手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

野田総理将に政治生命を掛けている

2012-06-22 19:03:30 | 政治
 税の一体改革、野党との折り合いをつけ成立の段取りは整った。

 だが、党内は分裂状態。小沢さんは反対に回ることを宣言している。除名を覚悟の上という。その場合は新党を立ち上げる決意らしい。

 野田さんは、最後まで党の融和を求めると思うけれど、法案は通すでしょう。

 その場合、小沢派が離脱すると過半数割れの政権与党になる。

 そのことを覚悟しての法案成立へ向かうと思う。この法案が成立すれば野田さんは思い残すことが無いと思う。結局解散総選挙へと道のりは決まったといっていいのでしょう。

 この法案の採決の場面も興味が在るけれど、解散総選挙になったときの勢力分布がとても読みにくい。民主党が割れて、民主党と自民党の大連立内閣ができる可能性が高いのじゃないでしょうか。今の状況で単独過半数は難しいと思う。石原東京都知事が新党立ち上げみたいなことを言っているけれど、立ち上げたとしても、何の新鮮さも感じられないものになりそうだ。

 野田さんの民主党も割れたままでは到底届かない。自民党も同じだ。今回の一体改革で自民党の取った態度は余りにも露骨な政権闘争みたいなもので、日本の未来を見据えての大きな指導力など微塵も見られなかった。やはり、今の日本の現状を打破して、苦しくても揺るぎない国家体制を作り上げるべく、リーダーシップを発揮してきたのなら、それなりの評価はするけれど、今回はこれで民主党を分裂させ、総選挙に持ち込み政権奪取へ向かおうというみえ見えの妥協でしかないように思う。

 野田さんは、将に政治生命を掛けて、立ち向かっている。この道筋を立てることは本当に大変なことだし、しかしやらなければならないことなのだ。今ここで道筋が決まれば、今後の政権与党にとっては、大変有難いことになると思う。

 野田さんは、これで総理の椅子も明け渡すことに成るかもしれない。でも言ったことをやり遂げたのだ。多分、そうなっても本望だというでしょう。

 増税で選挙に勝てない、そんなことを言っている人に政治を任すことは出来ない。
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