの紛争の主な攻撃の手段となっている自爆テロは、それを指示した人の考えは何であれ、それを実行する人は、強い信仰心がなければ出来ぬ事で、神の為に同じ神を信じる人達を犠牲にすると言う悲惨なことになっている。
<<日本人の考え方、価値観を世界の人に判って貰おう>>
ここで、もし日本人の考え方、自分の考える真実は絶対でなく、より真実に近い真実があるこも知れない、だから相手の考え方も十分に尊重すべきだとと言う、日本人の考え方を彼らに判って貰えれば、中東に平和の訪れる時間がもっと早くなるかも知れない。
然しこれまでの意見は、単に素人の私のお粗末な思いつきに過ぎない。
これからは日本の哲学者、仏教、神道の関係者の出番だ。
カント曰くとか、葬式仏教がうんうんとか、神道の考え方では戦犯の分祀は出来ないなどの議論も大切とも思うが、どうか世界に眼を向けて、日本流の考え方を世界中に知って貰うように努力して貰いたいものだ。
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